実は昨年秋に、
中部地方のとある街を
訪ねておりました。

その街で
小さな工務店を営む
60代のご夫婦。

Zさんご夫婦。

都内でFP業を営む
Aさんから電話があり、

「ワタシのクライアントであり、
恩人なんだ。
何とかしてやってくれないか?」

との事で、翌日に
Zさんの奥様からお電話頂き、
その街を訪ねていたんです。

Aさんが、かつてその街で
サラリーマンをしていた時の
同期の仲間に
Zさんの息子さんがおり、
もともと東京出身で
その街に身寄りのないAさんを、
Zさん家族が、
みんなで世話を焼いてくれたとの事。

その後Aさんは
東京に赴任の後に、退職。

FPに転身した後も交流を続け、
現在はZさん一家は
Aさんのクライアント、という事です。

Aさんが、
「何とかしてやってくれ!」と
おっしゃるのもうなづけます。

Zさんご夫婦の営む工務店と、
その息子さんの営む塗装業。

ご両親の事業は株式会社。

息子さんは個人事業主です。

基本的には別働で仕事をしていますが、
互いのニーズに合わせて、
一緒に仕事をしているんだとか。

Zさん自身が体調を崩し、
仕事が減少。

体調不良以外に
業界不況もあったでしょう。

負債総額は5500万円。
ご自宅が担保に設定されています。

リスケは三年前から実行されており、
元金一万円で残りは利息払い。
毎月24万円のキャッシュアウトでした。

息子さんの事業も好調とは言えず、
1200万円の負債。

こちらはマルホ融資ではありますが、
お父さんが保証人になっていました。

Zさんの奥様が、
Zさんの会社の帳面を管理しており、
財務の一手を請け負っていました。

無給です。

メイン銀行から、
「次の書き換えでは
元金の支払いを再開して頂きます。」
との言葉にショックを受け、
今後の不安を、
現在はFPであるAさんに吐露。

Aさんは、
その電話より数か月前に
都内で異業種交流会で知り合った
「たちばなはじめとやら」に
電話をしてきた、と言う構図です。

Zさんご夫婦と、
息子さんとワタシの4者面談でした。

Zさんご夫婦のご自宅は大変古く、
ワタシから・・・・

「自宅を手放す事に抵抗が無ければ、
今ある負債の全ては、
自宅売却で弁済行為になりますし、
その後借家に移ったって
事業は続けられるでしょう?

それでも赤字が出続けるんだったら、
そもそも営業利益で赤字なんだから、
事業をやっている意味がない。

破産なんかする必要は無いし、
それを実行する前に
息子さんの事業リスケを
していないんだから、
新規の融資をお願いして、
融資が出ればラッキー。

融資が出なければ返済は一時ストップ。

返済がゼロになれば
事業採算は合うんだから、
いずれにしても、
Zさん一家が路頭に迷う、
という事は避けられます。

あまり難しい案件ではありませんよ。

Zさんご夫婦と息子さんの問題と、
2つに分けずに、
Z家全員の問題として対応しましょう。

数か月以内に、
発展的な生活再建策が
考えられる案件です。」

と、申し上げました。

「たちばなさん、
宜しく頼みます。」

とZさんからのお答え。

ここからコンサルテーションが
始まる予定でした。

数日後に、
当方からお電話を何度か差し上げても
お電話に出て頂けない。

何度かかけているウチに、
着信拒否になりました。

喜んでいたZさん
ご一家だったのに・・・・・

すこしばかり
ショックを受けたものの、
「まぁ、気が変わったんだろ・・・」
なんて思い、
そのままにしておきました。

それから約4か月。

Zさんの奥様から
電話がかかって来ました。

「たちばなさん、
あの時はスミマセンでした。

本当にお詫びします。

実は、あの時
言えなかったんですけど、
私達夫婦には、
息子の事業に対して
1000万円以上の売掛金があります。

息子が払ってくれないのです。

支払うように息子の言うと激高し、
私達はそれに怯えながら
事業を行ってきたんです。

人間関係?最悪です。
日常会話は息子とはありません。

たちばなさんとのご縁で、
息子への売掛金問題や
人間関係の回復も含めて、
解決できるかも、
と思っていましたが、
息子から・・・・・

”たちばなはじめには
もう連絡を取るな!
連絡を取ったらカネを支払わない!”

と言われ、
泣く泣くたちばなさんとのご縁を
あきらめたんです。

その後息子が、
一度だけ100万円を
支払ってくれたんですけど・・・・・
それも一度きり。

それでなんとかしのいで
暮らして数か月。

とうとう息子とも
絶縁状態になってしまいました。」

との事。

そうだったんだ・・・・・・
あの時、
そんな人間模様があったんだ・・・・・・。

そんな状況を踏まえ、
もう一度その街を訪ねたんです。

今度はZさんご夫婦とワタシの三者面談。

無論、
そういう状況になった事を踏まえ、
Zさんご夫婦に了解を得た上で、
Aさんにも報告済みでした。

ワタシから、

「それならそれで、
息子さんの問題は切り離して
改めて考えましょう。
Zさんご夫婦と会社の問題として。

単純に、
Zさんご夫婦の問題とすれば、
前回お話しした
コンサルテーションの方針より、
もっと簡単になります。

もっと簡単になるのですから、
我々に支払う費用ももっと安くなります。

Zさん、来年から年金が入るでしょ?

それまでつなぎで事業を続けて、
その後は年金生活。

ワタシがそこまで道筋をつけて、
その後はFPのAさんに
家計相談をされてはいかがですか??」

と。

目を大きく開いて、
奥さんは大粒の涙を流しました。

その肩を優しく抱く旦那さん。

ワタシがいるのもはばからず、
美しい夫婦愛を見せて頂きました。

先月末から、
Zさんの会社は返済を止めています。

無論、債権者への対応策は
事前に準備した上で。

Zさんご夫婦は高齢である事に加え、
Zさん自身は病身。

債権者の督促は、
限定もされやすい。

でも、Zさんは債権者より奥様を。

奥様は債権者より
Zさんを優先する、
っておっしゃっているんですから、
その為に依頼を受けて
我々が仕事をするんだから、
それを国内法に基づいて
仕事をするのが、我々である、
という事。

ここに金銭の支払いが
発生するのですから、
依頼人が最も厚く、
利を得る様にするのです。

ある意味当たり前の事。

Zさんの奥様から、別れ際に・・・・・・

「ワタシの夫婦の問題が
順調に回復して行ったら・・・・・
息子の商売の面倒も
見てやってくれませんか?

息子の妻とは連絡取れますから、
そこで連絡とって息子に
たちばなさんに電話させます」と。

息子さんに対して、
母であると同時に
債権者でもあったワケですが、
お金絡みで揉めてはいても、
やはり母は大きな深い愛で
息子を愛しているのだな・・・・
と少し胸が熱くなりました。

今後、実際に息子さんから
電話がかかってくるのか
来ないのかは解りません。

でも、
ご両親の経済環境の回復ぶりを、
ウワサで聞く後に・・・・・・
ご本人からご連絡が
来ればいいなぁ・・・と思っています。

息子さんは、
このメルマガの存在を
知っています。

ここからは本人にメッセージを送ります。

おそらく自分の事と
お分かりになるでしょう。

彼が読んでくれている事を望みながら・・・・・。

————————————————-
あなたのご両親は、
あなたを許す準備が出来ています。

一度お母さんに連絡を取ってみて下さい。

ご両親は決してあなたを拒絶しません。

再び、あなたの家族と
仲良く暮らす事を望んでいます。

一言、「ゴメン」と謝罪して、
元の関係に戻って下さい。

あなたの事業が、
どの程度の水準か、
現在の私にはわかりません。

ワタシに仕事を依頼するかしないかなど
重要ではありません。

あなたが一本ご両親に連絡を入れる事が、
大変に重要なんです。

お母さんもお父さんも待っています。絶対に!
————————————————-

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!
親孝行しなくちゃいけない!!!

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ