上京準備中の新潟の自宅にて

たちばなです。

 
ご縁と言うものは、
どこでどうつながるかはナカナカ解らない。

地元でかつて小売業の事業主だった時に
青年会議所に入会していたんだけど、
その時の後輩から連絡があってね。

二週間ほど前の話。

「私の大阪の友人の事業主が
資金的に苦しんでいるので、
助けてやって欲しい」と。
 
翌日、「たちばなはじめ公式サイト」に
本人から面会の要請があった。

メールあった時点で、
数日後に広島での出張が決まっていたので、
「良かったら広島出張の際に
新大阪で下車しますから、
そこでお悩み伺いますよ。」と返信。
 

新大阪駅構内の喫茶店で
お目にかかったのは広島出張帰りの時だから、
数日前。

Wさん40代男性の独身社長。
建築設計事業を営んでいる。

1億数千万円の年商に対して、
借入金の総額は6000万円余り。

リスケはしているものの
帳面上は債務超過にもなっていない。

近々に資金ショートが
起きそうな環境でもなさそうだ。

でも本人の表情は浮かない。

ワタシへのご相談者の中では、
「比較的資金繰り状態が良好な案件」
という事になる(笑)
 

Wさん
「受注した仕事で工事の遅れがあり、
元受けや関連先からの入金が遅れそうなんです。
うちも業者に支払いを
しなければいけないんですけど、
その原資が捻出が困難です。
おそらく10日間程度なんですが・・・・。」
 
はじめ
「そういう環境になったのは、
あなたのミスじゃないよね?

じゃあそういう状況になった事を、
ワタシに話したように、
支払先に話せば済む話では??」
 
Wさん
「でも、支払いをしないと
仕事を継続してもらえないかもしれないです。」
 

はじめ
「あなたの過失じゃないのに、
あなたが泥をかぶらなければいけない
環境はおかしいですネ。

キチンと状況を説明しても理解が得られず、
仕事を投げ出すような業者には、
たとえ入金があったとしても、
支払いを止めちゃいましょう。

“動いてくれるなら金は必ず払う。
遅れるけど必ず払うよ” って言いましょう。」
 
Wさん
「もし、裁判沙汰になったら・・・・」
 
はじめ
「事前に言いましょう。
“もし裁判沙汰にするようなら戦う。
ウチが負けたら払うよ。カネがあればね。

自分でコストかけて手間かけて
裁判起こしなよ。

その間に入金があっても、
こちらは裁判沙汰にしなかったところを
優先的に払うからね。”って言いましょう。

繰り返しますが、
Wさんに仕事上の過失は無いのだから、
今ある状況を丁寧に説明して、
理解してもらい、
待ってくれるところには
なるべく払いましょう。

強硬的で高圧的な態度のところの支払いは
後回しにするか凍結させましょう。」

 
Wさん
「シビアな交渉ですね。」
 

はじめ
「ワタシにとっては実に簡単です。
今、自分が置かれている環境を
事前に丁寧に話して、
相手の出方次第で態度を変えるだけですから。

でも、Wさんにとって
大変な交渉になろうことは、
ここ10分程度の話で、
Wさんが朴訥としてお人よしであることは
何となく解りましたよ。

でもね・・・・
“自分が相手先だったら、
どうするだろう??”って考えるんです。

強硬手段に出て
裁判だの弁護士だの使って手間暇かけるより、
10日ほど待てば入金になる事は
解っているんだから、
そっちの方が得でしょう?

だから、あなたが想像するような
胸ぐら摑まれるようなことにはなりませんよ。

胸ぐら摑まれたら、
かえってラッキーかもね。

傷害かなんかで警察沙汰になってしまえば、
支払いしなくて済むかもね(笑)

その間に他の業者探すのもいいかも(笑)
おカネ残るかもね。」

 
Wさん
「・・・・・少し怖い話ですね」

はじめ
「コワいでしょう?
じゃあなおさら早く報告すべきです。

明日にでも支払いが遅れる旨の
報告はすべきです。

当日になって、
相手からヤイヤイ言われるより、
事前に情況を報告した方が、
相手先だっていくらかの対応策が
出られるかもしれないでしょう?

あなたが相手先だったら、
当日になっていきなり言われるのと、
事前に報告受けるのとどちらが良いですか??」
 

Wさん
「そりゃ事前の報告です。」
 

はじめ
「あなたがそう思うなら、
相手にもそれを施してあげてください。

当日になって“実は・・・”
なんていう報告はすべきでないし、
こんなことは“後出しじゃんけん”と
変わらないじゃないですか!

もし、
どうしても交渉事はシンドイと言うなら、
ワタシをあなたの会社の役員にして下さい。

その上でワタシが役員として
交渉する事もありですね。

当然おカネは貰いますが。
でもそんなの勿体無いじゃん(笑)」
 

Wさん
「解りました。それしかないですよね。
自分でやってみます。そうしようと思います。
ただそれ以降も、資金繰りは
それほど楽になりません。」
 

はじめ
「まずはその支払いの交渉事を
先に済ませましょう。

その後慢性的な資金繰り改善を
改善したいのでしたら、
あなたの6000万円余りの借入金の
元利返済の約70万円を返済停止しましょう。

そうすれば、
毎月70万円のコストが浮きます。

リスケしているのだから、
もう銀行等から
新規の融資を受けられないでしょう?

それなら今後のWさんの事業展開に関して
銀行は協力してくれないワケですから、
非協力業者より、協力業者や、
あなたに着いて来ている
従業員や顧客に資金を廻しましょう。

その方が“血の通ったカネの使い方”
と言うもんです。

ご縁が頂けるなら、
毎月大阪市内でセミナーやってますから、
一度顔を出して知識を学んでください。

その後、希望されるなら
個別面談します。それでは。」
 
 
Wさんには10800円を請求したが、
11000円を支払ってくださり、
「おつりは結構です」と。

広島帰り。宮島観光帰り。
翌日は栃木へ出かけるスケジュール。
遊びも含まれてはいたけれど・・・
やはり少し疲れた。

大阪での長時間の滞在は
本意ではなかった。

疲れたし、新幹線で眠りたかったし、
明日も早い。一刻も早く帰りたかった(笑)。

新大阪駅滞在は、約一時間。
急いで新幹線に乗って帰京したよ(笑)
 

帰りの新幹線で、
Wさんの紹介者の地元の後輩に
メッセージを送った。

「紹介者と、
新大阪駅での面談終了しました。

こちらで出来るアドバイスは、
全てしました。

実行するかしないかは、
本人次第です。

詳細は守秘義務の観点から
ワタシからは申し上げられません。

必要に応じて、
直接ご本人に確認されて下さい。

ワタシは、
まだ救いようがあると思っています。

ワタシを頼るか頼らないかは、
彼次第、という事です。

現地訪問面談料として、
11000円を領収しました。
取り急ぎ報告します。」
 
  
厄介な問題からは
誰もが目を反らしたくなるものだ。

でも、
そのままにしておいても解決するのか?
しないのか?を考えなければいけない。

「後々に大きな迷惑をかけない為に、
今のうちに小さな迷惑をかけておく。」
というスタンスが有事には肝要なのです。

小さな迷惑なのであれば、
場合によっては、
その問題の解決の為に、
相手先が協力先になってくれる、
という事はワタシの経験上、
よくある事ですよ。
 
「何も足すな、何も引くな。
ただただあるがままを、
ただただあるがままに。」

てるみくらぶは
これをやらなかったから警察沙汰になったんだよ。
 

有事になると、
ヒトはそのトラブルを隠そうとする。

そうでは無くて、
キチンと話し、報告する事で、
その問題を共有する、
と言うスタンスが大事なんだよ。
 

後は、相手の出方を見ながら、
対応策を練ればいい。

こんなもんは、
ちょっとした訓練や場数を踏めば出来る事。

コツだよ。コツ。
 
 
カネを貸さぬ銀行など、
クソの役に立たぬもの。

有事の際には、真っ先に切り捨て、
袂を分かつのは当然の事。

こんな事は難しくもなんともない。

でもね・・・事業の継続には、
取引先や仕入れ先と言うのは
必ず必要な相手先だよね?
 

だから、こういう相手先との交渉は
デリケートな問題として
丁寧に相手の表情を見ながら
進めていかなければいけない。

大事なスタンスは・・・・
「相手が懐柔策に出てきたら懐柔策で対応。
相手が強硬策に出てきたら強硬策で対抗。」
 

ここには、
冷静な状況判断が必要であり、
事前に準備をして
「交渉のカード」を用意しておく
必要があるのです。
 
強者には強者なりの、
弱者には弱者なりの、
戦い方があるのです。

鋼のように跳ね返す強さもあれば、
柳のようにしなやかに
体をかわす強さもあるのですよ。

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上京中の上越新幹線車内にて

たちばなです。

 
上京中の上越新幹線。

通路を挟んだ隣の席の女性に
ペコリと頭を下げられた。

元職の国会議員。

先般の衆議院議員選挙で惜しくも落選した。

青年会議所時代に、
新潟県の役員経験者のワタシ。

彼女も青年会議所に
所属はしていたワケで、
一応はワタシの後輩、と言う事になる(笑)
 

小さな子どもを連れていたし、
一時はマスコミを賑わせた有名人。

ワタシを記憶していた事にも驚いたが、
大きな声で驚嘆するワケにも行くまい。

「オ、久しぶりぃ~!」とワタシ。
 
顔を合わせたのは・・・
7~8年ぶりかな。

元職とは言え、顔を覚えていることと、
丁寧に頭を下げるところはさすが。

モチロン、齢は重ねたが美貌は健在。
 
小さな声で、
「今回は残念だったね。また頑張ってね。」
と、軽く肩をひと叩き。

彼女は、再び深々とワタシに頭を垂れた。

その後は、
窓側に座る息子をあやす為に、
ワタシに背を向ける様に育児に専念し、
子どもが声を発する度に、
「しぃ~……」と口に人差し指を当てる。
 

彼女は在任中、
白のスーツを着ている事が多かった様に思う。

今日は、グレーのカーディガンを羽織り、
いかにも「休日のお母さん」と言った佇まい。
 

テレビで見たスーツ姿の彼女も
テレビ映えはしていたが、
お母さん然とした彼女も、
また素敵である。
  
 
選挙中に各地を廻って
握手をしまくる選挙戦は、
個人的には「滑稽」と感じていた。

「バカバカしい」とさえ思っていた。
 

でも、
こうして「一般人」として育児をしつつ、
関わりのある人や顔見知りの相手に
深々と頭を下げる
彼女の様子を見ると・・・・・
「次は頑張れよ!」と言う気持ちになる。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
 

ただの握手でしかない、
ただのどさ回りでしかないが、
やはり各地区をくまなく廻る、
日本式の選挙戦と言うのは、
「当選する、と言う目的の為の手段」
としては決して間違っていない、
と、再認識した。
 
 
先輩風を吹かせて
「一緒に写真撮ってイイ?」と言えば、
きっと断られなかっただろうと
思うけど・・・・やめた。

彼女は、グズりはじめた息子をあやす為に、
デッキへ移動した。
 

改めて思ったよ。

「オレには公僕は向いておらんな」と(笑)
 
新幹線は、高崎を通過した。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ