たちばなです。

本日の投稿は長いです。

当該人許可を得て書いている事も
申し添えます。

愚痴も含まれているので、
無理して付き合わなくて良いです。

「なんで??」
「今なの??」って思わせられる
相談が来ました。

関東地方でとある事業を営む経営者のRさん。
ワタシより少しだけ年長の男性。

ワタシが東京で仕事をするようになってから、
しばらくしてお知り合いになった方。

池袋の生命保険会社の
会議室を借りてセミナーさせて頂いた頃だから、
おそらく三年以上前だと思う。

そこでのセミナーを聴講頂いてから、
折に触れ、
友人や知人をご紹介下さり、
セミナーの動員に協力して下さる方だったし、
二人でお酒を飲みに行ったことも
数回あったよ。

お知り合いの資金的困窮者の方を
ご紹介下さり、
何件か仕事をさせて頂いた。

契約に至った対象者には、
それぞれ喜んで頂き、
今でもコミュニケーションはあったんだ。

その状況をRさんは
知っていたはずだったんだ。

きっと目を細めてくれていると
思っていたんだ。

Rさんと酒を飲んでいた時に、
酒に酔っていても
本人から経営上のボヤきや、
愚痴ったりする様子も無かったし、
ワタシは勝手に・・・

「この人は資金繰りに
困っているんじゃなくって、
ただ単に向学の為に
ワタシのセミナーに来てくれた人」

という認識をしていたんだ。

そんなRさんから
ワタシに連絡があったのが昨日の事。

「Skypeでいいから話を聞いてほしい。」と。

昨日はOFFだったし、

「いいっすよ。今からSkypeしましょう。」
って事にして早速お話を・・・。

話を聞いて・・・
暗澹たる気持ちになったよ。

年間売上1,2億円の会社。

負債総額は4億円を超えていた。
債務超過。

毎月の元利返済は
リスケジュールしているとは言え、
140万円ほど。

返済は2か月延滞。

「なんで??
なんでこんなになるまで
放っておいたんですか??

ワタシがいるのを知っていて
なんで放っておいたんですか??」と。

にわかには信じ難かったよ。

ワタシと知り合う前までは、
売り上げは5億円を超えていた。

利益率の高い業種だという事は
ワタシも知っている。

通常の元利返済で
毎月500万円ほどの返済は
出来ていたようだ。

会社の内部留保も潤沢だったようだ。

当時の取引銀行の担当者と
少しばかり見解の相違によって、
取引銀行を変える、
という結論に至ったRさん。

内部留保を吐き出し、
その銀行に全額を返済し、
他の銀行との取引を開始した。

新しい取引銀行は、
以前の取引銀行ほど好意的ではなく、
融資の枠が絞られて行き、
内部留保は激減し、やがて枯渇。

そこから少しずつ業績が下がり・・・
一部アジアの大国との
取引もあったようで、
そこからの受注が激減。

新しい取引銀行との交渉で
リスケジュールを実行したのが、3年前。

ワタシのセミナーを
聴講された時だったんだ。

ワタシが、
「なんで、あの時に
相談してくれなかったんですか!?」
と聴きたくなる気持ち、
ワタシの仕事を理解している人なら
解ってくれると思う。

「たちばなさんとは・・・
仲良くなりすぎちゃったんだ。」

なんて遠くを見つめて言うから、

「そんなこと言ってる場合じゃない!」
って大きな声出しちゃったよ。

自宅でskypeだったから、
隣の部屋にいた母親も「驚いた」って、
後で言ってた。

2年前に自宅を売却。

ドイツ製の高級車を売却し、
現在は国産の中古車に乗っているとか。

そこまで我慢してでも、
ワタシに相談したくなかった、
という事か。

Rさんの会社とRさんの連帯保証分に関して
ワタシは仕事をさせて頂く事になった。

幸い、自宅など保有している不動産は
全て売却しているから、
他の資産は全て逃がす事が出来る。

いつもの依頼人だったら、
「取られるモンが無いんだから、
ほっときゃいい。良かったですね。
問題解決ですよ。」で終わるんだけど、

Rさんの場合はさ・・・・
お友達付き合いしていたからね・・・・。

相談して貰えなかったことは、
ワタシにとってかなりのショックだった。

以前の取引銀行で
数億円の内部留保を吐き出して、
取引銀行を変えたRさん。

そのタイミングでもまだ
2億円ほどの内部留保はあったみたい。

現在は発生した売上から出て来た
返済原資をそのまま利息分として
払っている状態。

3年前に・・・・
ワタシと知り合ってセミナーを
聴いた後にすぐに相談に乗っていたら・・・・
Rさんの内部留保の2億円を維持出来たんだ。

「たちばなさん、
ブログに書いていたよね。
“躊躇即ち損失”って。」

ワタシは過去にブログ、
「躊躇即ち損失」って書いていて、
Rさんはそれもチャンと読んでくれていた。

読んでいて、理解していて、
ワタシとコミュニケーションが取れる状態で、

他に手段が無い事を理解していて・・・
Rさんはワタシの相談を先送りしたんだ。

そして、Rさんは今、
PCの画面の向こうで
苦悶の表情をワタシに見せている。

残念だ・・・・・
ただただ残念だ。

セミナーを聴講され、
その後個別面談し、躊躇したり、
ある時から級に連絡が
取れなくなったりする人は少なくない。

それについては、
ワタシはほとんど追いかける事はしない。

電話もしない。

電話したって、
うるさがられるだけだから。

でも、問題を先送ったって、
問題が解決しない事は、
ワタシも知っているし、
当事者だって知っているはずなんだ。

神風が吹いて、
爆発的に仕事が増えて
事業が回復した人も一人や二人は
いるだろうけど、

「幸運に頼る」という事業方針が
成り立ってしまった時に、
もはやその人は経営者ではない、
とワタシは考えてしまうんだ。

銀行取引も含めて、
顧客や取引先や従業員や家族を
巻き込む事業を幸運頼みで実行する事は、
ものすごく危なっかしい事でしょう??

「儲ける為に」事業を運営する事に
例外は無いよね?

でも、10年間利益を
出し続けて存続している企業体は
1%なんだよ。

残念ながら、現在の日本社会では、
中小企業が単体の頑張りだけで、
みんなが儲けを出して
ハッピーでいられる環境は無いんだよ。

事業の趨勢が下がり基調になった時、
再び上がり基調に戻すには、
事業内容をソックリ変えちゃう、
くらいの事が出来ないと
ベクトルを戻す事は出来ないんだ。

みんな、従業員の手前もあるし、
前向きな方針建てたいもんだから、
そうするとみんなは以前より
売り上げを伸ばそうと努力しちゃうんだけど、
それは「有事の資金繰り対策」としては
やってはいけないタブー行為なんだよ。

「利は元にあり」

有事の時は、
あらゆる経費を減らす作業の方が
断然資金繰り対策になるんだ。

販管費も良いだろう。
仕入原価もいいだろう。

でも、そこに手を入れてしまったら、
業務上の幾らかの
不都合は覚悟しなければならない。

でも、
借入金の元金や利息を減らしても・・・
ゼロにしても・・・
業務上の不都合なんか無い。

だから、返済しちゃダメなんだ。
リスケしたら銀行はヤイヤイ言うでしょう?

返済止めて3か月経過したら、
銀行とのやり取りは書類だけになり、
やがて時を経て、
その書類すらも・・・。

通常の2回目3回目の面談の方なら
「後悔してもあとの祭りですから、
今後の事を考えましょうよ。」
って言うんだけど、

Rさんは、
結構仲良くしていたもんだから・・・・
それだけにショックだった。

Rさんには結構色んな事を話した。
ワタシの身の上話なんかもした記憶あるよ。

でも、Rさんは一番大事な事を
ワタシに話していなかったんだ。

Rさんに悪意なんか無い事は
ワタシには解っているよ。

でも、悪意が無いと解っているからこそ、
相談して貰えなかった事にショックだったんだ。

Rさんから

「たちばなさん、
手数料振り込んでおきました。

月曜日に確認してください。
宜しくお願いします。」とメール。

我々は、
基本的におカネの支払いは後払い。

基本的なスタンスとして、
「成果を生んでから」という事で
前金請求はしていないんだ。

その旨をRさんに電話したら、
「たちばなさんにいずれ相談しなきゃと思って
その費用は別に管理しておいたんだ。」
との事。

そこまで・・・
そこまで準備していたなら、
なんでもっと早く話してくれなかったんだ!

伝わっているようで、
伝わっていなかった。

理解しているようで、
理解していなかった。

完全に「仕事」と割り切ってしまえば、
小さくない金額の入金だったし、
ワタシの会社の内部留保も増えた。

完全に「仕事」と割り切ってしまえば、
取られる不動産もほぼ無いし、

一定の準備してしまえば、
「ほっとけ」案件だ。

客観的に見てしまえば、
「オイシイ仕事」という事になる。

確かにオイシイ仕事である事は間違いない。

でもさ・・・・後味は悪いね。

もっと資金を残せたモノを
みすみす逃してしまったんだから。

これはRさんだけのミスではない。

コミュニケーションを取っていながら、
更なる一歩を踏み出させるに
至らなかったワタシのミスでもあるんだよね。

今一度・・・・
今一度だけ、書かせて頂く。

「躊躇即ち損失」

動かない事、悩み続ける事、
頭を抱えている時間が長ければ長いほど、
事業体は資金の流出を続けるんだ。

躊躇する事は、
そのまま損失なんだよ。

状況打破の為の手段が、
何もワタシだけである必要もない。

他の手段でもいいんだよ。
手段があるのなら。

「前門の虎・後門の狼」

前に進めば虎がいる。
後ろに下がれば狼がいる。

どちらに進もうか迷っていたら
両方が自分を襲う。
前か後ろかしか選択肢は無い。

前に進んでもし虎に勝てば、
皮を剥ぎ、それを売ればカネになる。

後に進んでもし狼に勝っても、
皮を剥いでもカネにはならない。

いずれの手段を取っても傷は負う。
無傷なワケには行かない。

それならばせめて
その後の展望が見いだせるように・・・・
という冷静な選択が必要なんだ。

家族の為を想い、従業員の為を想い、
顧客の為を想い、取引先の為を想いながら。

Rさんとは、昨日から「友人関係」ではなく、
「依頼人と業者」の関係になりました。

ワタシは数少ない
「友人」を失ってしまった心境です。

早くRさんを立ち直らせて、
早く「友人関係」を戻したい心境です。

土曜日の朝・・・・
ワタシの地元は雨模様です。
ワタシも似たような心境です。

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ありますのでご容赦下さい。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ