前号からの続きです・・・

新潟の自宅と、
東京・池袋を往復日々を
続ける事になったワタシ。

池袋駅東口すぐのところにある喫茶店で、
ブログを書きながら、
数少ないご相談者の対応をしながら、
異業種交流会に出かける日々を続けたんだ。

「資金繰り支援コンサルタント・
自己破産させない屋」という肩書。

異業種交流会に出るとさ・・・
なんとなくなんだけど、
「資金繰り」と言う言葉は
どうやらアンタッチャブルみたいなんだ。

途端に抵抗を示す人が多い。

でね・・・
批判される事なんか覚悟の上だった。

批判されたって、
反論するロジックは持っていた。

いかに、法的整合性が
取れているかの説明する用意はあった。

いかに、限られた資金を
有効に使うかを合理的に説明する用意はあった。

いかに、血の通った資金の使い方かを
道義的に説明する用意はあった。

でもさ・・・・
一番出来なくてつらかったのはさ・・・・
ワタシへの批判はワタシではなく、
ワタシの周辺へもたらされる事だったんだ。

これが一番辛かったよ。

ワタシに、
反論を投げかけてくれれば、
ワタシはキチンと答える用意はあるんだけど、
ワタシへの反論は、
異業種交流会での役員や幹事に投げかけられ、
その役員や幹事が士業であることが多く、
事実でない情報が更に
尾ひれをつけて拡散されてしまう事だったんだ。

つまり、ワタシの情報が、
事実でない形で、尾ひれをつけて、
瞬く間に派生し、
ワタシには弁明の余地もなく、
排除されてしまう事だったんだ。

そして、それを主導しているのが、
士業のグループであった事なんだ。

「聞く耳を持ってもらえず、
事実でない情報が拡散される。」
これは本当にシンドイんだ。

今、思い返すとさ・・・
批判される事よりも、
話を聞いてもらえない事に対して
メンタルがやられていたんだね。

本当に、東京が嫌いに
なりかけていた頃だったよ。

東京で仕事をするようになって
2年くらいは、9割が、
”アンチたちばな”で、
1割が、”たちばな頑張れ!”
だった気がする(笑)

でね、今思うと、
ワタシはこの時戦略的に
ミスを犯していたんだと今になって気づく。

当時9割だった、
”アンチたちばな”を
減らす努力をしていたんだ。

でも、ワタシはその時、
”たちばな頑張れ!”を
増やす努力をすべきだったんだ、
と気づいたんだ。

もはや異業種交流会の内部では、
たちばなはじめは
悪者でなければいけない環境が
整っていただろうから、
ここで反論する事に意味はない、と。

数少ない、賛同者との協調を歩み、
ワタシの情報が偏りなく
入手できる情報を作ろうと思考を変えたんだ。

協力者の各々の
人脈を使わせてもらって、
ワタシのセミナーを開催頂いた。

ワタシは無料で手弁当で講師を務めた。

セミナー主催者は、
人脈で人を集め、聴講料収入を得て頂く。

会場は、会議室で
開催されるセミナーだったり、
喫茶店で聴講者2人を相手に
PCを使って、声を潜めて
開催されるセミナーだったり(笑)

「どこでもいいです。
何人でもいいです。
あなたの人脈を利用させて頂く代わりに、
ワタシ、無料でしゃべります」
というスタンスで、
セミナーの依頼を受け続けていったんだ。

でさ・・・・一方で、
ブログの効果がジワジワ
出て来る頃でもあったんだ。

少しずつ・・・
少しずつ・・・
ブログ読者のページビューが上がってくる。

少しずつ・・・
少しずつ・・・
SNSでの「いいね」の数が増えてくる。

少しずつ・・・
少しずつ・・・
ホームページへの
資金繰り相談の件数が増えて来たんだ。

ご相談者の数が増えて来たんだ。

ワタシの投稿の読者が、
資金的困窮者に留まらない事に
気付き始めたのもこの頃。

金融系のコンサルタントや、
一部の士業から問い合わせが来るようになった。

「詳しく話を聞かせてほしい」とか、
「ウチのグループや組合で
講演しないか?」とか、
提携や情報拡散の機会が
巡ってくるようになったんだ。

東京で仕事をするようになって、
かれこれ10000枚ほど名刺を配っている。

継続的な付き合いをしながら、
戦略的に互恵関係を
結べるようになっている人は・・・・
現在でも数十人程度。

恐ろしいほどの低確率(笑)

ベンチャーの宿命ではあるけれど。

ここにお一人ずつ、
各々に感謝をしつつ、
名前を記載したいのだけど・・・
後々変なトラブルになるのも嫌なので、
心の中に留めておく(笑)

でね、そんな時期に、
当時顧問をしてくれていた
池袋の税理士のアドバイスを受けた。

当時、ワタシは
合同会社エム・イー・ピーという会社で
「代表社員」という肩書で
仕事をしていたんだけど、
「資金繰りも安定してきたし、
ハクをつける意味でも
株式会社にしないか?」って言うアドバイス。

ワタシは気持ちが高揚したよ。

何の身寄りもない、
東京で株式会社の経営者になれる、
っていうチャンス。

登記費用が約30万円。

決して小さな額ではないが、
用意できないわけでもない。

どこで、登記しようかを
思案巡らせていた時に・・・・
都内で仕事するようになってから
すぐの頃に仲良くなって、
折に触れ応援してくれていた人。

後藤専(ごとうたかし)って言う人。

元メガバンク銀行員で、
不動産投資家。

都内にビルを7棟所有していて、
現在は他に接骨院を
4件運営している会社の社長さん。

彼とは折に触れ顔を合わせては、
ワタシの話を聞いてくれてね・・・・。

ワタシのボヤキだって
聞いてくれていた人。

ある時、彼に言われたんだ。

「相談者の資金繰り相談って、
そんな尊い話の内容は、
喫茶店でなんかしていちゃ
いけないんじゃないか?」って。

ワタシだって、
好き好んで喫茶店でやっていたワケじゃない。

「オフィスなんか借りるカネねーよ!」
って悪態ついたんだ(笑)

そしたら・・・・
彼がワタシに言ったんだ。

「オレ、ビルの空き室使って、
シェアオフィス事業やるんだけど、
そこに入れば?
結構いいところだし安いよ。」って。

「株式会社の登記をどうしようか?」と、
思っていた時期と、
「ザワザワしていない所で
依頼人のお悩みを聞いてやりたい」と、
思っているニーズが合致したんだ。

3年前の5月に、
株式会社MEPたちばな総研を、
後藤さんの所有ビルの番地に登記して
神田小川町でスタートさせたんだ。

その頃には、
もう高速バスじゃなくって、
新幹線で新潟東京を
行き来できるような経済状態にはなっていた。

だから、神田小川町は
上越新幹線で「通勤」する
ワタシにとっては、
東京駅から近く、
ものすごくありがたい場所だったんだ。

東京駅から神田小川町まで、
地下鉄で2駅。

タクシーでも1000円くらい。
これは本当にありがたい!

それでね・・・・
東京ってところの不思議さを
感じた時期でもあったんだ。

「横浜に登記して池袋で
活動していた合同会社の代表社員」

「東京神田に登記して
活動している株式会社の代表取締役」

このハクの違いの大きさを
強く感じた時期でもあったんだ。

横浜や池袋が悪いって
言っているんじゃなくって、
千代田区や中央区や港区の
ネームバリューが凄すぎる、という事。

実際に、神田小川町に移って、
株式会社で仕事始めたころから・・・・
急激に業績が上がったんだ。

相談者の数が増え、
相談者の負債総額が増え、
そこから連鎖的に紹介が増えて来たんだ。

それまで、
やることなすこと・・・・
すべてが上手く行かなかったワタシ。

20代はまぁまぁ
稼げていたん方だけど、
30代は地獄の10年間だったよ。

そして、
42の後半くらいから・・・・
また稼げるようになってきたんだ。

神田小川町に移ってからは、
「ドッキリなんじゃねーか??」
って思うくらい(笑)

そういう意味で、東京って・・・
特殊な街だと思ったよ。

地方では、
めちゃくちゃ警戒されるのに、
東京だと、
みんながワタシと契約してくれるんだ。

救済を求めてくれるんだ。

そういう意味でも、
友人としても、当時、
ぜんっ・・・ぜん稼げていなくて、
喰えていなかった時期から
ワタシを応援してくれている
後藤さんは、ワタシの大恩人の一人。

彼は、ワタシの制限時間たった
40秒のプレゼンに反応して、
ワタシの仕事の正当性や合理性に着目してくれた。

心から感謝している。

そんな彼と、時を経て・・・・・
先月、大阪でコラボセミナーをやらせて貰った。

負債総額が大きいという事は、
銀行への返済額も大きいという事。

大きい額の返済額をゼロ、
若しくはゼロに近づけるのだから、
依頼人の経済的メリットは大きくなる。

依頼人の経済的メリットが
大きくなるという事は、
我々が受ける報酬も
比例して大きくなる、と言う理屈。

コチラとして仕事をしていて
ありがたい事は・・・・・
負債が大きいからとか
小さいからとか関係なく、
仕事をする内容はそれほど変わらない事。

日本の法律は、
100万円の負債でも100億円の負債でも
適用される法律は変わらない。

ここに事業上の
メリットの大きさを感じたんだ。

そして、株式会社MEPたちばな総研は
現在4期目を迎え、収支状況は良好。

顧客トラブルは・・・
現在のところ・・・なし。

先日は、晴れて「税務調査」が
入って頂けるほどになった(笑)

都内でのホテル住まいに見切りをつけ、
よりフレキシブルに
仕事が出来るようにするために、
神田神保町に「仮の住まい」を持てるようになった。

以前の小売業で、
ワタシの経済的困窮を
目の当たりにしてきた妻や母は、
現在のワタシの状況に驚きつつも、満足そう。

子供たちも、年を重ねるにつれ、
「たちばなはじめ」は
父親の仕事上の名前である事は
理解できているようだ。

現在は、事業上は・・・
順風満帆になって来たと言える。

あのね、ワタシは現在の状況を
自慢したいんじゃないんだ。

順風満帆だからこそ、
これを維持したいのだから、
不当に利益を得ようとしたり、
拙速な手段に出たり、
騙したりする事など毛頭出来ないんだ。

様々なレベルはあろうけれど、
ワタシ的には、WEB上では・・・・
まぁまぁ有名な方になってきた、
という感覚はある。

これを維持し、
更に上昇させようとするのであれば、
ワタシはこれまで以上に謙虚に、
確実に、迅速に、誠実に
仕事を進めなければいけないのだ、
とここにしたためながら、
自分に言い聞かせているのだよ。

人生には必ず栄枯盛衰はあるんだ。

ワタシの30代は
辛酸を舐め尽くした30代であったよ。

今、人生が大きく復活傾向にある。
でも、ここ3年の話でしかない。

資本主義経済社会は、
「経済戦争」の場でもあるんだ。

ワタシだって、
いずれこの仕事で喰えなくなる時期は来ると思う。

その時に、経済的ショックを
少しでも軽度に抑える為に、
皆さんに文章で訴求しながら
自分にも言い聞かせているんだ。

読者各位に、ワタシの様な
「負け犬人生」を知って頂き、
思ってもらいたい。

「たちばなはじめのように
ならないようにしよう!」と。

【祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、
ただ春の世の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、
偏に風の前の塵に同じ。】

大事なことは先人たちが
みんな教えてくれる。
ワタシは続けていくよ。

・国内法に基づき、
・個人的感情を排除し、
・精神的弱者や資金的困窮者を、
・可及的速やかに
・論理的かつ親愛を持って

”資金繰り支援コンサルタント・
自己破産させない屋”
を商ってまいります。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ