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関東地方のとある会計事務所の先生から
お電話頂きました。

以前にその先生の事務所の
職員さん向けにセミナーを
させて頂いた事があり、
そのご縁によってお電話頂いたんです。

「たちばなさん、お久しぶりです。
私の知人なんですが、
後で電話させますので
詳細は本人からお悩みを
聞いてあげてください。」との事。

10分ほどして、
ご本人からお電話頂きました。

声を聞き、
若い女性だとすぐに気づきました。

後で年齢を伺ったら
22歳のA子さんです。

A子さんの第一声が・・・・
「明日までに300万円用意しないといけないんです。」
との事。

「詳しく聞かせて下さい。」と私。

A子さんは知人のBさんから
300万円を借りており、返済が滞りがち。

Bさんの都合で、
その300万円が至急必要になったので、
返済を強く要求されているんだとか。

Bさんは明日までに
A子さんがお金を用意しないと、
A子さんのお父さんの家に
乗り込んで請求する、
と言っているんだとか。

「A子さんがBさんから借金した時に
お父様は保証人になったのですか?」
と聞くと、「いいえ」と。

「それなら、Bさんが
お父様に請求行為をする事なんか出来ませんし、
お父様はそれを突っぱねて良いのですよ。
お父様は支払い義務を負いません。」

とお教えしましたが・・・・・。

とある有名な事業再生コンサルタントさんが
こんな事をおっしゃっています。

私とこの方とのつながりはありません。

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20120607-00024599-r25

これを知ると知らないでは大違いです。ぜひ一読下さい。

しかし、A子さんのお悩みは
別の所にあった様でした。

A子さんの本当のお悩みは・・・・
「お父さんに自分が借金を
抱えている事が知られたくない。」
という事でした。

「あった事もない人間に、
電話でこんな事を伺うのは恐縮ですが、
何の目的で300万円の借金を作ったのですか?」
との私の問いにA子さんは
お答えになりませんでした。

電話では、なかなか私の真意も
伝える事は難しいですし、
A子さん自身の本意も伺う事は難しく、
基本的に電話でのお悩み相談は嫌いです。

話が上滑りする感覚を禁じ得ないんです。

電話口で、私はこう言いました。

「債権者であるBさんが、
明日、お父様のところに行く事を
止めさせる事は出来ません。

違う理由で行くかもしれませんし、
ギリギリ請求行為にならない様に
顔を見せに行くだけかもしれません。

ただ、A子さんが
”お父さんにばれても仕方ない”
って思ってくれさえすれば、
A子さんを救済する事は出来ますし、
お父さんに300万円の支払い義務は
そもそも無いのだから、
何にも慌てる必要はありません。

ですから、
バレることを許容して下されば、
明日までに300万円を
用意する必要は無くなる、
という事です。」

Bさんがいかに、
屈強な方であっても、
優秀な方であっても
債権者の請求行為は
法律で制限されている事は
これまでにも書きました。

「case133」の中段を参照願います。

http://tachibanahajime.net/?p=402

上記説明の後、
それでも「バレたくない!」と
主張するA子さんに、
更にこう聞きました。

「んじゃA子さん、
明日までに300万円用意って・・・・
今いくら用意出来ているんですか?」と。

するとA子さんは50万円、と答えました。

なにぶん電話でのお話なので、
どうやって集めたのかも伺えませんでした。

Bさんは300万円支払えと
言っているのに、
50万円では・・・・

やはりBさんは翌日には
お父さんのところへ行ってしまうでしょう。

BさんはA子さんが、
お父さんにバレると困る事を知っており、
これはA子さんにとって極めて不利な状態。

私は更にこう言いました。

「A子さん、
優先順位を考えて下さい。

私にBさんの明日の行動を
抑止する事は出来ません。

あなたに残りの250万円が
用意できない以上、
これは割り切って頂く。

逆に割り切ってしまい、
お父様が保証人でなく、
そもそも支払の義務が
無い事を説明できれば、
あなた方親子は良いのではないですか?

バレたくはないでしょうが、
逆にバレてしまえばお父様に
迷惑をかける事はなくなるのですよ。

優先順位を考えて頂くというのは
こういう事です。」

でも、A子さんは
「バレたくない!」の一点張り。

22歳という若さが
前後不覚にさせてしまっているのか。

その後しばらく
押し問答が続きましたが、
最後にA子さんは・・・・

「たちばなさん、もう結構です。
他をあたります。」

と言って電話を切られました。

紹介者である、税理士の先生に
改めて私からお電話を差し上げ、
「私では力になれない様です。
電話ではなかなか真意が伝わりません。
明日の彼女の同行が大変心配です。」
と申し上げました。

その”翌日”が昨日でした。

Bさんは、本当に
A子さんのお父様のお宅に回収に出かけたのか?

A子さんの300万円の借金を
お父様は知るに至ったのか?

お父様はそれを
支払う約束をしてしまったのか?

お父様はA子さんを厳しく叱責したのか?

紹介者の税理士の先生は、
そこにどのように絡んでいるのか?

仲立ちをしているのか?

などなど、今現在、
大変心配しながら書いていますが、
A子さんに「他をあたります」と
言われてしまっている以上、
私がこれ以上立ち入る事など
出来るはずもなく、
ただただ私は心配をしているだけです。

今はただ、A子さんのお父様の怒りが
それほど大きなものでない事を
ひたすら祈るばかりです。

電話では本当に
満足にご相談に乗ってあげられません。

やはり顔を合わせるって大事ですよね。

債権者より債務者の方が
法律上は圧倒的に強い、
という事さえ解っていれば、
良いのですが・・・・・

22歳の女性には
電話ではそれすらも
お伝えする事が出来なかった・・・・・
という失敗談です。

私だって「料金は後払い」
を謳っている以上、
約束通りのコンサルフィーを
頂けない事は・・・・
稀にあります。

キチンと成果が出ているのに、
払って頂けないクライアントに
何度かお支払のお願いを
する事はありますが、
誠実にご対応頂けなくても、
”債権者”として過激な請求行為や
回収行為をする事が出来ないのは同じ事。

そういう方には、
コンサルテーションの中止などで
対抗する以外にはありません。

取引先に商品を卸し、
その代金が頂けない以上、
これ以上商品を卸さない、
という一般のご商売の理屈と
同じ事です。

私だって、ビジネスとして
この仕事をしている以上は、
後々にお金を頂くのですが、
払って頂けないお客様に対しては、
”コンサルの中止”程度の
対抗策しか持っていない、という事です。

「債務者救済の為に全力を尽くす」
などと言っても、クライアントに
お金を支払って頂けない場合は、
我々だって”債権者”になり得てしまう、
という事です。

このくらい、国内法は
借りた側(債務者)が強いのですから、
キチンと優先順位を考えて
返済やお支払をして頂きたいんです。

だから、
自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ