こんにちは。たちばなです。

同じ人物でも、
時に債権者としての思考回路と、
時に債務者としての思考回路って、
全然変わっちゃうんだなぁ~って
思いましたよ。

これまでに、
「銀行出身の多重債務者」っていう
人種の相談には
10件少々乗って来ました。

今回ワタシが
ここに書きたくなった事は・・・・
銀行出身者のほとんどが、
そこで従事された担当以外の知識が
ほとんど無かった、という事。

別に銀行出身の
ご相談者を批判しているんじゃないんです。

今まで、担当以外に携わる業務を
してこなかったのだから、
知らない事は悪い事じゃない。

ただ、銀行出身者の
お悩み相談は何件もやっているんだけど、
サグリを入れてみたりする。

「ここら辺は知っているかなぁ??」とか、
「この辺りはどうかなぁ??」とか。

みんな、驚くほど
金融の知識が少ないんだ。

事業に関する知識も本当に少ない。

「銀行出身者」とはいえ、
お悩みのご相談者ですから、
ワタシもご相談者のプライドに
配慮しながら話は進める。

ワタシが話す事のほとんどを、
目を見開いて驚くんだ。

ワタシの感覚からするとね・・・・
金融業界に従事する人って、
金融の裏も知っているだろうから、
自身が持っている知識を、
逆に使えばワタシのしている仕事なんか
すぐに出来そうな気も
しないでもないんだけど・・・・

残念ながらそうじゃない。

組織が大きくて、
役割が細分化され過ぎていて、
自身の担当する事以外は
ほとんど知りえないんだ。

組織も、そうさせようと
計らっているようにすら思える。

ワタシは、
元石油業界に身を置いていた、
元レンタルビデオ屋でしかないので、
銀行の内部については知識が無い。

今、ワタシがセミナーで話している
銀行の内情なんてものは、
銀行出身者との交流を深め、
得た情報を話しているに過ぎない。

ワタシが小売業に従事していた頃の
新潟の某銀行の融資担当者・・・・

「居丈高で、
偉そうに説教垂れるヤツ」

・・・・って言うのがワタシの印象。

当時のワタシは思ったよ。

「この方々は、会社について
詳しく知るエキスパートだから
逆らう事なんか出来ない。」って。

でも現在、
自分が今の仕事に従事していて
ご相談者として接する
元銀行の融資担当者は、
驚くほど気持ちが荒み弱っている。

そして、ワタシの話す事に驚くんだ。

ワタシが話す事が、
一般の業種の方が取るリアクションと
変わらないんだ。

つまり、知識量が少なく、
マネーリテラシーが貧困である、という事。

複数のご相談者が、

「銀行にそのように対応するのは
強硬過ぎませんか?」

ってワタシに言うんだけど、

「そうしなければ
自宅も維持できませんし、
職場の給料も差し押さえられますよ。

やる事の恐怖はあるでしょうが、
やらない事の恐怖も考えなければいけません。」

って言うと、
我々の神輿に乗るかどうかを悩む様子は、
他のご相談者と変わらない。

全然変わらないんだよ。
ビックリするくらい。

現在、銀行と折衝している事業主さん、
彼らの持っている知識は驚くほど少ないよ。

「ヒト・モノ・カネを使って・・・・」

なんて一丁前に講釈たれるヤツほど
対して勉強していない。

そして、
事業の内容が悪くなればなるほど、
事業主は卑屈になり、
融資担当者は居丈高になる。

「融資は投資」なんだよ。

事業主のあなたは、
銀行に投資をされたんですよ。

投資の失敗責任は自己責任、
これは社会の常識。

だから、
カネは貸したヤツが悪いの!

だから債務整理なんか
しなきゃいけない奴は日本にはいないの!

楽でない「資金繰り」に
追われている事業主各位。

「オレは銀行に投資されたんだ!」
と言い聞かせて下さい。

事業が上手くいけば、
事業主の功績。

事業が上手くいかなければ、
貸し手の責任。

法律はこれを「是」としている。

明日以降も、
前向きにお仕事をされて下さいませ(^-^)

————————————–

二年前くらいに知り合い、
その後数回ワタシのセミナーを
聴講された首都圏地域の
30代事業主であるNさん。

起業しましたが、
一年ともたずに採算が合わず
廃業された方。

本人に保有資産は無く、
預貯金が多少ある程度。

最初のご相談は一年半くらい前。
子どもも小さく、本人もまだ若い。

「Nさん、返済している資金を
育児の資金に回しなさい。

あなたは女房と子供の為に
稼がなければいけない。

信用金庫に楯突く事になんかならない。
保証協会が弁済してくれるんだから。

キミが返済できなかった時に
保証協会が代位弁済する事を前提に
カネを借りたんだから、

キミが返済を止めて、
保証協会が信用金庫に弁済する事は
契約通りの話じゃないか。

だから誰にも迷惑を
かけることは無いから返済を止めなさい。

保証協会に迷惑がかかる!?

保証協会の財源は税金だよ。
迷惑かかるとは思えないけどね(笑)」

という口添えの元、

「ほっとけ案件」として、
Nさんから相談が来るたびに、
「ほっとけ」を言い続けています。

ほっとく以外にない。

ゴールデンウィーク中にも一度
問い合わせが来たっけ。

「心配だ」って。

「心配だと思うなら払えよ。
でも払ったら借金終わらないぞ。

オレはキミの人生に責任無いから
どっちにしても困らんよ。

でも、払ったらキミは
気が楽になるのかも知らんが、
子どもの資金はその分減るぞ。

自分だけの為に生きるなら払えよ。

子どもの為に生きるなら
払ってはいかん。

財源が税金である事を
今一度考えなさい。優先順位を。」

こんな事言って、
返済を思いとどまらせた記憶がある。

そんな彼から
こんなメッセージと添付書類が来た。

メッセージは原文そのまま。
本人了解のもと公開します。

————————————————–
おはようございます。

公庫(裁判所)と信金・保証協会から
通知が来たのでご報告です。

不安になったわけではありません(^^)

公庫⇒裁判所からの判決
信金⇒相殺通知
保証協会⇒代位弁済の通知です~。

次に助かる人の参考になれば、
という思いですm(_ _)m
————————————————–

ワタシからこのように返信した。

—————————————————

? ほっとけ。

そして、あらためて
昨日と一昨日のオレの投稿を読め。

なにもするな。
わかってると思うけど。

書類報告ありがとう。
匿名性を確保して近々に投稿させて下さいm(_ _)m
————————————————-

Nさんは、我々の考えを良く理解している。

「ほっとけ」の有効性を
すごくよく理解できている。

そして、自身の経験が
次に続く困窮者に有効な情報となる事を
良く理解しているんだ。

前回も書いたけど、
裁判を起こされる、
という事は「終わりの始まり」を意味するんだ。

訴状含めて裁判所や債権者から手紙が来ると、
ガタガタ震える人が多いんだけど、
そうじゃない。

「あ~・・・終わりが始まるんだな。
ゴールが近づいた!」って喜んでいい。

保証協会付き融資が、如何に歪み、
如何に馬鹿げた融資制度であるか、
という事は、ワタシは過去に書いています。

事業主や債務者への有益な情報として。

そして・・・自分への備忘録として。

長文ではありますが、
こちらをお読み頂ければ幸いです。

大変に重要な知識であると思いますので、
過去にお読みになった方も、
再読いただきたく思っています。

そのくらい知っておいて頂きたい内容と思っています。

全部読むと30分くらいかかるかも(笑)

でも、良く理解して頂きますと、
「有事の際の資金繰り改善」
に大きく寄与する事でしょう。

case 366「信用保証協会の歪みと闇・その1とその2」の件

case 367「信用保証協会の歪みと闇・その3とその4」の件

case 368「信用保証協会の歪みと闇・ファイナル」の件

初回のアドバイスから一年半・・・・
Nさんの子どもはすくすくと成長しているようだ。

微笑ましく思っている。

「借りたものは返す」のは日本の常識。
そんなのオレだって知ってるよ。

でも、Nさんはそれをやったら、
彼の子どもがどんどん痩せ細っちゃう。

あなたがNさんだったら、
どっちを優先する!?

建前じゃないんだよ!?
本音なんだよ!?

建前だけじゃハライッパイならないんだよ!!

「優先順位を考えてよ。」って
ワタシは日本社会に強く言いたい。

死んでお詫びなんて時代錯誤も甚だしいよ。

—————————————–

たちばなです。

テレビ朝日系列の番組で、
「しくじり先生」って言うのを観たよ。

関西お笑い芸人の
「かつみ・さゆり」の二人が出ていた。

芸能界って・・・
やっぱりフツーの世界じゃないな、
って思ったよ。…

こういう事が堂々と話せてネタになり、
これで夫婦二人がメシを喰っている・・・。

フツーじゃない。

ワタシも人の事言えた義理じゃないから、
ワタシも同じくらいフツーじゃないね(笑)

たださ、この二人の映像を観た
資金的困窮者はどう思うんだろう。

「よし!おれも頑張って返そう!」
って思うのかな??

「こいつらはいいよ。
これをネタに飯を喰うからさ。」
って思うのかな??

二人のテレビでの
言いっっぷりを分析すると・・・・

過去にはリスケして
利息のみを払っていたようだが、

現在は二億超の借金は
リスケをしておらず、
通常弁済になっていると解釈できる。

日本国中で多くの人が
このテレビを見たとは思いますが、
もし、ワタシから
一般世間の資金的困窮者に対して
言うべきアドバイスがあるとするならば・・・・

「この二人は特殊な
ケースと思ったほうが良い。

借金をネタに稼ぎ、
借金をネタに飯を喰っている、
と言う数少ない例であるから。

参考にしてはいけない。」という事。

この二人・・・・
多額の借金を背負い、
夫唱婦随で問題解決に
取り組む姿を視聴者に見せて、
新しいビジネスに喰いつく
浅はかな夫とそれをサポートする糟糠の妻、
という設定。

時に笑いを交え、
時に涙をポロリとさせ・・・・
波乱万丈であったであろう
二人の人生を語っていた。

「現在も返済中ですっ!」
ってさゆりさんが言っていた。

でもさ・・・・この二人って、
返済終わったらどうするんだろう??

関西地区での活躍の様子は、
新潟と東京を行き来する
ワタシには解らないけど、
この夫婦って、
借金ネタ以外に需要があるのだろうか??

借金が終って、
「身ぎれい」になった時に、
彼らの芸人としてのニーズはあるのだろうか??

関西地区で、
借金ネタ以外でも
ニーズがあるのであれば良いが、
東日本に住むワタシにはそこはわからない。

別に彼らを否定したりしてるんじゃない。
仕事を頑張っている事には間違いないのだから。

ただ、この二人はテレビの中で
何度か言うんだ。

「頑張っていれば必ず返せる!」って。

後は、「頑張り方」が
返済という手段一つしかない前提で
話しているんだよね。

これは画一的過ぎる。

彼らは返せるだろうけど、
世間一般は・・・
どうかなぁ~・・・
って思っちゃうんだ。

少なくともワタシは
6億円を現金では返せていない。

現金で返せないから
保有していた不動産で返したけど(笑)

ワタシもある意味この二人と同じ。

借金ネタで飯を喰っているワケだから、
そう言う意味では、
「彼らと近い類の人種」と
言っていいと思うんだけど、
ワタシが通常、
資金的困窮者に言いたいことは、

「返せる人は絶対返したほうが
良いけど・・・返すと借金終わらないよ。

返すのやめると
借金は最長でも5年か10年で終わるよ。」

という事。

かつみ・さゆりさんの
ご苦労は察して余りあるし、
結果的に返済が出来ている事は
称賛に値することではあるんだけど・・・
これはレアなケースであり、
世の中での多くの人は
参考になる例ではないという事。

一般市民が参考にしてはいけない、
と思ったので少し書いてみました。

「そんなことおもわねーよ!」って
いう人ばかりだったらいいんだけどね。

もう一度言いますね、
別に「かつみ・さゆり」さんを
否定しているんじゃないよ。

レアケースで借金問題の解決には
あんまり参考にならない、って言っているの。

「“関西お笑い芸人”って・・・
“完済終わらない芸人”じゃん!」

って思いながらテレビ観ていた事は
家族には言わなかった。

「サムいっ!」って言われるに
決まっているから(笑)

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ