たちばなです。

関東地方のとある事業主。
Qさん。60代男性。

一度ワタシはQさんに会っている。

まだワタシが神田小川町に
事務所を構える前。
池袋で月に一度、
定例セミナーをやっていた頃の聴講者。

セミナー終了後に、
Qさんと個別面談し、
我々の主旨を理解してくれていたんだが・・・・

「たちばなさん、
ウチにお越し頂いて
妻に説明して欲しい。」
という依頼を受けたっけ。

現地で我々の救済手法の説明を
Qさんの奥さんにしたんだけど、
説明している約90分間・・・
奥さんは最後まで
ワタシの顔を見ることは無かった。

恐らくではあるが、
Qさんは我々のサポートを
欲していていたんだろう。

恐らくではあるが、
奥さんは我々のサポートに
嫌悪感があったのだろう。

それからそのまま・・・・
になっていた案件だったんだ。

それから約2年半が経過し、
2か月くらい前に、
今度は奥さんがワタシに連絡を下さった。

「もう一度相談に乗ってほしい。」と。

ワタシのスケジュールの都合がつけられず、
ワタシの事務所に奥さんが
一人でおいでになったのは
1か月くらい前の話。

奥さんが一人で
おいでになったのは意外だったが、
その理由はすぐにハッキリしたんだよ。

「夫が病に倒れ、
仕事に支障をきたすようになりました。

一時は言葉も話せない状態でしたが、
現在は何とかコミュニケーションが
取れる程度にはなりました。

妻の私も一応取締役なので、
会社をたたもうと
顧問の税理士さんに
相談をしようとしたところ、
夫が“たちばな・・・たちばな”
って言うのです。

私も以前にお目にかかっていますし、
あの頃のたちばなさんの話は
当時の私は受け入れられませんでしたが、
現在の私なら受け入れられます。

たちばなさん、
私達にもう一度チャンスを
くれませんか?」と。

奥さんとその後話したんだけど、
奥さんの欲求はこんなところ。

病床の夫の意向を尊重し、
営業や人事、給与や他雑務のフォローは
自分でもどうにか出来るんだとか。

ただ、2億円を超える借入金の対応。

現在はリスケジュールをして4年目。
元利返済は140万円ほど。

たまたまなんだろうけど、
Qさんの病気が発症する前から
少しずつ業績が上がってきたところで、
メイン銀行が通常弁済に
戻すことを要求してきたんだとか。

通常弁済に戻してしまえば、
元利返済は400万円を超える。

せっかく売上が伸びて来たのに、
そこで返済を通常弁済に戻したのでは、
良くなる事業も良くならない。

銀行はいったい何を考えているのか??

奥さんは、
銀行との交渉やその後の対応に
少しく苦慮していたんだ。

旦那さんは言葉がハッキリしないから、
そこを旦那さんに強いるのは無理がある。

不動産もいくつか
所有しているもんだから、
我々のサポートを仮に受けたとしても、
その後返済を停止したとして、
不動産を維持しながら
奥さんが単独で対応するのは無理があるな。

他にもこまごまとあってさ・・・・
こりゃ奥さんが単独でやるには無理があるよ。

そんなワケで、ワタシ・・・・
少し会社に入り込んでみようと思うよ。

会社の登記変更を実行した。

旦那さんが会長。

奥さんが社長で営業と総務担当。

副社長はワタシ。財務担当。

日本国憲法に「職業選択の自由」はあるからね。

ついでに言えば、
ワタシの会社は副業禁止じゃないから(笑)

詐害行為??なんないよ。
判例はすでに出ている。
告発してみたらいいよ。

詐害行為かどうかを
決めるのは弁護士じゃない。

裁判所が決めるんだよ。

だから告発してみたらいいよ。
お金と手間をかけてさ。

Qさん夫婦の会社の営業に
口出すわけじゃないから、
金融機関に対する
対応なんかワタシには簡単。

だって・・・・返済を実行しなければ、
銀行から動いてくるから。

債権者が動いて来たら
対応すればよい。
こっちから動く必要はなし。

返済停止すれば、
動かなければ損をするのは債権者。

返済停止すれば、
動かなければ得をするのは債務者。

この構図はハッキリしている。

旦那さんは病床。
銀行は債権回収で病院までは行かないよ(笑)

奥さんは、電話来たら出なければ、
いずれ会社に銀行が来る。

「財務担当の人間を設定した。
私からは答えられない。
後ほど連絡させるから帰ってほしい。
帰らないと警察呼ぶ。」
とだけ言ってもらう。

銀行からワタシに連絡来たら・・・・・
3回の着信があったら、
1回位は電話に出てやることにしよう(笑)

「副社長です。
お金ないからしばらく
返済停止の方針固めました。
お金出来たら連絡します。

しつこく電話すると
貸金業法に触れますから
気を付けてね。

ワタシ・・・
法律はキッチリ守るタイプなので!」

あとは、債権者の
出方を見ながら次の手を打てばいい。

債権者が裁判に打って出れば、
もう債権者がQさんや
奥さんを訪ねることは無くなるもんね。

その後の対応は・・・・
どうにでもなっちゃうよ。

つまり、変則的に我々が
Qさんの会社を「乗っ取る」様な
形を取りました。

Qさんも奥さんも喜んでくれてるよ。

世の中で実行される、
「会社の乗っ取り」って、
良い会社をみんな乗っ取るんだよね。

カネにする為に。

ワタシは、悪い会社を乗っ取るんだ。
人助けとビジネスの両立の為に。

法律に則って乗っ取ります。
「のっとったうえでのっとる」んです(笑)

2年前のQさんの奥さん・・・・
おっかない顔をしていたよ。

今も記憶に残ってるよ。

昨日、進捗状況の確認の為に、
Qさんの奥さんとSkypeで
話したんだけど・・・・

スッゴイにこやかだった(笑)

「おんなは愛嬌」とは
良く言ったもんだよ。
10歳くらい若返ったような印象受けた。

毎月、主婦のパート代くらいの
フィーを受けることになります。

Qさんの奥さんは
「それなら安い!」って言ってくれた。

こちらにも貴重な定期収入。

これぞお互いのウィンウィン(^-^)

トヨタの8人乗りだけじゃ
やっぱり不便でさ・・・・

仕事用に小さな車を購入・・・・
いや、5年間借りる事にした。

審査通ったよ。月末に納車。

貸金業者がワタシに
車を貸してくれるってさ。二台目の車をさ。

現役多重債務者のオレに(笑)

5億超の負債があるオレに(笑)

車庫証明の絡みで警察に行ってきたよ。
悪い事していないからね(笑)

オレは誰よりも法律を守るよ(^_^)v

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たちばなです。

ワタシには一般社会からの
中傷メールや抗議メッセージが来る。

・金融機関出身の方

・金融機関の方

・法律家

・債権者側

種々雑多ではあるけれど、
一か月に10通くらいの抗議メールを頂く。

この仕事を始めた時は
もっと多かった。

年々少なくなってきている。
今年に入ってからは本当に数が減った。

少しずつ、
ワタシの経験や知識や
スキルやリテラシーが
社会に受け入れられている事は
承知している。

以前は、抗議受けると
悔しくってイチイチメールで
返信して対応したけど、今はしない。

「抗議する人たちは、
ワタシが悪者でなくっちゃいけないんだ。」
という結論に至ったから。

既に出ている結論に
いくら抗議したって、
こちらの徒労に終わるだけ。

万が一、ワタシが議論して
論破したとしたって・・・・
先方は苦々しい顔をするだけ。

「なるほど!その通りだね!
たちばなさんの言う通りだね!」

とはならない。

ワタシは仕事をしている。
金儲けをしている。

だから反対論者を論破しても、
賛成派に転じて依頼人を
紹介してくれたらいいんだけど、
そんなことにはまずならない。

だったら、今までも
これからも賛同してくれる人とだけ
仲良くして、
依頼人の紹介を受けた方が効率が良い。

ビジネスである以上、
商業上の効率は追及しなければ
ならないからね。

4年前くらいだったかな・・・・

まだワタシが異業種交流会に
出まくって人脈作りや、
困窮者を探し回っていた頃に知り合った方。

Sさん。50代男性。

首都圏内で衣料品や
雑貨の販売なんかをやっていた方。

とある異業種交流会で知り合った。
テーブルの席が隣り合っていたんだ。

そこで少し話した後に・・・・
ワタシはその異業種交流会を
出入り禁止になった。

彼がその交流会の幹部だったからだ。

瞬く間に、ワタシのウワサは
その交流会に広まった。

「あいつは踏み倒し屋だ。」

「あいつは詐欺師だ。」

「困っているヤツを食い物にする奴だ。」

「そんなこと出来るワケが無い。」

「弁護士に確認したら、“相手にするな”と言われた。」

こんな事が会の中で広がっちゃって、
ワタシはあっという間に
仕事が出来なくなったんだ。

それをされた当時・・・・
ワタシは本当に悔しかった。

でも今はさ・・・・・・・
あんまり悔しくない。

あの時の悔しさが
バネになったのは事実だけど、
本当に遺恨は無いな。今は。

そんな折・・・・
先月なんだけどさ・・・
Sさんがワタシを訪ねて来たよ。

ワタシと知り合った当時から
資金繰りがキツクて、
しばらくしてから異業種交流会で
知り合った銀行出身のコンサル使って
リスケしたんだって。

リスケなんかで金取るコンサルって、
その時点で詐欺コンサルだと思うんだけど、
とにかくSさんは
それで急場を凌いだんだって。

その後約3年半が経過して
事業が更に下降線をたどり、
返済が実行できなくなって約1年が経過。

その異業種交流会内で知り合った
弁護士に相談したんだって。

自己破産しかないって言われたんだって。

そのSさんは先々週ウチの事務所に来た。

ムスッとした表情。

ワタシ、
Sさんに頼まれて会っているのに、
なんでそんな態度を
取られるのかが解らない(笑)

「返済が止まって約1年ですか・・・・。
あと4年停止したら時効で
借金0円ですね。」ってワタシ。

「それってどうやって
完成させるんですか??」とSさん。

「詳しくはセミナーで
お話していますが、
概略を述べると・・・・」
と約15分くらい説明。

その後、Sさんから出てくる質問は、
全てワタシはセミナーで話しているものばかり。

セミナー聴いてりゃ
なんてことはない質問。
答える方もいい加減シンドい(笑)

その後Sさんは、
ワタシに「出来ない理由」を探しては
ワタシに質問するんだ。

その後ワタシは、Sさんに
「出来る為の策」を探して
Sさんに返答するんだ。

「今まで一年間返済しなくて
何も起きなかったんでしょう?

じゃあ後4年そのままにしておけば
いいじゃないですか。

何か差し押さえるものがあれば、
債権者はとっくに
差し押さえていますよ。

差し押さえるものが無いんだから
そのまま放置されているんでしょう。

だからそのまま4年が経過すれば
借金問題解決ですよ。

ワタシと契約??
契約して何すればいいのワタシ。

“ほっとけ”って言うだけで
おカネくれるんだったら
契約するけどさ、
Sさんはまたオレの事を
“詐欺師”呼ばわりするんじゃない??

詐欺師呼ばわりされれば
オレだって気分は良くないよ。

だから呼ばれたくないから
Sさんとは契約しないよ。
そのまんまほっといて。」

それで先週ね・・・・・
Sさんとワタシの共通の
知人のCさんに会ったんだ。

「お~!
たちばなさん、久しぶり!

たちばなさんさ、
Sさんにこの前会ったでしょう?

相談に乗ってあげたんだって??」

とCさん。

「えぇ・・・詳しくは話せないですけど、
ほっとくだけだったので、
契約する必要なしでした。」
と返答したらさ・・・
Cさんが言うんだ。

「Sさん言ってたよ。
“やっぱりたちばなは詐欺師だ。
ワタシと契約しようとしないから。”」

って(笑)

契約しても契約しなくても・・・・
Sさんにとって、ワタシは詐欺師だよ(笑)

カネを貰っても貰わなくても・・・
Sさんにとって、
ワタシは詐欺師だよ(笑)

もういいよ。詐欺師で(笑)

彼にとってワタシが
詐欺師である事の方が
都合が良いのだろう。

その方が折り合いがつくのだろう。

彼の考えを否定し、
改めさせるのは困難だ。
ワタシにはその労力も意欲も勿体ない。

その異業種交流会では、
今日も明日も明後日も・・・・
ワタシは詐欺師であり続けるんだ。

もうそれでいいよ(笑)

あ、Sさんからも
面談料の2000円は貰ってるから、
「2000円」を詐取した、
と言えなくもない(笑)

詐欺師は・・・
あたらずも遠からずかもね(笑)

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ