さて・・・・・この二週間で、
いろいろな街を訪ねました。

新潟市・川越市・岡山市・
神戸市・大阪市・名古屋市・
静岡市・長野県東御市などなど・・・・・。

ご相談の件数は、
この間で21件ありました。

21件分の人生があり、
21件分の困窮があり、
21件の紆余曲折があったんです。

思わぬ属性の事業主、
意外な人物からのご相談がありましたので、
本日はそれをテーマに書こうと思います。

岡山市内で不動産投資家向けに
約40人ほどをお相手に
120分お話させて頂く事は、
事前に当社HPにて告知してあったので、
そこをめがけて、
広島市内の事業主から
メッセージを頂いていたんです。

Vさんです。

「いつもメルマガを楽しみに拝読しています。
〇〇市で工業用資材を加工・販売している
40代の二代目経営者です。

父と二人で14名ほどの社員を
まとめながら切り盛りしています。

たちばな先生が、
岡山においでになる事を知り、
”是非この機会に!”と思い、
勇気を振り絞ってメールした次第です。

是非、岡山に参りますので、
面会の時間を作って下さい。
よろしくお願い致します。」

こんなメッセージを頂き、
岡山駅内にある喫茶店で
お目にかかったんです。

お父様も一緒においでになったんです。
社長がお父様。Vさんは専務。

年商約7億円の企業。
広島県内で事業を始め40余年。
調子が良い時は15億円ほど
売り上げがあったとの事。

高度経済成長期になぞるように
業績を拡大してきたが、
バブル崩壊後に長期にわたる低迷。

起死回生をはかるために、
首都圏の大手事業再生コンサルタント会社と契約し、
数年にわたり尽力。

一定の成果は生みだしたが、
それより売り上げ下落のスピードが早く、
キャッシュフローをなかなか生まず、
コンサルフィーの捻出に
支障をきたし始めたころに、
コンサルタント料の減額を要請したところ、
その会社に契約を解除通告され、
現在に至る、との事。

6億円ほどの借入金の返済交渉について、
約二年にわたり銀行との交渉を続け、
現在は元金を据え置いて
毎月240万円ほどの利息を
支払っているとの事。

通常の元利返済では六百数十万円ほどに
なっているはずなのを、
大手コンサル会社が
リスケ交渉のサポートをしてくれて
240万円になった、って言うんです。

当初はそれでよいと思っていたが、
だんだん業績が下がり、
後になってその240万円の返済も
キツくなってきた。

さらなる減額交渉を
コンサル会社に協力要請し、
同時にコンサル料の減額も要請したところ、
そのコンサル会社に
サジを投げられてしまった、
と主張するのは社長であるお父様。

息子のVさんも、その話を聴きながら、
思い返すようにウンウンと頷いています。

社長さんは、もうすぐ70代。
少し足が悪いらしく杖を突いています。
息子さんは40代半ば。

「世代交代をしたいと思っているが、
今の状況では、
息子に責任をおっかぶせるようで
息子に申し訳ないから、
命ある限りワタシが社長を務め、
ワタシが死んだときの進路を
息子に一任しようと思っている。」

ってお父様がおっしゃるんです。

そのお父様の決心を
始めてVさんは聴いたらしく、
驚きの表情を隠さず、
Vさんはお父様の顔を凝視していました。

こういう「親子愛」を見せられると、
ワタシもフツフツと
こみ上げるものが出てまいりましてね。

「是非、我々に救済させて下さい。」
って言ったんです。

「Vさん、お父さん、
御社の取引銀行の融資担当者や
支店長さんにざっくばらんに
お聞きになってみてください。

”あなた方が担当している取引企業で、
リスケしてその後
通常の約定にもどして復活して
業績が回復した企業が何件あるか教えてくれ”

って。

おそらく無いんじゃないですかね(笑)。

あっても一社か二社程度。
失礼ながら広島の信用金庫あたりでは
成功事例なんか無いと思いますよ。

リスケというのは、
貸金業者から取引企業に対する決別通告。

だって・・・
貸金業者がカネを貸したくないから
リスケに応じるわけなんであってね。
当たり前の話。

Vさんの会社に資材を納入する企業が、
”もう今後納入しない”
って言っているのと同じでしょ?

だから、その信用金庫は、
Vさんの会社には
必要のない存在でしょう?

だから、リスケなんか
バカなことをやめて
返済そのものを停止すればいい。

保有している不動産を
債権者側にさし押さえさせれば、
これは代物弁済。

”物に代えて弁済する”
って言う事ですから、
立派な弁済行為。

債権者の意向には沿っていませんが、
国内法には沿っています。

また、リスケが”救済措置”として
事業再生コンサルを名乗る方々が
次々とリスケのサポートをしていますが、
リスケは決して救済措置ではありません。

だって・・・
リスケしたら借金が終らないでしょう?

元金も利息も両方とも
返済止めたら5年で解決しますよね?

借金問題をどうにかしたい、
っていうVさんの会社の目的に対して
リスケは手段として
間違っている事がわかりますか?

ましてや、お父様は
借金問題が原因でVさんに
社長を引き継げない、
って考えているんだから、
なおさらリスケしちゃダメだし、
返済止めるしかないでしょう?

そしたら5年、
長くても10年では解決するんですよ。

大手コンサル会社と契約したのが、
平成19年みたいですけど、
それから8年経過していますが、
もし契約当時にそのコンサル会社が、
リスケ方針を立てずに
我々のような提案をしていれば・・・・
もう解決しているか、
もしくは”あと二年だね”って
言っていたと思いますよ。

この間、通常通り
仕事を続けている前提で
我々の提案と大手コンサルの提案との
比較をすれば、
240万円が1年で2880万円。

それが8年ですから・・・・・
キャッシュフローメリットは
2億円を超えます。

8年間、
良かれと思ってやっていた
リスケ行為が、
実は国内法上大損を生んでいる、
という事です。

この間に従業員さんの首切りや、
ご自身の報酬を
減額されているようですが、
とんでもない話。

残った従業員さんは
今も社長に協力して、
この難局を乗り切ろうとしている。

そんな大切な方々の給料を
減額して、”カネ貸さない”って言っている
銀行に払うって・・・
いかに罪深いことかが
お分かりになりませんか?

自身の役員報酬を減らして・・・・
なんて言っていますが、
カッコつけただけ。

家族の食い扶持が
減らされているんですから、
社長失格。

それでいながら
銀行にはきちんと支払う。
支払ってもカネ借りれないのに。

大きく優先順位が間違っているんです。

大手コンサル会社を
選択した理由の一つに、
”銀行出身者が多いから”との事で、
銀行の内情を知っている事で
有利に交渉を・・・・
とお考えになったようですが、
基本的には逆の話。

すべてとは言いませんが、
大半の銀行出身コンサルは、
リスケ程度しかできません。

銀行と喧嘩する覚悟が無いから。

実際に6年ほどあなたは
大手コンサル会社と付き合ってきて、
現状ワタシに救済を求めて
広島からわざわざ岡山にいる
ワタシに会いに来た。

これが一つの答えですよ。

まぁもっとも、
ワタシは元新潟の
小売業のダメ社長ですけどね(笑)」

現在、すでにこの広島の会社は、
すでに当方と契約され、
間もなく準備を終え、
返済停止を実行します。

そんなに手のかかる事ではありません。
法的には債務者側が守られているから。

そして、この会社は
今まで毎月240万円発生したコストを、
今後ゼロにして
毎月240万円の収支改善をしながら
事業の蘇生をはかるんです。

5年経ち、10年経った後に
時効が完全に成立してから、
蘇生した事業の儲けの中から
債権者に対して、

「あの時はすまなかったね。
時効は完全に成立しているけど、
いくらかお支払いします。」

って言えば彼らは絶対に受け取るんです。

これが事業再生であるべきだと考えています。

だけど、現状は・・・・・・・

国内で【事業再生コンサルタント】を
名乗っている方々のほとんどは、
実際にやっている事は【リスケ屋】。

こんなことで事業再生を名乗っているんです。

だから我々は
再生コンサルを名乗らないんです。

我々は資金繰り支援コンサルタントです。
再生させるのは社長自身。
事業主自身。
我々はその手助けをするにすぎません。

一方で、様々なコンサル会社と契約し、
後に破談になり・・・・
を繰り返した企業や事業主が、
最終的に我々と契約し、
事業が落ち着く、
という事例は枚挙に暇がありません。

また、SNSなどでも、
明らかに銀行出身の
再生コンサルとつながっているのに、
自身の資金繰り相談が
ワタシのところに来ている、
という事例も現時点でも20件ほどあります。

「再生」

という耳障りの良い言葉にほだされ、
後にその実力に気づき、
落胆してから、
そののちに我々のところに
行きつく・・・・
という事です。

押しなべて、我々の方が良い、
というわけではありません。

再生の形はいろいろあり、
事業主のニーズもそれだけではないからです。

それを全部抱え込んで、
「ワタシが全部再生します!」
なんて言っているコンサルに
胡散臭さを禁じ得ないのです。

ワタシはフォルムが胡散臭いと
良く言われますが、
資金繰りにワタシのフォルムは
関係ないんですよ(笑)

法律の・・・・・
借入金のホントの事を知って下さい。

資金繰りは必ず改善します。
借金返済を停止すれば。
大企業はたくさんやっている。

それが再生の近道であることを知っているから。

知らないのは個人や中小企業ばかりなり。

大企業がやっていいんだから、
あなたがやったっていい。
そしてワタシはそれをやりました。

今日も明日も、何の訴追も受けない。
愚直なまでに国内法に基づいているから。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!

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ありますのでご容赦下さい。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ