先日は、
静岡県内のとある街を訪ねました。

富士山の裾野にあるとある街。
お天気が良ければ、
きっと美しい富士山が
見えた事でしょうが・・・・
あいにく雨天でしたから、
それが叶いませんでした^^;。

都内でFPコンサル業を営み、
比較的早い段階から私の存在を知るAさん。

Aさんのビジネスパートナーで
静岡県内を拠点に
FPコンサル業を営むKさんのクライアントで
静岡県内の40代男性Sさんのお父様、
Hさんと面談する為でした。

ややこしいルートを辿って・・・・・・
面談に至ったんです。

何が言いたいかと言うと、
「紹介の紹介の・・・そのまた紹介」
と言う大変細いルートを辿って頂いたご縁だ、
という事です。

新幹線「こだま」で新富士駅へ。
南口でご紹介者のKさんが
お迎えに来てくださいました。

ご自宅まで車で約20分。
対象者のHさんのご自宅に到着。

Hさんと奥様、
そして紹介者でご長男のSさんと
お目にかかりました。

Kさんも同席されたので、
ワタシ含めて5者面談、
という事になりました。

Hさんは、60代男性。
建築塗装業を営んでいます。

少し前に脳梗塞を患い、体が不自由。
杖をつき、言葉が少し不自由。

奥様が甲斐甲斐しく
お世話をされる様が印象的でした。
因みに「中身」はしっかりされています。

ご長男のSさんは、
ご自身でリフォーム業を営んでおり、
父親の仕事とも関連しながら
事業を展開しています。

Hさんの体が不自由になり、
売り上げが急降下。

抱えている従業員への
遅配が始まった・・・・ところでした。

数人の従業員は、
「まだ、我慢してくれている状態」だ、
との事。

ワタシとの面会前に、
紹介者のKさんからは・・・・・

「Hさんは、昔気質の職人気質。
素直にたちばなさんの話しに
乗るかどうかはわからない。」
と話しを伺っておりましたが、
ワタシは違う事を考えていました。

「昔気質だろうが、なんだろうが、
ワタシと会う気があるんだから、
話しを聞く用意が出来ている、という事。」

って、思っていたんです。

Hさんに、

「昔気質で、
”借りたものは必ず返す”の姿勢は
大変良い事です。
でも、従業員への給与支払いが
遅れてでも、返します?
お孫さんへお小遣い
あげられなくなってでも、
返済します?
それって、
優先順位間違っているんじゃないですか?」

と申し上げました。

Hさんは、苦笑い。
奥様と息子のSさんは驚きの表情。

ここからはもう、
ワタシのペースで話しを進めました。

直近の年商が約1500万円。
借入金総額が約5200万円。

ご自宅と自宅隣の資材置き場が担保設定。
月額の元利返済は55万円。

年商が1500万円ですから、
月商は12で割って・・・・・125万円。
そして元利返済は55万円。

ビジネスモデルとしては、
すでに破たんしています。
こんな無謀な返済は実行すべきではありません。

今一度申し上げますが、
Hさんは、脳梗塞で体が不自由なんです。

それをわかっていて、
何らかの返済猶予策を
一緒に考えてくれない
金融機関との付き合いは
お止めになった方が良い、
と申し上げました。

Hさんは、過去に一度
弁護士の債務整理相談に出かけています。

やはりその先生には、
「破産」を勧められていました。

我々は、
破産の必要なんか全然する必要が無い、
と申し上げました。

Hさん夫婦の驚きの表情が印象的でした。

どうせ、追加融資は受けられない。
どうせ、リスケにも応じてくれない。
どうせ、Hさんの体調不良を慮ってくれない。

だったら・・・・・
そんな協力もしてくれないところに
毎月54万円も支払うのを止めればいい。
という結論です。

Hさんのご自宅は大変古いです。
失礼ながら、一等地でもありません。

担保設定はされてはいるものの、
それを手放されても、
5200万円の半分にも満たないでしょう。

でも、ワタシはいつも言っています。
個別面談でもセミナーでも・・・・

「債権者は、会計法によって、
”無担保の不良債権は期中で損金計上がマスト!”
なんだから、
担保物件を手放せば
全ての人間が無借金になれる。」と。

傍らで聴いていた息子のSさんも、
口を開け、あっけにとられている様子。
驚きの表情を隠していません。

でもHさんは・・・・・
古いとはいえ住み慣れた自宅に
奥様と二人で余生を過ごしたいと
考えています。

また、自分が亡くなった後は、
「出来れば孫たちに遺してあげたい。」と、
考えています。

であるならばそれはそれで、
いくつか対応策がありますので、
「買戻し」や、
競売落札者に賃料を支払って
住み続ける事は出来ますし、
そういう事になった秘密は守秘されます。

そして、そもそもお孫さんたちが、
成長した時に本当にその土地を
必要とされるのかは解らないのですから、
そんな先の事を考えるより、
まずは目先の5200万円の処理の事を
考えるべきでは?と申し上げました。

Hさんは、
我々のコンサルテーションを受ける事になりそうです。

ついでに、息子のSさんからも
「資金繰りが楽でない。」
という話しを頂きましたので、
「それじゃいっしょくたにして、
”一つの家庭問題”として、
一緒に改善していきましょう。
詳細は後日申し上げます。
段取りをしてから、またお電話差し上げます。」

と申し上げ、面談を終えました。

Hさんと奥様の
晴れ晴れとした表情と言ったら・・・・・^^。

交通費として10000円を頂戴し、
Hさんのご自宅を失礼させて頂きました。

「必要とされている喜び」を強く感じながら、
FPのKさんの運転で新富士駅に戻りました。

車内でKさんより・・・・・

「ウチのクライアント、
結構ああいったケースが多いので、
今後も連絡させて頂くかもしれません。」

とのお話し。

「喜んで!」とお答えしました。

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筆者:たちばなはじめ