JR長岡駅の新幹線待合室にて

たちばなです。

 
6年半で2300件のご相談を受けた。

2300件も相談うけているとさ・・・・
ある意味、個別面談も定例化してくる。

今回は、その「定例化」された
ご相談者とのやり取りを
ここに記載しようと思う。

特に、どこの誰のご相談案件、
と言うものでもない。

面談内容の記憶を辿りながら書くことにする。
 

相談者:「借入金の返済がキツいんです。」
 
はじめ:「キツいなら返済やめればいい。」
 
相談者:「返済止めたら大変な事に・・・」
 
はじめ:「どう大変になるの?」
 
相談者:「・・・・・」
 
はじめ:「返済止めてどうなるか?も
解んないのに大変なの?(笑)」
 
相談者:「でも、返さなかったら
もう借りられないじゃないですか。」
 
はじめ:「もう既に借りられないじゃんか。
今ある借金を返しても返さなくても
あなたは借りられないよ。」
 
相談者:「・・・・・」
 
はじめ:「だいたいさ・・・
返せもしないくせに、
まだ借りる事考えてるって・・・
おかしくない?」
 
相談者:「仕事の性質上、
借入が出来ないと事業の継続が困難です。」
 
はじめ:「返済やめても、
まだ借りなきゃ資金が廻らない仕事なら、
さっさとやめた方が良い。
また繰り返すよ。
新しい世界に自分を投じた方が良い。」
 
相談者:「今さら何やれば・・・・」
 
はじめ:「新しい仕事を考えればいい。
無いなら勤めに出ればいい。
勤めが嫌なら何かビジネスを考えろ。
それが出来ないなら労力と時間を売れ。」
 
相談者:「今までこの業界しか知らないし・・・」
 
はじめ:「ワタシは39で小売業から
足を洗ってコンサルになった。
50代でも60代でも70代でも
起業している人間などたくさんいる。

企業の社長から会社を廃業し、
スーパーの清掃員になった人だっている。

この業界って言うけど、
ハナから経験のある人なんかいないんだよ。

“よっしゃ!いっちょやったるか!”
と自分に言い聞かせようとは思わんか?

それが嫌なら、今の会社で事業体で、
返済やめてどうにか採算合わせるしかない。
銀行からはカネが借りられないんだから、
返済やめればいくらか
資金は出来るはずだ。

その中で資金が
廻るような形態を考えろ。

それしかない。
もちろん、あんたが今まで以上に
仕事を頑張る、と言う前提で
ワタシはモノを言っているよ。」
 
相談者:「このまま一生カネは借りられない?」
 
はじめ:「あなたがもし、
カネを貸す側の人間だった時に、
あなたのような人が
融資の相談に来たら、
カネを貸そうと思う?」
 
相談者:「思わないです」
 
はじめ:「あなたがあなたに
カネを貸そうと思わないんだから、
あなた以外の誰も
あなたにカネは貸さないよ。

今後、返済やめて事業を廻して、
時を経て事業の資金繰りが
改善していけば、
あなたの内部留保が増えて行く。

やがて、
借金は時の経過により解決して、
あなたが“元多重債務者”に
なった時に・・・
あなたもあなたにカネを
貸そうと思うのではないだろうか?」
 
相談者:「資金繰りが改善した時に、
資金などいらないですよね?」
 
はじめ:「あんたが貸す側だった時に、
カネある人間にカネ貸したい?
カネ無い人間にカネ貸したい?」
 
相談者:「・・・・カネある人間ですかね・・・」
 
はじめ:「あんたがそうなんだら、
銀行員もカネある人間に
カネ貸したいんだよ。

だから、カネを借りたいと思ったら
カネを作るしかないんだよ。

売上伸ばして
カネ作れなかったんだろう?

で、経費や仕入れ抑えて
カネ作れなったんだろう?

それじゃ返済やめて
カネ作る以外にどこでカネ作るのさ?」
 
相談者:「たちばなさんって・・・
なんでそんなに知っているんですか?」
 
はじめ:「経験したからだよ(笑)。
レンタルビデオ屋でカネが出来て、
みんなにチヤホヤされて有頂天になって、
燃料販売の商売で取引先が破たんして
手形が焦げ付いて、
蜘蛛の子を散らすように
周りから人がいなくなって、
銀行の態度がガラリと変貌し、
その変化についていけなかった
親父が体調崩して、
ワタシがしぶしぶ社長になって、
銀行にいじめられ続けて・・・・
親父が死んで商売辞めようと思って、
破産しようと思ったら、
弁護士に破産費用を吹っ掛けられて、
破産が出来なくって・・・・
その後ある金融コンサルから
借金の時効を知るに至り、
それをワタシに教えない弁護士に
嫌悪感を抱くようになり、
現在の仕事を始める為に東京に出たら、
世間の風当たりがもの凄くって、
あっという間に “ならず者” の
レッテル貼られて、へこたれずに、
夜行バスで新潟と東京を往復し、
漫画喫茶とカプセルホテルを泊まり歩き、
異業種交流会に出まくっては
出入り禁止になり、
それでも・・・・・
協力者を待ち続け、ご縁を頂き、
少しずつ少しずつ
内部留保を増やしていき・・・・
新幹線通勤が出来るようになり、
神田小川町に事務所が
借りられるようになり、
神田神保町に部屋を
借りられるようになり・・・・
複数の銀行出身コンサルに
ワタシの会社の決算書を
見せた時に・・・
“たちばなさん、これカネ借りられますよ”
と言う評価を受けた。

でも、現在はワタシには
その資金の需要は無い。

そして、そういう状況に
なるに至るまでの間、
ワタシは2300人のご相談者の
悩みに耳を傾け、対策を講じ、
救済をしていくんだけど、
その時の債権者の動きを
見たり聞いたりしていく
蓄積の中で・・・・
今日の“たちばなはじめ”が
存在しているのですよ。

ワタシだって、
毎日の修練を重ねて今日があるんだよ。」
 
相談者:「今はたちばなさんはいいですよね。」
 
はじめ:「いつ足元を
すくわれるかわからない、
という警戒感は常に持っているよ。

だから昨日よりは
今日の成長を自分に課すし、
今日よりは明日の成長を
自分に課すよ。

人間は成長する動物で
なければいけない。

現在のワタシだけを見れば、
あなたは羨ましいかもしれない。

でも、そうなるまでには
幾多のワタシなりの
苦労はあったと思うし、
今後もそれは続く事を
想定して仕事はしているよ。」
  
 
一年ほど前の、
ワタシと長女(当時小学5年)との
実際の会話を下記に付記する。

長女は、ワタシが東京で
「たちばなはじめ」として
仕事をしている事を知っている。

長女は、たちばなはじめが
借金コンサルとして
仕事をしている事を
なんとなく知っている。
 
 
 
長女:「パパ、欲しいものが
あるからお小遣いちょうだい。」
 
はじめ:「小遣い?
お前、ママからいくら
お小遣い貰ってんの?」
 
長女:「1500円」
 
はじめ:「5年生で1500円貰ってんなら
立派なもんだろ!
小遣いって・・・いくら欲しいの?」
 
長女:「3000円」
 
はじめ:「それなら
二か月貯めて買いなさい。」
 
長女:「・・・・・大人は
足りなくなると借りるからズルい!」
 
はじめ:「!!(絶句)・・・・・
お前、いいセンスしてるわ。
オレの仕事出来るぞ!(笑)」
 
長女:「イヤだよ!そんな仕事!」
 
はじめ:「それも正しいわ(笑)
そうだ。こんな仕事を
お前はしちゃならん!(笑)」
 
 
ワタシが、何を言いたいかわかる??

当方をお訪ね下さる、
ご相談者のどなたよりも、
ワタシの長女の方が「まとも」だ、
と言うことを申し上げたいのですよ(笑)
 

皆さんは、世俗にほだされて、
「世界有数の
“カネ借りやすい大国・日本”に
ドップリと浸りまくってしまったんだ。

昭和30年代後半から
急速に高度成長を迎え、
住宅ローンが拡充し、
カネを借りる事が当たり前に
なってしまった国に
ほだされてしまっているんだよ。
 
その上で・・・・
敢えて・・・・敢えて、
たちばなはじめが申し上げる。

基本的には
「借りたカネは返さなければいけない」
のですよ。

「足りなきゃ借りればいいや」
というスタンスの下には、
明確なビジネスロジックの
形成がなされていないと
持ってはいけない発想なんだ。

・最大値で発生コストを想定し・・・
・最小値で発生売上げを想定し・・・
・必要資金を計算し・・・
・資金の調達を実行し・・・
・回収サイトや見込で資金繰りを計算し・・・
・ある程度のロスも見込んだうえで・・・・

事業の計画を作らなければいけないんだ。
 
 
ワタシはかつて
商っていた小売業で・・・・
その一切を放棄してしまった。

そしてワタシは現在の商っている
コンサル業で・・・・それを実行し、
その重要さを誰よりも知っているんだ。
 

だから、知って欲しい。

ワタシの様な、
「たちばなはじめ」という仕事がある事を。

資金繰り改善の手法には、
「平時の資金繰り改善」と
「有事の資金繰り改善」があり、
平時と有事では、
思考回路と実行手段を徹底的に
変えないと乗り切れない事を。
 
  
世間は、ワタシを
「マイノリティ」と評価する。

でも、世界的には、
「貸し手側の責任を問う」と言うのは
マジョリティの発想なんだ。

つまり、日本社会ではワタシは
マイノリティではあるけれど、
世界の先進国の中では
ワタシの思考はマジョリティであり、
「借りたカネは死んでも返すべき」
と言う発想は、
世界的にはマイノリティであるのですよ。
 

昨年一年間での自殺者が約22000人。

未遂者を含めると、
この数は9,7倍に膨れ上がる。
約215000人

ワタシはこの中の、
最低40%はお金の貸し借りで
自殺を実行しようとしていると考えている。

この約85000人に
ワタシの情報がもたらされたら・・・・・
自殺者や未遂者は
半分か三分の一以下に出来ると考えているんだ。
 

だから、ワタシは書き続けるし、
しゃべり続ける。

それこそが、
「人助けとビジネスの両立」に
つながるのだから。

【資金繰り改善の第一歩は“知る”事から】

 
さて・・・・・
そろそろ上京いたします<(_ _)>

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ