自己破産させない屋
大阪支部の投稿より

たちばなです。

やはり、日本の金融は歪んでいます。

「債権者側の貸金業者は、
無担保状態になった
不良債権は期中で損金計上」は、
会計上のルールで決まっているのに・・・・。

貸金業者の取引約定書には、
このように。

騙されてはいけません。
踊らされてはいけません。

改めて・・・世間一般に必要な情報かと<(_ _)>

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取引約定書

第4条(担保)
担保の価値が減少した場合や
お客様の信用状態が悪化した場合などで、
当銀行が相当期間を定めて請求した時は、
あらたに担保を提供していただくことや
保証人をたてていただく・・・・。

http://livedoor.blogimg.jp/tachibanahajimechan/imgs/f/e/fed3eb1a.jpg

読んでると腹がたちます。
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新潟の自宅にて

たちばなです。
 
2012年の2月から、
東京を拠点に仕事をさせて頂くように
なったことを思い出させられた。
「もう、東京での仕事は丸5年になるのか・・・」と。

 
当時は、都内に人脈もなく、
協力者もおらず、
朝・昼・夜と、都内各地の名刺交換会や
異業種交流会やビジネス交流会などを
はしごしていた時期。
 
「こういう仕事があるんです。」
「国内でやっている人はほぼいません。」
「自分の実体験なんです。」
 
なんてPRしても制限時間があったり、
怪しいと疑われたり、
出入り禁止になったりしていた(笑)
 

新潟と東京の往復も、
深夜の高速バスを使って、
漫画喫茶で時間を潰し
カプセルホテルに泊まりながら、
池袋駅東口前の喫茶店で仕事をしていたんだ。
 

その頃に、
数少ないセミナーの機会があって、
そこで聴講くださっていた方から
問い合わせがあったんだ。

 
40代男性。
関東圏の飲食店事業主のPさん。
 
【たちばなさんこんにちは。
ご無沙汰しております。

日頃のご活躍や投稿を
いつも拝見させていただいており、
いつも勇気づけられております!

しかし、残念なことに、
当社も滞納税金がやばくなってきまして、
税務署から店舗の保証金を
差し押さえると電話がきました。

消費税500くらい、社保800くらい、
ほか住民税や所得税で200くらいを滞納しており、
現状税務署や年金事務所に行って
分納手続き等に四苦八苦しております。

お忙しい中、
急なメッセージで恐縮ですが、
少しご相談とアドバイスをお願いしたくご連絡しました。

本当に急ですみません、
少しお時間いただけないでしょうか?】

 
昨日、そのPさんに
事務所にお越しいただいた。
顔を合わせたのは5年ぶり。

SNSではつながっていたし、
そんなに「久しぶり感」は
無かったけど、
顔を見合わせれば懐かしさを感じる。
 

Pさんは二店舗を運営していた。
一店舗は良好な採算店のA店。
もう一店は不採算店のB店。
 

借入総額は1000万円と少々。

大した負債じゃないが、
上記の問い合わせの通り、
税金や社保などの滞納が多かった。

借金の返済と税金等の
滞納分の分納を合わせて
毎月90万円ほどが支出されている状態。

もともと利幅の薄い飲食店事業で、
薄利多売の方針で
運営しているのであれば、
二店舗で片方が不採算と会って
毎月90万円の支出をしていたのであれば
資金繰りに困窮するのは自明の理。
 

税務署からは
分納の増額を要請されており、
「期日中までに分納が
増額出来ないのであれば
店舗の保証金を差し押さえる。」
と脅されている状況。
 

その後の店舗・事業運営について
アドバイスを求めにやって来た、
という事。
 

「A店舗にしてもB店舗にしても、
保証金が納められているのであれば、
それを差し押さえて貰えば、
とりあえずしばらくの間、
税務署は黙りますね。

今度は店舗の家主さんが
あなたに保証金を請求するでしょう。

ただ、考えてください。

税務署の請求と家主さんの
請求対応はどちらがシビアかを。
ワタシは税務署の方が
シビアだと思いますよ。

まして、B店は不採算店。
保証金をそれ以降積まない代わりに
撤退されてはいかがでしょうか?

撤退時に、店舗をスケルトン状態に
戻すことが契約条件だったようですが、
それを交渉のカードに使うんです。

保証金の無くなった大家さんは、
Pさんに“出て行ってくれ”って
言うでしょう?
 
“じゃぁ出ていくけど、
お金無いからスケルトンには
出来ないですよ。

スケルトンに大家さんがしてくれたら
その費用を今後分納します。”
 
と話して、これまで毎月税務署に
分納した分をいくらか減額して
大家さんに納めれば、
支出する金額も減るし、
大家さんとの話がこじれても
撤退するのですから、
話がこじれて損するのは大家さんの側。
 
“契約は約束ではない”
 
を盾に、債権者を税務署から
大家さんに変えて交渉するんです。

裁判起こしたって、
起こす費用の捻出は大家さん側だから、
Pさんが損するようにはなりませんね。
 

仮に採算店のA店の保証金の
差し押さえが実行されても、
出て行かない代わりに、
税務署に分納している分を
いくらか減額して
家賃含めて納めていけば・・・
大家さんは黙りますよ。
 

万が一話がこじれても、
強制的に追い出す法律なんかありませんし、
それに近い状況に持ち込むまでに、
家主さんは大きな労力と
費用を伴います。
 
“分納されるのであれば・・・
まぁ仕方ないか”
 

という思考に家主さんがなれば、
後はしっかりPさんが
分納すればよいのです。

更には・・・不採算店については、
差し押さえされる前に、
保証金を大家さんに
変換して頂くように
要請するんです。

その為に、
 
“その保証金を財源に
お店をスケルトン状態に戻します。

すぐに戻してくれれば、
契約通りスケルトン状態にしますが、
返還に時間がかかるようであれば、
スケルトン状態には
出来ない可能性があります。
大家さん、どうしましょうか?“
 
という交渉も、
手段の中の一つとしてはあり得る。
 

時間がかかれば早晩税務署が
差し押さえて大家さんには資金がなくなる。

急いでPさん側に変換すれば、
差し押さえになる前に
その資金で契約通りの
「スケルトン」が実行される。

大家さんに側にも
「アメとムチ」の両方を預け、
選択肢を持たせるんです。

 
交渉相手が、税務署であるのか?

交渉相手が、民間の大家さんであるのか?

どちらとの交渉が
自分にとってスムーズに進むのか?

こういう選択肢を作り、
その中で選ぶのです。
 

Pさんは、
最後の交渉のカードを持っていますね。
 
【すべてを蹴り放して、一切払わない!】
 
という開き直る、というカードを。
 
これをやられたら、
家主さんも一番困ることはわかっていますよ。
 

“それなら消極的賛成だけど、
分納で・・・“
 
という選択肢を
選ばざるを得なくなるのです。」
 

Pさんには、
ワタシのアドバイスが、
「敵を作る強硬策」に思えたようで、
なかなか受け入れ難い様子。

でもこれ以外に、
この難局を乗り切る手段は
あるでしょうか?
 

あるとすれば・・・・
税金や社会保険料を納める事。

納める為には・・・・
B店を採算店に短期間で持って行くこと。

そして、A店を更なる
良好採算店に持って行くこと。

これを数日中に
達成しなければなりません。
 

それが出来るなら、
とっくにやっているでしょうし、
出来ないからワタシに
相談においでになったPさん。

事業続けながら、
問題を乗り切るには、
これやるしかないですね。
 

他に手があるなら教えてほしいし、
あるならPさんは
これ以上ワタシに相談してはならない。
 

税金や社保を滞納しているのですから、
まともなところからは、
追加の融資も
受けられないでしょうしね。
他に選択肢は無いです。
 

多少の敵は作るが、
その敵を強い相手に設定するのか?
弱い相手に設定するのか?

弱い相手に設定するのは
交渉のセオリーであるし、常套手段です。
 
Pさんは、ワタシの話を聞き、
頭を抱え困惑しています。

今まで考えたことのない
「策」でしょうから、
仕方のない事でしょう。
 

「そこまでやることは・・・・
“人の道”に反するような気がします。」と。
 

「えぇ・・・だからこそ、
一度弱い相手に迷惑をかけ、
時間的猶予を確保した後は、
精一杯事業の採算性を確保し、
建て直したら、
第一優先にその方への便宜をはかり、
弁済を実行するんです。
 
“あの時は迷惑をかけて申し訳ない。
しかしその後立て直し出来たのは
あなたが折れてくれたからだ。
だからいくらか色を付けて弁済します。”
 
って言ってあげてください。
実行してください。

立て直しを少しでも
短期間で達成するために、
今、少しの迷惑をかけるんです。」

【大きな迷惑をかけない為の手段として、
予め小さな迷惑をかける事で、
後々に大きな迷惑をかけないようにする。】
 
Pさんの場合は、
これが最も有効なセオリーです。

これが事業の再生の最も有効な近道です。
 
Pさんは、しばらく思案を重ねています。

でも、考えれば考えるほど、
時間は経過し、
税務署が設定したタイムリミットは近づきます。
 

ワタシの方針以上の選択肢は・・・
Pさんには無いようです。

全ての問題は、
Pさんが受け入れるか?
受け入れないか?の問題。
 

実行して少しの迷惑をかけ、
後々に恩返しをするか?

実行せず迷惑を
かけないように見せかけ、
後々に大きな迷惑をかけるのか?
 
Pさんの様な状況を・・・・
「前門の虎 後門の狼」という。

 
虎と闘うのか?狼と闘うのか?

どちらとも闘わないと、
二頭ともにじり寄ってくる。

どちらかと闘わないといけない。
じゃあどちらと闘うのか?

どちらか弱い方と闘うか、
または闘ってメリットのある方と闘う、
という消極的な選択肢を
Pさんは選ばなければいけない。
 
「取捨選択」とはこういう事を言うんだ。
 

Pさん・・・ワタシの存在を
5年前から知っていて、
ワタシの投稿はずっと
追いかけてくれていたようだ。
 

しかし、こういう状況になるまで、
ワタシにお問い合わせをくれなかった事を
ワタシは残念に思う。

もう少し早く相談を持ち掛けてくれれば、
他の手立てはあっただろうなぁ~。
 
そうすれば、
「前門の猫 後門の犬」くらいの
問題だったはずだよ(笑)
 

ワタシの方針を
受け入れるか受け入れないかは、
Pさんの自由であるが、
こういう状況を作ってしまったのは、
まぎれもないPさん自身なんだ。
 
【躊躇即ち損失】
 
Pさんの様な状況は、我々から見ても、
事業運営上、「末期症状」に
近い事業環境であると考えます。

ガンで言えば・・・
「ステージ4」の様な状況。
問題を先送りしたからだよ。
 
税金をや社会保険料を滞納する前だったら、
資金調達も出来ただろうし、
他の選択も出来たはずだったんだ。
 
資金繰りも病気も同じ。
「早期発見早期治療」が肝要だよ。
早め早めの取り組みが大事なんだよ。
  
 
追伸・
先日、横浜・桜木町で、
不動産投資家さんを中心とした
コミュニティに
セミナー講師として招かれた。

聴講者の一人から、
うれしいメッセージを受けたので、
匿名性を確保した上でここに公開する。

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せいぎのみかた たちばなはじめちゃんへ
 
昨晩はセミナー講師ありがとうございました。
むちゃくちゃ、ためになりました。
自分は、サラリーマンです。

借金は住宅ローンだけで、
平事だから本質的には
理解できていないのかもしれません。
 
もしも、今後
有事になってしまうことがあれば、
優先順位に関し自分の考えと、
行動を一致させる
事ができると思います。
 
なぜか、
借りた金は絶対返さないといけない、
返さないなんて大悪党だ!!
的な考えが自分の中にもあるので
(なぜだろ?)葛藤はあるかと
思いますが・・・
 
とにかく、良かったのでメールしました。
愛のあるお話しありがとうございました。
 
追伸:帰りの電車の中で、紹介者に
今日は良かったよー、ありがとって言ったら、
満面の笑みで、でしょーって。
 
それでは、また。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

横浜行って、120分しゃべって、
3万円貰って、タダ酒飲んで、
感謝されてうれしいメール貰って、
いずれ紹介者を受けて、
仕事して収入を得る。
 
改めて、
「いい仕事だなぁ~」って思う( ̄▽ ̄)

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※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ