三か月ほど前に、
当社HPにお問い合わせくださった方のお話。

東北地方で、
生花業を営む50代男性のZさん。
数日後にSkypeで面談していました。

1億円ほどの売上規模ではあるものの、
借入総額は1億5千万円。

80代のお父様が会長でZさんが社長。

母親や妹、
叔父さんなども複雑に絡み合い、
各々が金銭や土地担保などを
拠出している状態。

会長が社長時代には、
まだ情勢も良く、
和気あいあいと事業展開をしていたようですが、
Zさんが後を継いでからは、
社会情勢の変化もあり、経営が悪化。

徐々に家族の関係もギクシャクしはじめ、
現在は各々の関係性はあまりよくない様子。

社長さんである
Zさんの手腕に疑問を呈したり、
資金の引き上げを要請したり、
経営責任は追及しようとしたり、
勝手にスポンサー探しをされたり・・・・
Zさんは疲れ切っていました。

Skypeの画面越しにも
それは感じて取れました。

話している間も、
大きなため息をつくんです。

その際にワタシは・・・

「一度そちらに伺いますよ。
ご家族そろってワタシの救済案を
聴いていただきたい。

家族がチームになっていないと、
上手くいくものもいかなくなってしまいます。」

って提案したんです。

一度はZさんは、
それに向けて数日動いたんですが、
粗悪になった人間関係の中で、
朴訥な人柄なZさん。

彼の説明が不十分だったこともあったと思います。

「東京から、
ワケのわからんコンサルタントが来る。」

というだけで一斉に反発を食らったらしく、
ワタシの東北訪問はご破算になっていました。

先日ワタシが「仙台に行く」、
という文章をしたためたのを
Zさんがお読みになり、再びワタシにメール。

「仙台まで出かけるので、
直接たちばなさんに会いたい。」とZさん。

「ご家族・・・せめてお父様とは
一緒に会ったほうが良いと思いますよ。」

と事前にアドバイスしたんですが、
先日お目にかかった時、
Zさんはお一人でした。

まぁ交通費をご負担いただいても
ワタシに会いたい、というのですから
お断りする理由も無いので、
いろいろと現況をお話伺いました。

お父様の意向、妹さんの意向、
叔父さんの意向、お母様の意向、
本人の意向・・・・・みんなバラバラ。

ZさんはSkypeの時と同様に、
大きなため息をつきながらワタシに話します。

Zさんの事業所は
一部社会保険料の未納があり、
ワタシと会う前日に、
売掛金の約200万円が
差し押さえになったところでした。

これもZさんのため息を
誘引する大きな要因だったと思います。

三か月前にのSkype面談の段階で
手を打っていれば、
避けられた事態でした。

このタイミングでの200万円の損失は本当に痛い。

それでもZさんは、
ご親族の方向性を一致させる動きが取れません。

ワタシからいくつか救済案を提案しました。

・返済を停止して、債権者に一度、
不動産を差し押さえてもらう事。

・その後も商売を続け、
返済停止した分で内部留保を確保する事。

・役員の変更

・第二会社の設立

・会社登記場所の検討

などなど・・・・・
多くをかけませんが、
こんな事を提案したんです。

これをする事により、
Zさんの意向にそぐわない、
親族の排除をする事が出来るんです。

ずっと排除するんじゃないんです。

いずれ時を経て、
その親族の意向に沿う形にする為に、
一時的に黙っていて貰う、という事です。

「そんな事が・・・・家族の意向を思うと、
踏ん切りがなかなか・・・・」

Zさんは躊躇します。

「Zさん、その躊躇が続いたからこそ、
200万円が差し押さえられたんですよ。

あなたは200万円損したんです。

売上200万円が損したのではないですよ。
利益の200万円を損したんです。

あなたのご商売での
利益200万円ですから・・・・
売り上げベースでは
500~700万円ほどの
損失ではないでしょうか?

あなたが躊躇したことで、
今の状況を招いたんです。

出口戦略を持っていないあなたに、
ワタシが出口戦略を提案しました。

やるかやらないかは
あなたが決めていいですよ。

でももしやらなかったら、
あなたはまた差し押さえられる。

そこを考えなければいけないです。」

Zさんは考えます。
コーヒーを飲みながら。

考えたって意味ない事は
解っていると思います。

Zさんが言いました。

「たちばなさん。
ワタシはあなたが憎いです。

楽しそうにあちらこちらに出かけて
楽しそうに仕事をしているあなたが。

うらやましいからこそ憎いです。」と。

「憎んでいいですよ。
憎んでワタシの提案を受けるのなら
憎んでください。

数か月後にその憎しみは消えていますよ。
我々の提案を受ければね。」

ご親族の了解を得られない、
とZさんが言うので、
それなら了解受けずに進めるしかない。

Zさんは決心固めたようです。

来月本格的に都内で打ち合わせを致します。

過程については親族には我慢してもらって、
数か月か1年後くらいに、
みんなが満足する環境を作っていればよいのですから。

国民の三大義務

・勤労
・納税
・教育

三大義務の中に、
「借金返済」は書いていないね。

じゃ、これは後回しでいいや!
という発想をZさんに持ってもらいました。

納税は大変重要な事だけど、
人間らしい生活を阻害してまで
納めるべきだろうか?

脱税は犯罪だけど、
悪意無き人間の税の「滞納」を
取り締まる法律は無い。

じゃぁ少しだけ待ってもらおう。

こそこそ逃げ隠れせずに、
税務署に説明に行けばよい。

逃げるから追いかけてくるんだ。
きちんと出かけて窮状を説明すれば、
わかってくれる。

交渉には少々のコツがいるけどね。

Zさんは、経営者として、
借金返済と税金納付と
社会保険料納付に終始する日々を送っていました。

これは、
「過去の清算」という業務なんです。

しかし、事業というのは
「未来の投資」について、
思案を重ねるものです。

未来の事を考えるのに、
過去の事を気にする経営者が大半の日本社会。

我々は、未来の話を進めるために、
過去の清算は後回し、
が基本的な考え方です。

未来の話が進んでいけば、
後々になって過去の清算はキチンと出来ます。

過去の清算に執着する余りに、
未来の話が削がれたのでは、
過去の清算すらできなくなってしまう事は多いです。

率直に申し上げて、
Zさんはまだ迷っています。

来月の本格的な打ち合わせも、
どんな打ち合わせになるのやら・・・・。

朴訥としたお人柄のZさん。

ご自身で「私は商売に向いていない。」と
評価されています。

でも、その自己評価自体が、
自分のクオリティやレスポンスを
阻害してしまう要因になってしまう事に、
いずれは気が付かなければいけない。

だって・・・・・それによって、
策を講じず、200万円もの大金が
取り上げられてしまったのですから。

Zさんのお人柄についても、
「過去の清算と、未来への変化」を
お願いしなければなりません。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ