長野県松本市に来ています。
松本市内のとある事業を営む
40代男性社長、
Tさんからの依頼を
受けて松本に赴いたんです。

ワタシには、
日頃仲良くして頂いている、
元銀行員の経営コンサルタントが
数名いらっしゃいますが、
その中でも突出して
仲良くして頂いている、
元群馬銀行の経営コンサルのSさん。

依頼人のTさんは、
Sさんの講演を聴講され、
その後Sさんのブログなどを
読んでいるウチに・・・・
ワタシのメルマガに行き当たって以来、
それはそれはワタシのメルマガを
熱心にお読み下さっていたそうです。

半年間の「迷い」を経て、
十日ほど前にワタシにメール下さったんです。

つまりTさんは、
ワタシや、ワタシの仕事の
存在を知ってから、
ワタシに問い合わせをするまでに
半年かかった、という事です。

メールで何度かやりとりしていく中で、
ワタシから・・・・
「んじゃ、松本に行きますよ!」
という話になり、この度の訪問となったのです。

ワタシの寄宿するホテルの
商談スペースでお話ししました。

年商1億5千万円で、
借金が2億円。

全てマルホで代表者保証のみ。
父親は、社長をTさんに
譲った後に保証人を外れています。

Tさんは保証人ではありますが、
Tさんの名義の資産は・・・・・ナシ。

あえてあるとすれば、
生命保険くらいのもの。

ここで一つ情報を。

生命保険を当人が契約者であるまま、
破産したり、
我々のコンサルを受けたりすると・・・・・
その生命保険も当然
当該者の資産とみなされますので、
差し押さえられます。

ですから、
「被保険者」は当該者のままにして、
契約者を変更すれば、
この契約は本人の資産になりませんから、
差し押さえられません。

これはいわゆる「資産隠し」には当たりません。

ワタシもワタシを「被保険者」として、
いくつか保険に入っていますし、
子供の学資保険にも加入していますが、
名義はワタシのものになっていません。

ですから、
ワタシは多重債務者ではありますが、
ワタシに万が一の事があっても、
ワタシに関する保険金はキチンと
親族が受け取る事が出来るのです。

これは法律違反ではありません。

「債権者よりも、
家族を守りたい債務者の
有効な対抗措置」の一つと言えます。

上記の様な情報を含み、
約二時間ほどカウンセリングをさせて頂きました。

Tさんの会社の総額二億円の
借り入れに対して、
月額元利返済は・・・・・約200万円!

Tさんの従事する職種は、
いわゆる不況業種。

今時のこの事業で、
しかも年商1億5千万円程度の
事業規模で、毎月利益の中から
200万円を返済原資を
ねん出する事は・・・・・ほぼ不可能。

以前も書きましたが、
年商を超える額の融資を実行する
銀行の不見識には反吐が出ます。

これをもし、
プロパーで全て融資したなら・・・・・
背任行為になるのではないか?

マルホで、「とりっぱぐれ」ナシ。

銀行は利息を受け取りウハウハ。
濡れ手に粟の融資制度に
踊らされている中小企業が
本当に多すぎます!

今回のTさんの会社もそのクチだ、
という事です。

こんな状況下で、
それでも社内改革や自助努力を怠らず、
直近ではいくらか黒字を計上したそうです。

黒字が出た途端に・・・・・
また追加融資の話が舞い込んできた、
との事。

目先のカネに目をくらませ、
安易に融資を受けてしまえば・・・・・
その先は闇。

我々が考える、
返済圧縮を念頭に置いた、
Tさんの会社の事業改善を提案し、
Tさんは深くうなずきながら・・・・
ワタシの話しをお聞きになっていました。

最後に、Tさんから・・・・

「たちばなさん、
お話しは良く解りました。

本格的に始動を受けたいし、
今度は会長と専務も
同席させたいので、
改めて段取りをお願いします。」

と言って頂き、
近々に次のステップに進みます。

カウンセリングを終え、
時刻は午後8時半。

今回の松本出張は、
Tさんだけの為に出張した事もあり、
その後のスケジュールはエンプティ。

Tさんと、
松本市内の居酒屋に出かけました。

Tさんは43歳。
ワタシは42歳。

同じ世襲社長で、
先代が残した借金に苦しんでいる。

業種こそ違え、
これまで生きてきた環境が大変近い。

Tさんは、大変穏やかな方で、
その中にも「家族を守る」という
強い覚悟を感じながらの一献でありました。

またもう一つ共通点・・・・・
それは、かつて
青年会議所(以下:JC)に所属していた事。

かつてJCに所属していた者としての
感想ですが・・・・・

経験上、
途中まで商談が上手く行かなくても、
お互いに、JCだとわかると
一気に商談が進む、
などと言う経験は
これまでも一度や二度ではありません。

まして、
今回は事前にTさんはワタシが、
元JCマンだと知った上で、
お問い合わせ下さったのですから、
この度の面会やカウンセリングは
大変スムーズに進みました。

ワタシは、2008年に
新潟県の要職を務めさせて頂いた頃に、
新潟県の代表代理として一度
JCの会務で松本を訪ねています。

その時に事務局として、
Tさんが受け入れ対応をされていた、
との事。

つまり、今回の面会は、
我々にとって「再会」だったのです。

ですから、
Tさんはワタシの本名もすでにご存じ。

ワタシは「たちばなさん」とは呼ばず
本名で読んでくれました。

うれしくもあり、
なんか気恥ずかしくもありました^^;。

また、Tさんは
2008年当時のJCの
名簿手帳を持参され、
それをワタシに見せてくれました。

「お互い、ちょっと若いですね。」
なんて言いながら、
思い出話などを。

また、Tさんは本当に熱心に
メルマガを読んでいる様子で、
ワタシがこれまでの仕事の
いろんな出来事や、
その都度思ったことを話すと・・・・・

「それ、メルマガに書いてありましたよね。」とか、
「それってcase○○の話し?」とか・・・・・。

ウレシイんだけど、
なんかワタシのいう事が
全て見透かされているようで・・・・・
妙な感覚でしたよ。

おそらく、このメルマガも
お読みになる事でしょう。

事前に
「”Tさん”として、
匿名でアップしますからね。」
って言っておきましたから。

JCの組織の中にも、
人知れず・・・・
資金的に困窮している方を
知っていますし、見ています。

そして、その中の一部で、
勇気を出して
お問い合わせ下さった方は・・・・
救済のお仕事をさせて頂いています。

新潟県はモチロン、
山形県・福島県・東京都・
神奈川県・京都府・・・・・
そしてこの度は、長野県松本から。

かつてJCに所属していたものとして・・・・・
よくも悪くも、
JCのパワーは絶大です。

志(こころざし)を統一し、
一つの事に突き進むときの突進力は、
他の組織にはありません。

いまはまだ少ないけれど、
いずれJC関連のクライアントが、
今よりもっと増えてきて、
それが結集出来たら・・・・・・
ますます救済スピードが上がり、
もっと債務整理を
少なくすることが出来る・・・・・・

そんな目論みを考える事が出来た
今回の松本出張でした。

まだまだ絵空事ですけどね。

それを現実に、
もしくは現実に近づけるためには・・・・・
まずはTさんの会社を再生させなければ!

必ず再生させます。

JCつながりのよしみで、
お酒の勢いを借りてTさんに言いました。

「Tさん、
再生出来たらガッチリ接待してください!」
ってね。Tさんは快諾下さいました。

「再生したら、必ず!」と。

彼にも言いましたよ。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

ってね。

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筆者:たちばなはじめ