さて・・・・
先日、福島県内のとあるご夫婦から
Skype面談の要請を
受けましてお受けしたんです。

PC画面の向こうには、
40前後のご夫婦。

EさんとE子さんご夫妻です。
お二人には小学3年生の男の子が一人。

お二人は現在離婚を検討中。
子供の親権については奥さんが握り、
養育も奥さんがされて行く事で合意。

現在は、これまで双方が
共に暮らしてきた
ご自宅についてのご相談でした。

夫のEさんは、

「家を妻や子に明け渡す事には同意。
養育費も支払う。

ただ、今後の残ローンの
支払いについては払いたくない。

妻が負担するべき。
家を手放してお互いに
新しい人生を歩みたい。

妻にも実家はあることだし、
そこに住んで少しでも
節約をしながら暮らしてほしい。

こちらの収入にも限りがある。

しかし、自宅売却後に残った
残債については
お互いに協議を続けたい。」

との事。

妻のE子さんは、

「離婚を切り出したのは夫の方。

慰謝料を請求するわけではないのだから、
残ったローンの支払を継続して欲しい。

そのくらいの主張は
こちらがしても良いのではないか?
こちらは何も悪くない。

夫のわがままに対応するだけなのに、
こちらに新しい資金負担が
発生するのは納得がいかない。」

との事。

簡単に書くと、こういう事ですが、
人間は感情の動物。

お互いに表情豊かに、
語尾を荒げ、
ワタシのPCの画面の向こう側は、
「半修羅場」と化していました。

ワタシもはじめは、

「まあまあ・・・・(;´∀`)」

なんて、仲裁っぽくしていましたが、
後にだんだん嫌になって来たので・・・・・

「あのぉ~・・・
喧嘩は面談終わってからに
してくれます?
こっちも聞いていてシンどいですわ」

って(笑)

それに続いてアドバイスしました。

「自宅のローン残債が2700万円。

月額ローンが11万円。
4LDKの間取りで親子二人って・・・
奥さん、大きすぎません?

奥さん、今までも
お仕事はしていたみたいですけど、
今後は旦那さんの
育児面での資金応援があるにせよ、
今後はもう少し外で
収入を得る時間は長くなることはあっても、
短くなることはないでしょう?

必然的に自宅に滞在する時間が
短くなるのですから、
お掃除する面積は
少ないほうが良いのでは
ないでしょうか?

一般論ですが、
お子さんは男の子。

あくまで一般論ですが、
今後更に成長したって
家事を手伝う事は考えにくいし、
更に家を汚す傾向が強くなるでしょう?

お掃除はじめこなす家事面積は
少ないほうが良いでしょう?

今後もし再婚する事になったら、
次の旦那さんだって
この家に住むことは
良しとしないでしょうし、
無理にこの家にこだわる必要は
ないと思いうのですが・・・・。

来月からローンの支払を止めれば
毎月11万円浮きます。

差し押さえられたって
売れるまで最低一年はかかる。

売れるまで住んでいていい。
売れなきゃずっと住んでいていい。

一年きっかりで
スムーズに売れたとしたって、
手元には11万円×12か月で
132万円残る。

ここからは想像ですが、
福島県内で、
震災の影響も踏まえて
一般的な10年以上経過した住宅で、
そんなにすぐに
買い手がつくとはあまり思えません。

二次競売・三次競売・・・・
ってなればどんどん値段が下がる。

その間も買い手がつかなければ、
奥さんは、11万円がたまり続ける。

債権者からの返済請求は
書類で届きますが、
紙が送付されてくるだけの話。

箱に入れてしまっておけばいいし、
債務者として、

”家を売って弁済しようと思っている。
債権者さん、
頑張って早く売って下さいませ”

って主張する事は、
立派で誠実な弁済の理屈ですよね。

物に代えて弁済するという
代物弁済という立派な弁済行為ですよね。

それに債権者が
納得いくか行かないかは
債務者には関係ない。

債務者として極めて
合法的に対応しているのですから。

売れるまでに時間がかかるし、
その間にお金は溜まるのだから、
引っ越し費用は捻出できるし、
新しい住まいを賃借する
敷金や礼金にも使える。

そして二人の生活に合った
スペースでお掃除スペースも減る。

福島県の〇〇市だったら、
2LDKくらいだったら、
11万円になんかならないでしょう?
半分くらいじゃない?

どっちにしても
かなりコストが浮きますね。

賃借になるんだから
固定資産税だって払わなくていいしね。

その方が旦那さんだって
応援しやすいでしょう?

旦那さん次第ですが、
そこで浮いたコストの一部を
養育費に廻せば、
お互いにメリットありますよね。」

いつしか、
ご夫婦の口喧嘩は止まっていました(笑)

「そんな事をやったら、
銀行やローン会社は
家に乗り込んでくるのでは?怖いです!」

って奥様が言うので、
お答えしました。

「債権者が法的に実行して良い
債権の回収行為って、
厳しく法的に
取り締まられているんです。

そもそも、電話や面会も含めて、
債権者が回収行為を
実行して良いのは、
8時から20時までって
決まっているんです。

それ以外の時間帯に
回収行為をしたら、違法です。
金融庁に報告して下さい。

また、当事者の一方が
契約上の義務を履行できない場合、
相手方が法的手続きを経ずに
自分の力で
弁済させようとすることは、
自力救済の禁止といって
法律で禁止されているんです。

だから、たかだか住宅ローンが
返済できないくらいの事で、
ドカドカ家に乗り込んでなんか来ないし、
もしそれをやったら・・・・
お巡りさん呼んでください。
違法行為なんだから。

そういう時の為に
弁護士さんを付けておくのは
有効だと思いますよ。

代理人だけをやって頂く、
という事です。

ワタシは弁護士じゃないから、
代理人行為は出来ないですよ。

8時から20時の間に
お越しになったって、
奥さんにお金が無いのは
うそじゃないでしょう?

だから、

”家を売って弁済しようと
しているんです。

その他にお金が払える状況になったら
ご連絡しますから
今日のところはお帰り下さい。

子供がおびえますので。”

って言ったら、
しばらくは来ませんよ。

ずっと来ないかもしれない。

何回も来たって、
何回も同じ対応すればいい。

逃げれば追いかけてくるんだから、
逃げずに毎回毎回対応すればいい。

女性ですから、
一回大きな声で泣いてみるのも良いかも(笑)

債権者は困って
督促状に切り替えますよ。

”それなら部署を代えて
一括請求しますよ!”

って言ってくると思うので、
そしたら

”むしろお願いします。
こちらは住宅を売って
弁済しますので”

って答えればいい。

部署が変わったからって、
違法な回収行為を
していいわけじゃない。

法律はみんなに一緒。

三か月ほどの期限の利益を
喪失しちゃえば、
忘れたことに紙切れが
定期的に送られて来るだけの話。

奥さんとお子さんの生活は
何ら変わりません。

債権者は、
口座や給料などなど・・・・
差し押さえようと画策しますが、
それらにはすべて対応策があります。

銀行口座を変えればいいし、
新しい職場を債権者に
教えなければいい。

なんでもかんでも
債権者に教えなければいけない
義務は債務者にはないからね。

それでも怖いって言うなら、
今から引越して、
住所変更は少し先送る。

郵便局に転送願いだしておけば、
郵便物は新しいところに届くし、
住所変更を遅らせる、
もしくはしない事は
違法行為ではないでしょう?」

「旦那さん、
誠実に約束を守って
奥様に養育費や家賃を払う事は
誠実に行って下さい。

旦那さんの収入が減るか、
無くなるかの環境が発生すれば、
これはすべてうまく
いかなくなってしまします。

お互いに離婚する事で
不幸になってしまっては、
元も子もない。

お子さんが成人するまで。

もしくは奥様が再婚されるまでは、
頑張って稼ぎましょうね!」

幸い、旦那さんの事業は順調。
収入も・・・・まぁある方。

震災の復興関連で、
売り上げが伸びている模様です。

頑張って事業を
維持していってほしいなぁ・・・。

画面の向こうの端っこに、
無邪気におもちゃで遊ぶ息子さん、
両親が離婚するって、
まだ知らないみたい。

ワタシは離婚した経験が
無いからわからないけど、
離婚を告げる両親も
それを聞く子供もツライんじゃないかなぁ~。

いまどき、離婚なんか
珍しくもないんだろうけどさ・・・。

当家も今年の5月に
結婚10周年を迎えました。

おかげさまで当家は
円満に家庭生活を維持していますが、
我々夫婦がもし離婚を協議するとしたら・・・・。

ワタシは寒気を憶えます!

なぜかって??

だって、家も生命保険も
現金もクルマも・・・・・
ワタシのモノは
一つもないのですから!(笑)

それこそ身ぐるみ
全部剥がされて、一文無し!

ですから、
ワタシは今後も妻に・・・・
絶対服従です。

最強の債権者ですからね!(笑)

銀行なんかよりはるかに強いですよ(;´∀`)

ワタシは6億円の負債を持つ、
多重債務者。

ワタシが資産等を保有すれば、
それは債権者に
格好のターゲットになります。

ですから、ワタシはこの世に
”換価価値”のあるものを
一切所有していません。

所有すれば、
それは差し押さえになるから。

でもね、
この世の換価価値のあるものって・・・・・
ほとんどが、
所有していなくても
使用が出来るものばかりなんです。

ワタシのやっている事が
”詐害行為”になるかって?
なりません・・・・・
って言うかなっていません。

だれもワタシを告発しないから。

告発されてもいいです。

今まで、セミナー聴講に
来てくれてそれを指摘した
弁護士さんに言いました。

「もし本当にそう思うなら、
ワタシを告発してみればいいですよ。

そしたらわかりますよ。

でも告発して
それが立件できなかった時・・・・
それは重大な人権侵害になりますけどね。

今度はこちらが仕掛ける番になりますね」

自宅はそもそもワタシのモノではないし、
生命保険の契約者変更なんか、
日常の契約行為だし、
車なんかは車検証見れば、
そもそも使用者と所有者の欄が
分かれているんだから。

今現在、
ワタシはいくらか収入がありますが、
それは株式会社MEPたちばな総研で得た収入。

過去に経営していた会社とは別のもの。
関係が無いことは法的に明らか。

今後の上記のE夫妻の問題は、
借金の問題ではなく、
お互いの感情の問題に変わりました。

そこから先はこちらは専門外。

「これでSkype面談終わって良いですか?
終わってから、
好きなだけ喧嘩して下さい。

こっちは関係ないから。
じゃーねー(笑)」

面談時間は80分。

一応2000円を
支払って下さるって言うので、
当社の銀行口座を教えましたが、
入金になるかどうかは解りません(笑)

この夫婦の問題は「負債」から
「夫妻」に変わりました。
感情の問題だからね(笑)

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ