新潟の自宅にて

たちばなです。

宮城県内で家族経営をしている
とある事業主のRさん。60代男性。

ご自身が社長で奥さんが専務。
30代のご長男が常務で、
次男が取締役。

そんで長男の嫁さんが会計担当で、
他に従業員数は7名。

絵に描いたような家族経営。

このRさんとのお付き合いは古い。
知り合ってからかれこれ三年くらいになる。

三年前に、当時池袋で
仕事していたワタシを訪ねて来たRさん。
負債が約1,2億円。

古い自宅と本社・工場が
担保になっていた。

長男は同居し、次男は自宅あるけど、
ローンはたっぷり。

毎月210万円の元利返済がキツイ・・・
ってお問い合わせあったんだ。

古い自宅に関しては・・・
土地の評価はメチャクチャ低いから
売れないだろうし、仮に売れても二束三文。

返済停止して返済コストが浮いた資金で、
買い戻せるだろうし、
新しい地主から借りても良い。

万が一それが出来なくても、
他で場所を賃借して
事業の継続は出来る、と踏んだ。

一度、契約の運びにはなったんだ。

ところが、その結論が
一週間後にひっくり返った。

「その後様々な方に相談して、
アドバイスを求めたら、皆さんが口を揃えて、
“そんな話に乗るな”とおっしゃる。」
とのご連絡。

クライアントといちいち契約書なんか
交わさないから、キャンセルを受け付けた。

依頼人が、「カネを払わない」
という意思表示をした以上は、
その人から無理やりおカネを取る事は出来ないよ。

それからそのまま、
一年少々経過したころに、
今度はRさんの長男から電話かかって来た。

「親父が失踪して連絡取れなくなった。
自殺しているのかも・・・」って。

数日後にRさんは見つかって、
わざわざワタシの事務所に
息子さんと謝りにおいでになった。

「お騒がせして申し訳ありません。」と。

「事なきを得たのでホッとしましたが、
なにがあったんですか?」と訊くと・・・・

「その後、たちばなさんの情報を
調べさせて頂いたんですが、
やはり我々にとって、
たちばなさんの手法が一番良いと
判断したんですが、
やはり周辺に相談すると、
反対意見が多く、
たちばなさんとの接触を
辞めるべきとの声が多いんです。

顧問の税理士や、
紹介された弁護士にも
たちばなさんの事を話しましたが、
ナンセンスだと・・・。

息子に事業を継がせたいし、
本人もそれを望んでいますが、
弁護士は債務整理を
強く勧めて来ますし・・・。

そうしているウチに、
ドンドン資金繰りが
キツクなってしまいまして。

現実逃避をしてしまったんです。」

一年以上、
資金ショートを続けたRさんの会社。

負債は増え、保有資金量は減り、
月額返済額はリスケ実行して
30万円になっていたが、
税金の滞納が始まり、
今月は社会保険料の納付資金が
出て来ない・・・
そういう状態になっていた。

「一年前よりメリットは少ないですが、
それでも資金繰りの
改善策としては成立します。
実行されますか?」

とワタシが訊いたら、
まだ決断が出来ていなかった。

そして・・・先日、
そのRさんを紹介してくれた人から
士業のV先生から、
ワタシに久しぶりの電話があった。

V先生
「Rさんの会社ですが、
破産管財人が入りました。
残念です。

たちばなさんの所に
連絡ありましたか??」

はじめ
「いいえ、連絡は無かったですけど、
一年前にRさんの失踪騒ぎがあって、
その際にもだいぶ苦しんでおられたから、
我々と手を組まない限りは
遅かれ早かれそのようになるとは
思っていました。」

V先生
「たちばなさんに、
もっと強くプッシュして頂きたかったです。」

はじめ
「嫌がる人を契約させる
スキルなんか持っていません。

プッシュして、
契約強要とか言われたらイヤですもん(笑)」

V先生
「周辺のアドバイザーからは、
たちばなさんとの関わりについて
猛反発を喰らっていたようです。」

はじめ
「V先生がそこまで情報持っていたなら、
抗弁すりゃよかったのに(笑)」

何を語っても、後の祭り。

Rさんは法的整理をする事によって、
確かに借金からは解放される。
ただ、事業の継続は出来ない。

そして、息子への世襲も出来ない。
自宅は、手放す事になるだろう。

管財人への報酬は・・・
ワタシが提示した金額の4倍だった。

Rさんは、あまりにも数多くの人たちに
相談を持ちかけ過ぎたんだ。

セカンドオピニオンや
サードオピニオンくらいは
あっても良いだろう。

でも、4THオピニオンや
5THオピニオンって・・・・
どうなんだろうね。

平時資金繰りと有事の資金繰りが違う事は、
ワタシはこれまでにも
何度も語っているけどさ・・・
資金繰り改善だけでなく、
情報収集なんかもそうだって
言えるんじゃないんだろうか?

平時の情報収集は、
アンテナを広く張り巡らせて、
あらゆる情報を受け入れ、咀嚼し、
自身の意向にそぐわないものは排除する。

それで良いのだと思う。

でもさ・・・・有事の情報収集って、
それじゃマズいから、
Rさんの様な事象が出来したんじゃないかな?

有事の情報収集は・・・・
情報をいくつかに絞って、
深く考察する事が肝要なんじゃないかな??

Rさんはあまりに相談者が多すぎた。
受ける意見が多すぎた。

意見を発する側も、
反対なら反対なりに「代替案」を
用意してあげなきゃいけないよね。

「こっちの方がいいよ!」
ってな具合にさ。

・Rさんは事業が続けたかった。

・Rさんは息子に事業を継がせたかった。

・Rさんの息子もそれを望んでいた。

・Rさんの会社は、借金返済を停止したら
事業が続けられる環境だった。

法的整理は、
上記のいずれも満たせない。

ワタシは、
上記のいずれも満たすために存在する。

知識の疎い、アドバイザーの意見を
尊重してしまった事にRさんのミスがあった。

知識の深い、
アドバイザーの意見を受け入れなかった事に
Rさんのミスがあった。

最近知った言葉があった。

【船頭多くして船山に上る】

まさにこれだよ。
http://kotowaza-allguide.com/se/sendoufuneyama.html

これは、周辺のアドバイザー達の
無責任なアドバイスがあるようだが、
やはりこれは情報の精査を誤った
Rさんのミスであり、Rさんの責任なんだ。

でもさ・・・・
Rさんに無責任なアドバイスを送った
周辺の相談者たちは・・・
この度のRさんの事業の破綻を知り・・・・
いったいどう考えているんだろう!?

「そんなもんは自分のミスだ。
オレはアドバイスしただけだ。」
って思っているのかな?

「よかったな!
借金苦からは解放されたから。」
って思っているのかな?

「たちばなはじめなんかより、
やっぱりこっちの方がいいよ。」
って思っているのかな?

いろんな思考回路があっても良いけどさ・・・

「Rの事業の破綻をキッカケを
作ってしまったのは
オレの無責任なアドバイスのせいだ!」
と自分を省みる人って
いないんじゃないかな??

そうだとしたら・・・
あまりにこの世は世知辛いじゃないか!

この世は諸行無常だね。
ホントに嘆かわしいよ。

ワタシを批判するのは簡単だ。

でもね・・・・
批判する人たちにハッキリと申し上げたい。

ワタシより有効かつ良好かつ、
迅速な救済手法を用意されてから、
ワタシの批判を実行してね。

腕の悪い船頭さん100人より、
腕の立つ船頭さん1人の方が、
船はスムーズに進むよ。

あーあ・・・・
もったいない・・・・
Rさんにとっても、ワタシにとっても。

でも最近は、
すっかりワタシへの批判が
減ってしまってさ・・・
なんかつまんない。

なんか正義の味方のノリが
強くなって来た。

それはそれで、
「ちゃんと金儲けしているんだよ。
オレってキッタナイ男なんだよ」
って言いたくなる(笑)

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新潟の自宅にて

たちばなです。

「声なき声」ってあるよね。

30代の頃に小売業の社長やっていた頃、
青年会議所に入っていた。

チョーシこいて、カネもないくせに
新潟県の役員なんかやってた。

「フクカイチョー!」とか言われてご満悦。
自尊心の塊だった。

その時は「地域の為に」なんて
大義名分はあったんだが、
今思えば、
自分の自尊心を満たす為だった。

情けない思い出。

あ、青年会議所を否定しているんじゃないよ。

青年会議所に所属して、
言っている事と考えている事が
違っていたかつての自分を否定しているんだ。

青年会議所は素敵な組織だった。
知り合いもたくさん出来たし。

地域の公職に就く事が自
分のビジネスの収益を
スポイルする事にも気づく事が出来たし、
そう言う意味では、
ワタシに「気づき」をもたらしてくれた
組織だと思っている。

知り合いもイッパイ出来たよ。
今はほとんど付き合いが無くなったけど(笑)

それでも何人かは今でも音信はあるよ。

一週間くらい前に、
その青年会議所時代に
仲良くしていた同い年の事業主から
メッセージ貰った。

「ちょいとお知恵を拝借したい」って。
A君とでもしようか。

A君とは頻繁に会うわけじゃないが、
折に触れなんとなく接触があってね。

彼の地元の知人を紹介され、
何度か面談したことがある。

まぁ数少ない、
ワタシの仕事の「理解者」ではある。

二年前に、一度彼の事業の今後に関して
相談に乗った事がある。

幸い、まだワタシが手を加えなくても
どうにかなる環境だったし、
いくつかアドバイスしてその時は終わった。

面談料と交通費で5000円もらったけど、
面談後に二人でラーメン喰って、
ワタシがおごったから実質は3000円だな(笑)

二年間で不採算の事業をたたみ、
不要な不動産を売却し、
「余分な肉」を削ぎ落とした感じ。

銀行の借金と不動産売却の資金含めた
「流動資産の維持」についての
アドバイスを求められた。

「オレの地元に来いよ。」って返信して、
ワタシの地元のファミレスで会った。

アドバイスそのものは10分くらいで終わった。

「え!?そんな事していいの??」って
A君はワタシに訊くんだ。

「だって・・・それをしてはいけない、
って言う法律が無い。」
ってワタシはA君に話すんだ。

A君は満足そうにしていた。

「せっかくファミレスなんだから、
お前が昼飯おごれよ。」って言ったら、
チャンポンとミニマグロ丼の
セットをオゴってもらった。

あとは与太話。

お互いの近況や、
共通の知人の人間関係や、
事業環境なんかを話した。

A君は、周辺の一部の人間たちから
批判されているらしい。

「ヘンな仕事している
“見附のみながわ”なんかと
まだ付き合っているらしい」
って(笑)

「あらら・・・
そらキミにメーワクかけとるな。
スマンスマン(笑)」って答えた。

A君は、奥さんにワタシの仕事について
話した事があるらしい。
そしたら「軽蔑された」って(笑)

最近思うよ。

「批判してくれる人ってありがたい・・・」って。

前回の投稿で書いたけどさ、
だんだんワタシを面と向かって
批判してくれる人が減っている。

ここ数か月で格段に減った。

有名になりたくて
この仕事をしているワケではないが、
やはり少しずつWEBの世界では
ワタシの情報や名前が拡散しているようだ。

無論、ワタシのケーススタディが
増えている事もあり、
理論の武装強度が増している事もあるだろう。

だから、批判してくれるって・・・・
最近はありがたいと思うようになったんだ。

今回は、たまたまA君と
接触する機会があって、
A君の周辺の「声なき声」を聞く事が出来た。

これはこれでワタシの一つの糧になる。

この仕事を始めてから、
多くの士業の先生と
お付き合いさせて頂くようになった。

東京の有名な税理士の先生が
ワタシに言って下さったことがある。

「キリストだって地元に帰れば大工の倅」って。

ワタシとキリストさまを
同列になぞらえるなんて
おこがましい限りなんだけど、
今も自分の拠り所になっている言葉なんだ。

「キリストだって、
当初は批判されていたんだ。
オレだっていずれは・・・」って思って
仕事を続けている。

尤も、キリストさまは宗教家。
ワタシは商人だけどね(笑)

話の終わりにA君がワタシに言った。

「しかしさぁ・・・お前、あのブログ、
よく続いてるなぁ~。感心するよ。」

ワタシは返した。

「お前バカだなぁ~。
あれはオレの営業活動。
営業飽きたから止める、
って言う会社がどこにあるんだ。
おまえアホだな(笑)」

こういう物言いをしてしまうから
ワタシには友人が少ないのだ、
と妻に指摘されていたのを忘れていた(笑)

「声なき声」を意識して
今後もワタシは誠実に
正直に仕事をしていく事にしよう。

大層な時間がかかりそうだけどね(笑)

最近気に言っている言葉・・・
「やらぬ善よりやる偽善」(笑)

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ