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私は会社経営を
よく「バケツ」に例えます。

経営の維持がバケツ内に
水を満たし続ける事。

その水がバケツから溢れた時が黒字。

バケツにの底に穴が開き、
その水が干上がった時が経営破たん。

こんなイメージです。

都内で広告・グラフィックデザイン業を営む
経営者の方からご相談頂きました。

Tさんです。

池袋のいつもの喫茶店でお目にかかりました。

会社と個人合わせて約8000万円の負債。
銀行にはすでにリスケを要請済み。
しかしながら売上が上がらず、
利益が出にくい環境下で
資金繰りの好転が望めず・・・・。

こんな感じ。

さながらそれは、
バケツの底に大きな穴が開き、
中の水がどんどん漏れている状態。

そんな中、とある所で私の知人と知り合い、
その方の紹介を受けて
この度の面談に至りました。

Tさんはなんとか資金繰りを好転させるべく、
同じ関東地方にある
両親の家を担保に入れて
新たな借り入れをしようと申請中でした。

資金調達は、バケツに水道から
新たに水を足す・・・
と言えるでしょう。

Tさんが行おうとしていた
資金調達の方法に私は懸念しました。

「Tさん、ご両親はご実家を担保に入れる事を
承諾されたのですか?」

「ええたちばなさん、
父親は80を過ぎ認知症。
母親も同意はしてくれました。」

こんな会話をしました。

「資金調達も大事ですが、
まずはバケツの底に空いている
大きな”穴”を修理する作業をしましょうよ。

穴を直してから水を入れた方が
良いに決まっています。

ましてや大切なご実家を担保にするんですから、
少しでも漏れない方がいいでしょう。」

私には、Tさんのご実家を担保に
調達する資金は”ただの水”には思えません。

”真っ赤な血”の様な水に思えました。

私自身が数年前にこれをやってしまい、
現在私は実家を手放しています。

だからこそTさんのお母さんの
ご心痛を察してしまうのです。

Tさんの会社を蘇生させるために、
我々は準備に取り掛かる事になりました。

ご両親の家を担保に入れてまで、
水を満たすのですから、
少しでも漏れない様にしなくては・・・・・。

バケツの水を維持するのは、
今のご時世では大変難しい事です。

一つの調査データでは、
現在は個人事業主も含めた
国内の中小零細企業の90%以上が
キャッシュフロー上の赤字。

つまり・・・・・

9割のバケツの底には穴が開いている、
という事です。

損益計算書では、
見せかけの利益はいくらでも作れます。

でも自分にウソはつけません。

また、大きな穴や小さな穴が
無数に空いているのに、
小さな穴から直そうとする作業には・・・

好結果は望めません。

蛇口をひねり、
水を出してバケツに水を満たす
資金調達は勿論大切!

でもまず、穴を直す作業から始めましょうよ!

我々は、今日における中小企業という名の
「バケツの底にある穴」を直すスペシャリストです。

資金調達は・・・・
ズブの素人なんですけどね・・・・^^;。

そんな我々に強力な援軍が出来ました!

みんなが蛇口をひねっても、
固くて廻せないか、
ひねっても水が出なかったのに、
スペシャリストが蛇口をひねると・・・・
水が出てくるかも・・・・・・
こんな感じです。

戦略的互恵関係の話が
だいぶ煮詰まってきました。

なんか、モヤーっとした言い方で恐縮ですが、
業務拡張の第一歩が始まる、という事です。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ