名古屋市内のビジネスホテルにて

たちばなです。
 
「証明しろ!」って
債権者が言うんだって。

四国のとある街の事業主のSさん。
50代男性。
水産品の加工をしているとの事。
 

仕事上の会合があるとかで
上京されたらしく、
先日の夕方に突然電話があったんだ。

「仕事で東京に来たのですが、
明日いっぱい東京にいるので
明日会えませんか?」と。

最後の最後まで、
ワタシに会おうかどうか
迷っていたらしい。

 
迷うのは自由だけど、
こっちにだって都合がある。

9時半から来客あったし、
午後からは新宿で
3時間セミナーだったし・・・・。

そんなワケで、
翌日の朝六時から面会したよ(笑)

面会料を3万円
払ってくれるって言うし・・・・
東京にいて良かった(笑)
 
 
Sさん・・・・
自宅はローンがタップリ残っている。
A銀行でローンを組んでいた。

事業所は借地に
プレハブを建てて
仕事をしているとの事。

借入金は約8000万円。
B銀行とC信用金庫からのモノ。

85%がマルホ。
15%がプロパー。

毎月140万円の
元利返済をしていたようだったが、
一昨年からリスケジュールを
実行していて現在は
月額45万円の返済だとか。
 

数ある取引先の数社に
未払金があるようだった。

大手と小手を合わせて4社。

小手の3社は、
今後の分納について理解を
してくれているようだが、
大手仕入先が強硬に
回収を要求してくるとか。

まだ交渉段階にあるようで、
裁判沙汰にはなっておらず、
その仕入先もなるべく
裁判沙汰にはしたくないようだ、との事。
 

「45万円の返済をやめれば、
取引先に分納できる額が
増えるのではないですか?

リスケしているんだから、
取引金融機関は
もうあなたにおカネを貸さない。

仕入れ先は、
分納をすれば今後も
商材は卸してくれるんでしょう?

銀行へのリスケジュールも
分納みたいなもんでしょう?

それなら、
今後も商材卸してくれる分納先と、
今後カネを“卸してくれない分納先”と、
Sさんにとってどちらが大切か?
という選択肢ではないですか?

ワタシは仕入れ先の方が大切だと思いますよ。」
 

とアドバイスしたら、
Sさんが言うんだ。

「仕入れ先の中にも
優先順位があるんです。

銀行への返済停止までは
考えていませんでしたが、
仕入れ先の中で
大手の仕入れ先は取引条件も厳しく、
割高で、小手の三社に絞りたいと
前々から思っていたのです。」と。
 
ワタシは

「それなら返済停止して、
小手の未払いをいち早く解消し、
その後に大手の支払いを
実行したらよいではないですか?」と返答。
 
 
これで、Sさんの表情が
明るくなるか?と思ったらならなかった。

「その大手の仕入れ先の担当者が、
“今後払える事を証明しろ”
と言ってくるんです。
その対応について苦慮しているんです。」と。
 
  
「証明って言うものは、
権利を主張する側が
するもんですよ(笑)

カネがある事の証明も、
カネが無いことの証明も、
債権者が法律家や裁判所を
使って行う事ですよ。

あなたが証明する必要はないです。

って言うかあなたが何言ったって
債権者は信じないんだから、
証明のしようなんかないじゃないですか。」
 

「じゃあ私はどうすれば
良いのですか?」とSさん。

「ほっとけ」とワタシ。

日頃ワタシのブログや
メルマガを読んでくれている様だ、
という事はその時の
リアクションを見て分かった。

「私も“ほっとけ”なのですか!?」
って言ったから(笑)

「自宅はどうすれば維持できますか?」
とSさん。
  
ワタシから、

「自宅はローンが
タップリ残っているんだから、
そもそもその家は
あなたの家では無い。
そもそも残す、
と言う概念が間違い。

ローンを支払っていれば
済んでいられますよ。

借金のある銀行と
ローンの銀行が違うんだから。

いっそ、住宅のローンだけを
リスケされてはどうですか?

そうすれば自宅はずっと
銀行のモノだから、
債権銀行はずっと
差し押さえが出来ないでしょう?
そうすればずっと住んでいられる。

住宅ローンを
終わらせようとするからしんどいですし、
ローンが終わっちゃえば、
債権者が差押える。

つまりあなたが
差押えられやすい環境が出来てしまう。

もっと言えば、
自宅があなたのモノに
なってしまうという事は、
あなたが返済や支払いをできる
“証明”になってしまう、
という事ですよ。

だから、住宅ローンなんか
終わらせない方が得なんです。
借金を抱えた事業主にとってはね。

ローン終わって、
スッキリしたころには
Sさんの年齢は80近い。

奥さんやあなたが
生きているかどうかはわからないし、
お子さんだって
その街に住み続けるかどうかはわからない。

都会で仕事するようになれば、
古ぼけた主のいない家なんて
邪魔でしかないでしょう?

だから、
ずっと銀行やローン会社の
モノである自宅、
の方が得なんですよ。」
 
 
「では、大手取引先への
“ほっとけ”はどのように?」とSさん。

ワタシから、

「会わない。払わない。話さない。
これでいいです。
あなたが自ら証明をしないようにすれば、
いずれ彼らは自らの手間と
自らのコストで“証明作業”を
する事になります。

刑事訴追などすることは
出来ない以上、
民事裁判にしかならない。

民事裁判で取引先が勝利し、
Sさんが負けて、あなたは債務を負う。

しかし、Sさんから
“回収するものがない”という事が
裁判で証明されることでもあるのですから、
取引先は裁判を起こし、
自らが勝利すると、
“自分で自分の首を絞める事になる”
という事です。

ちなみにその裁判費用も、
取引先が払う事になり、
その裁判を継続すれば、
債権者にはコストがかかり続ける。

いずれ裁判は取り下げられ、
この問題は風化してしまうのです。

風化しそうなタイミングで、
Sさんの自宅の住宅ローンが
終わっていれば、
今度はその取引先は自宅を
差し押さえにかかるでしょう。

だから、住宅ローンなど
終わらせない方が得なんです。

取られるものが無い環境を
“証明”し続けてください。

その証明ならSさんには
簡単にできる事でしょう??

その為のサポートとして、
我々が必要だと思われるなら
契約してください。

自ら対処できると思えば、
ご自身でどうぞ。

我々と付き合うか
付き合わないかは、
Sさんが決める事ですから。」

Sさんは契約を前提に、
今後もワタシと
打ち合わせをする言葉を
遺してお帰りになった。

面談時間は40分。

40分で3万円・・・・・悪くない(笑)

そして、今後おそらく
Sさんは我々と契約する・・・・・
悪くない(笑)
  
 
日本が世界に誇る、
天下のトヨタ自動車。

それに続いてこの度・・・
純利益が一兆円を超えたソフトバンク。
 

好き嫌いは別にして、
この会社が“超優良企業”である事を
疑う人は多くないだろう。

でも、この二社は
超優良企業である事を、
“証明した”と言えるだろうか?

【盛者必衰の理】

栄える時もあるだろう。
そうでない時もあるだろう。

彼らは、“証明し続けている”
という事ではないだろうか?
 

ワタシも、
マイノリティの超ベンチャー事業として、
世間に対して自らの借金体験を踏まえ、
事業の健全性の証明をしたいと思い、
今日も仕事を続ける。

しかし、永久に“証明した”と
評価されるのは無理だね。

だからこそワタシは、
自らが法的健全性を基に
現在の仕事を続ける事を、
“証明し続ける” んだ。
 
  
五月末が期限の中間消費税と
法人税と地方法人税を納めてきた。

ワタシにとっては
小さくない金額だったよ。

お金があるのに、
無い事を証明する事は非常に難しい。

ってゆーか、
納税に関してはそれは犯罪だね(笑)

何度も何度も申し上げるけれど、
ワタシはヤバい事はやらないんだって(笑)
 

納税原資があるのに、
それを隠して納めなかったら脱税。
これは犯罪。

納税原資が無いから、
ただただ納められないのは滞納。
滞納を取り締まる法律は無い。
 
 
【策士策に溺れる】って言うじゃんか。

浅知恵で、
いたずらに変な事しない方がいいんだよ。

無いものは無い、
と正直に誠実に話せばいいんだ。

主張すればいいんだ。
開き直ればよい、
と言っているのではない事を
付記するが。
 

どっちにしろ、
債権先は当事者の主張など信じない。

だから、
そのために民事裁判があり、
裁判所があるんだから。

債権先が「証明」をする為に。
 
  
某県某所の依頼人。
半年ほど前に契約したんだ。

税金が納められないと嘆いていて、
ワタシに相談に来て、契約して
「ただただ無い事を主張しなさい。」
って指導した。

モチロン、
キチンと下準備と理論武装はしているよ。

当事者から「心配だ」とか、
「オレ、どうなっちゃうんっすか?」
としょっちゅう電話来ていた。

そのたびに、「大丈夫」
「準備はしてある」
「パクられることは無い」
と励まし続けていたんだ。
 

この前、また電話があってね。

「大丈夫だってば!」
って言おうと思ったが、
今度は違った。

「こういう書類が来たので、
報告しようと思って・・・」と、
写真が送られてきた。

 
 
当事者には、
「税金を納める能力が無い」と
税務署に認められたんだ!

納税できない事が「証明」されたね。
債権者によって。
税務署によって。
 

この半年間・・・・
当事者がやって来たことと言えば・・・・
「納税原資が無い事を主張」しただけ。

いたずらに手を加えず、
ただただ誠実に「無い」事を主張すれば、
無い事の「証明」は
相手側がしてくれるんだ。

借金や負債の問題に
「裏ワザ」も「表ワザ」も無いんだよ。

そんな概念は、
脳裏から消し去らねばならない事だと
ワタシは考えています。
 
 
こういうこと書くと・・・・
また「理屈コキの変人」とかって
思われるんだろうなぁ~・・・(-_-;)

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ