case200「一路、姫路へ。」の件

ワタシは依頼を受け、
現在兵庫県姫路市に向かう車中です。

case198・case199で触れた
依頼人にお目にかかる為です。

二時間ほど余計に
時間はかかりますが、
新幹線を使わず、
自宅のある新潟のとある街から、
富山に向かい、
富山から京都行の特急に乗り・・・・・
とにかく乗り継ぎを繰り返す事で、
旅費が半分になるんです。

依頼人のRさんからは、
事前にお電話で・・・・

「たちばなさん、
交通費くらいはこちらで支払いますから、
どうぞ新幹線で
お越しになって下さい。」

とは言われましたが、
WEBで検索すると・・・・・・
特急電車も走っているし、
そんなに不便じゃない。

Rさんだって、
資金難だからワタシに連絡くれたはず。

だから、
ワタシ自身にお金がかかってはいけない!
って思いました。

紹介者のFPさんに
15時に姫路でお目にかかり、
16時にRさんご家族の相談を受け、
19時くらいには
新大阪まで言って宿泊。

翌日に東京に行く予定なんですが。
姫路までのルートを特急電車で行く事で、
新大阪でのホテル代が
捻出されるんです。

「ケチケチ旅」は、いとたのし^^。

ワタシが6年前まで、
6億円の負債で悩み続け、
毎月元金と利息を合わせて
180万円を支払い続けていた、
元小売業経営者である、
という事はこれまでも
ブログで書いてまいりましたが、
この180万円を6年半払い続けていた時分、
明けても暮れても
月末の資金繰りに
翻弄され続けていました。

そして、平成21年に・・・・
「もうダメだ!」って思った時に、
ワタシを助けてくれた
師匠に行き当たり、
「助けて下さい!」と泣きついたんです。

それまで、
少しでも会社を良くしようと思って、
コンサルのサポートを受けた事はありました。

・財務コンサル
・接客コンサル
・販管費削減コンサル

とかね・・・・。

いくらか経済効果はありましたが、
このお三方は、
例外なくグリーン車で
東京・新潟間を往復されていました。

ワタシには、
実はこんな苦い経験がありましてね・・・・
今では恥ずかしい思い出です^^;。

ワタシを助けてくれた師匠は、
コンサルとしては4人目のコンサルでした。

新潟の自宅まで来てもらったんですけど、
「交通費を用意しておいてください。」
って言われた時、
ワタシはグリーン車分の
交通費を用意していたんです。

前の三人がグリーン車だったから。

でも、師匠は

「こんなに要りませんよ。
指定席で来たから。」と。

これが本当に・・・・
本当に嬉しくて、
そのやり方を踏襲しているんです。

「カネが無いから相談するのに、
相談相手にやたらとカネがかかる。」

こういう状況はなるべく避けたい、
って思ってね。

債務整理もこれに似た様な事ですよね。

平成22年に、今の知識を得る前に、
ワタシは新潟の弁護士の所へ
駆け込んだことがあります。

破産費用に350万円かかると言われました。

当時の私には
最後の150万円しかありませんでした。

当時のワタシは、
破産すら出来なかったんです。

「カネが無いから相談に行ったのに、
カネがないなら仕事はしない。」

って言われたんです。

加えて、破産するのにかかる費用は
センセイ方に支払う
費用だけでは終わりません。

こんな思いも、ワタシが
「交通費になるべくカネをかけない。」
って思わせることを助長しています。

Rさんの案件は
おおむねお電話で把握しています。

家内工業の事業は社長である
お父さんが病に倒れた事により事業不振に。

現在お母さんが
奮闘しているものの改善されず。

いつしか、住宅ローンの支払いも
厳しくなってい、と言う状況。

このご夫婦の娘さんが
依頼人であるRさんです。

ご自宅の名義は、
お父さんとお兄さん。

お兄さんは他県にお住まいで
すでにご家庭を持っておられます。

この度新居を建てられるとかで、
お父さんの住むお宅のローン
をカバー出来ない、との事。

自身の自宅建設を優先する兄に対し、
Rさんは若干の嫌悪感。

ローン残債は1200万円。
月額17万円の支払い中。

病床のお父さんが、
自ら会社の財務会計を取り仕切っており、
会社の負債内容は
お母さんも良く把握しておらず。

また、お父さんは
今日のワタシとの面談に懐疑的で、
その時の体調次第で
「会うか会わないか決める。」という雰囲気。

事業内容に負債がいくらかあって、
それを返済している現状なら・・・・・・
救済はそれほど難しくありません。

また、ご両親が
自宅の保有にこだわりを見せなければ・・・・・
救済はもっと簡単です。

この内容に間違いが無いか、
間違いがあれば、それはどの部分か?

我々の仕事によって、
Rさんご一家が得るメリットと
得てしまうデメリットを理解し、
我々に支払う報酬を踏まえてお決めいただく。

今日、ワタシに与えられたミッションは、
ここまでかなぁ・・・・・・
そんなことを考えています。

遠方から、
HPを通じてお問い合わせを頂く機会は多いです。

先月は愛媛県の塾経営者。
昨日は札幌市の小売業経営者から
お問い合わせ頂きました。

ザックリと電話でお話しを伺うと・・・・・
そんなに難しい案件じゃない。

資産が無くて借店舗。
借金が無担保でマルホ。こんな感じ。

取られるものが無いんだから、
全然破産なんかする必要なし!

こんなことを電話で言うのですが・・・・・
なかなか詳細を電話で説明するのは・・・・
伝わりません^^;。

「お越し頂ければ面談は2,000円です。
ワタシが現地まで行った方が
良ければ行きますが、
交通費のご負担をお願いします。」

と申し上げると、
3件のうち2件は・・・・・
「それならいいです。」とか、
「また連絡します。」とか・・・・・。

その後連絡を頂ける事はまずありません。

交通費だけはどうにもなりません。

一時スカイプなんかも
活用しようと思った事はありましたが、
やはり、依頼人側の心配を
払拭出来るツールには成り得ない様です。

そんな中、このRさんは
見ず知らずのワタシに、

「交通費47500円お支払しますので、
現地までお越しください。」

と言って下さった。
絶対に、「呼んでよかった!」と
言ってもらおうと思っています。

このRさん、
現地に訪ねる事が決まってから、
こんなメールを下さいました。

「〇〇」以外は原文のママです。

———————————–
当日は休日にもかかわらず、
こちらの都合でお越しいただけること
感謝致します。

当たり前ではありますが、
初めてのことで戸惑っています。

どうぞ どうぞ よろしくお願い致します。

気をつけてお越し下さいませ。

私は 〇〇駅 改札口 にて
お待ちしています。
———————————–

初めての事で、
不安が募っているけど、
ほかに頼るところが無い不安な気持ちが、
「どうぞ」を繰り返すあたりに
如実に出ていると思います。

あぁ・・・あれ!?言いますよ!
Rさんにだって!

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ