たちばなです。

昨日ね・・・
とある飲み会に参加してきたんですよ。

「ただの飲み会」って言う名前のオフ会に。

当社の事務所が入居している
「小川町北ビル」のオーナーさんで、
友人の後藤専(ごとうたかし)さん。

一年位前にSNSで知り合った、
アメリカのヒューストンに暮らす
医療関連の和歌山のおばちゃんの
上野美和さん。

ほんとは、
医療系のムズカシー仕事している
才女なんだけどね(笑)

日頃、そんな風情はあまり感じさせない人。
お付き合いしやすい人。

それと一部ワタシも関わって・・・
オフ会をやっているんです。

美和さんがヒューストンから
帰ってくる時に開催されるっていうオフ会(笑)

今回で4回目になりました。

過去最大規模になってね・・・・
20人くらいいたな。

大阪・茨城・富山・・・・・
あ、あと新潟とヒューストン(笑)

いろんなところから
たくさんの人が来てね・・・・
4時間以上続いたよ。宴が(笑)

後藤さんがメガバンク出身なもんだから、
現役の銀行員も何人か参加していたよ。

M銀行とM銀行とM銀行と・・・・
あ、メガバンク3行は全部「M銀行」だね(笑)

お一人ね・・・
面白い人と話す機会があったよ。

そのM銀行で、
債権の回収をやっている人。
女性でキレイな人だった。

でも・・・
やっぱ仕事柄なのかね・・・
自信が表情や態度からみなぎっている感じ。

だけど決して
いやらしい感じじゃなくって・・・・
逞しい感じって言うのかね。

彼女は、このオフ会には
後藤さんのつながりで
来たようだったんだけど、
ワタシの仕事を後藤さんから知るにあたり、
ワタシとカウンターに移って、
債権と債務に関して少し議論した。

・借金返せない事を取り締まる法律が無い

・融資が投資だから、貸し手側の責任を問う事が出来る

・借金の時効

・契約は約束ではない

・自力救済の禁止

・貸金業法代21条

・無担保状態の不良債権は期中で損金計上

・ポンカス債権とサービサーへの売却

・サービサーとの買い叩き交渉

・民事裁判取り下げ

・大手スーパー、大手自動車メーカー、
大手航空会社がやって来た「踏み倒し」

・三井住友銀行における「わかしお銀行」の存在

・ワタシ自身が現役の6億円債務者であるが、
自宅があり、車があり、生命保険がある事

こんなところを話しながら、
一時間ほどひざを突き合わせて語った。

彼女にとっては、
初めて聞く話だったようだ。

「へぇ~!」とか「マジでぇ!?」とか、
「ナルホドねぇ~!」とか(笑)

驚きつつも、彼女自身の仕事とは、
真反対のポジションに
存在するワタシを見て・・・
「なんか悔しいわぁ(笑)」だって。

楽しくお話しできましたよ。
最後はキチンと握手をして
お別れしたよ(^_-)-☆

6時半から始まって・・・
店を出たのが11時を過ぎていたよ(笑)

二次会で、寿司をつまみに出かけた。
おもろかったぁ!( ̄▽ ̄)

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たちばなです。

三年位前に、
とある会計事務所の勉強会で
セミナーをさせて頂いたことがあったんだけど・・・
そこに勤務されている会計士さんからのご紹介。

 
「ウチの関与先で
手に負えないところがありましてね。
たちばなさんにお預けしたいんですよ。」
 
とお電話がありましてね。

その会計士さんの関与先の
とある事業所を訪ねたのは昨年末。
 

とある商材を製造・販売している
事業主の70代男性・Fさんと、
その息子で40代男性のHさん。

Fさんは70代と言っても
ダンディで若々しい。

豊かな白髪にひげを蓄え、
老眼鏡を首にかけ、
ワタシを事務所に迎えてくれた。

傍らには、
「会計を担当している」と取締役で息子のHさん。
 

直近の年商は約3億円。

複数ある工房兼店舗はすべて借店舗。
会社に資産は無く、
目につくものと言えば、
Fさんの所有しているマンション。
 

Fさんは少し前に
奥様を亡くされており現在は独居。

政府系・メガ・地銀含めて
借入総額は約2億円。

政府系は無担保。

銀行系は全てマルホ。
 

ワタシに言わせれば、
FさんやFさんの会社に借金なんか無い。

銀行の審査で、
銀行の決済で融資を実行し、
それが回収できなくなった時の
「保険」として保証協会があり、
Fさんが銀行に返済困窮した場合、
保証協会がFさんに代わって
弁済するのだから、
Fさんが返済停止することは契約通りの行為。
 

信用保証協会は、
税金を財源に運営されている組織であり、
FさんやFさんの会社に
滞納している税金は無い。
 

つまり、きちんと納税されている
事業主が税金を財源とした組織に
「保険料(信用保証料)」を支払って
銀行に弁済するんだから、
「FさんやFさんの会社に借金は無い」
というワタシの見識は
トンチンカンじゃないよね。
 

Fさんの会社は、
毎月230万円ほどの
元利返済を実行していたから、
三か月間返済やめて
「期限の利益を喪失」すれば、
銀行には自動的に保証協会に
2億何某が弁済されるんだから、
銀行に盾突くことになんかなりはしない。
 

この三か月間で、
Fさんの会社は700万円弱の
「含み益」を手にすることになるね。

保証協会には、
これまでの230万円の
半分か三分の一くらいの額や数万円でも、
弁済していけば、
そのカネは元金に充当されるから、
その方が得だよね。
 

でも、保証協会にも弁済しなかったら、
5年か10年で法的に
借金を終わらせる、という手だってあるよね。
 

ここで一つ考慮しなければいけない事がある。
Fさんの自宅だ。

住宅ローンは残っていない。
いわば完全にFさんの自宅である、と言える。
3LDKのマンション。
 

これは、Fさんにとっては資産であるから、
「弁済できるモノ」という事だから、
これで弁済すればいい、
とワタシは考えている。
 

「(実質的な)担保物件手放せば
すべての人間が無借金になれる」
 
を謳っているワタシなんだから、
この処分をどのようにするか?
がミソになるんだ。
 

別に担保設定されている
ワケじゃないので、
資金捻出出来るなら、
親族に売買してもいいし、
善意の第三者にでもいい。
 

この資金で弁済してもいいし、
内部留保してもいい。

担保に設定されていない以上、
債権者に四の五の
グズグズ言われる筋合いもない。

返済停止する前に、
売却しちゃえば、
四の五のグズグズ言われる時間も
与えずに済む。
 

ここで、この自宅マンションについて
二つの考え方がある。
 

1)亡くなった妻との思い出が
詰まった大切な家だから、
今まで通りに「所有して使用する」という見識。
 

2)70代のおっさんが一人で住むには
広すぎる古くて効率の悪い家、という見識。
「所有しなくても使用はできるし、
効率考えれば引っ越せばいい」という見識。
 

Fさんには両方の思いがある。
どちらを選択するか?だ。
 

1)であれば、弁済をするしかない。

その後、Fさんが亡くなるか、
介護施設に移るなどの「人生の変化」が
起きるまで弁済し続けるか、
リスケして問題を先送り、
Hさんに代替わりした時に
次の手を考える、という事になる。
 

2)であれば、全額返済停止すれば、
債権者が債権者の手間によって
不動産を差し押さえて貰えば、
これは「代物弁済」。

あとは、FさんもFさんの会社も
不動産が無いから、
その中で事業を継続すれば、
5年か10年で借金は終わる。

その時にHさんが代替わりすれば、
HさんはFさんが亡くなった際に、
Fさんから相続するものが無いから、
Hさんは無借金経営者。
 

Fさんはどちらかの選択を
しなければいけない。

躊躇すれば、毎月230万円の
「事業上、意味のない出費」を
続けなければならないのだから。
 

その出費を継続してでも、続く事業なら、
そもそもワタシに会計士を通じて
問い合わせなど来ないだろう。
 

やせ我慢して返済を続ければ、
その後スッテンテンになって
債権者から差し押さえたのでは、
元の木阿弥になってしまう、
という事も言える。
 

客観的見地からは、
「邪魔で生産性を伴わない
不動産など手放せ!」となるが、
当事者にすれば、
「亡き妻との大切な思い出」となり、
ここに第三者は値段がつけられない。
 

このプライスレスな部分に、
どのくらい「重き」を置くのか?
について、
ワタシは口を挟むことが出来ない。
 

面談の初めの頃は、
奇想天外に燃えている様子だったFさん・・・

途中から笑顔は消え、
真剣に考えるようになっていたんだけどさ・・・
意外なところから横やりが入った。
 

息子のHさんが強い抵抗を示した。

Hさんは既婚者で、
Fさんのマンションはいわば
「実家」という事になるが、
出入りはそれほど頻繁ではない、と言う。
 

加えて、Hさんは会社の
約2億円の借入金の連帯保証人にはなっていない。

それでも、
Hさんは不動産の維持に執着する。
 

「Hさん、心情的にあなたの気持ちは
理解できますけど、
法的見地から言わせていただければ、
そもそもあなたは近親者、
というだけであって連帯保証人に
なっていないのだから、
“心配する権利が無い”という事です。

これはFさんの一存で
決められるべきことでありますよ。

今後、Fさんが更に年齢を重ねていけば、
今後銀行は必ず、Hさんに
連帯保証人になる事を進めてきますし、
今後の追加融資があるとすれば、
それを条件に融資が実行されるでしょう。

あなたが、ハンコ一つで
2億円の債務者になるんですよ。

その覚悟がありますか?

あるのでしたら、
ワタシの言う事を否定しても良いですが、
あなたの代で返済出来ますか?

あくまでも私見ですが、
そちらが取り扱っている商材で、
今後飛躍的に売り上げや
利益率が向上することは
業界の構造的に見ても無理でしょう。

今後、Hさんには
子供を育てる義務もあるのに、
金を貸さない銀行に
230万円の弁済続けることに
何の意味があるのですか?

そもそも、弁済が続けられますか?

資金的に行き詰ったら
法律家使って法的整理すれば、
我々が提示した費用の
5倍から10倍の費用は掛かりますよ。

事業をたたむことにもなるでしょう。

我々は非協力的な銀行を切り捨て、
顧客や従業員や取引先を守って
事業を続けるべきだ、と言っているんですよ。」
 

Fさんは、
ワタシの言う意味が解るようだが、
Hさんは途中からもう話を聞いていない。

後日談であるが、
紹介した税理士センセイも
Hさんの意見に賛同しているようだ。
 
  
ここから先は想像であるが・・・
Fさんは我々の話を聞いて、
進めていきたい意向のように思える。

Hさんと顧問会計士さんは
そうでないようだ。
 

Fさんは、こういう状況になってしまい、
息子を巻き込んでしまっていることに
申し訳なさを感じているようで、
自身の意向を貫きにくい
環境にあるようだ。

優しそうな方だったからね。

でもさ・・・
本当に息子さんを大事に思うのならば・・・
  
「オレの代で借金を片付ける。
息子には引き継がせない!」
 
って思ってほしかったなぁ~。
 

自宅マンションだって・・・
差し押さえて競売にかかるまで、
一年くらいはかかるよね。

その間、
230万円は浮き続けるんだから、
その浮いた分の一部を使って、
マンションを買い戻したり、
借りたり出来たはずだったんだ。

その辺の説明はしたんだけど、
途中からHさんの横やりが入っちゃって、
ワタシの話が搔き消されてしまった。
 
 
昨年末に面談してから
今日まで約2か月が経過した。

FさんからもHさんからも、
顧問の会計士さんからも・・・・
連絡は無い。
 

Fさんの許可を得た上で、
お預かりしていた財務に関する
諸表の写しを見返している。
 

結構な勢いで
資金量は目減りしている事だろう。

元帳を見てみると・・・
会計士さんへの報酬は月額5万円。

年末が決算だったようだから、
この二か月の間に決算作業やら何やらで、
別の報酬が会計士さんに支払われたはずだ。

一年前には70万円ほどが
支払われている。
 

これ見ると・・・
会計士さんは・・・・
そりゃ反対するわな。
収入になるんだから(笑)

会計士さんは、この二か月で・・・
約80万円の手数料を
Fさんの会社から受けたことになる。
資金的困窮者であるFさんの会社から。
 

でもさぁ・・・
それならなんでこの会計士さんは
Fさんをワタシに紹介したんだろう???
ここに唯一の疑問が残るのだが・・・。
 
 
ホントに
にっちもさっちもいかなくなってから、
また連絡が来るんだろうか?

ズダボロのスッテンテンになってからじゃ、
こっちだって助けられない。

それこそ「ほっとけ」って言うだけだわ(笑)

「こっちもお手上げですわ」なんて断れば、
後々に「見捨てられた」なんて
被害者面されるもの困るな・・・。
 

なんとなくなんだけど・・・・
そんな風になるような
「香り」がするんだよ(;^ω^)
 
 
大事な事は、
先人たちが教えてくれる。
 

・勝てる見込みが無ければ逃げることに専念せよ

・行動の選択肢を増やして重圧を軽くする

・ゴールは一つでもルートは無限大と考える

・壁が高ければ、壁の切れ間を探してみる

・大きい事が正しい、という思い込みを捨てる
 

息子のHさんにこの言葉を送りたいが・・・
耳には入らんだろうな。

銀行の言いなりになって、
連帯保証人にならない事だけを、
ワタシはただただ祈り続けるよ。
 
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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ