都内でご相談に乗りました。
池袋のいつもの喫茶店で。

都内で、印刷や、物品販売など
複数の営業代行をしている
個人事業主のCさんです。

40代男性。
ワタシより少し先輩、といったところ。

一年半ほど前に、
とある異業種交流会で
お知り合いになっていた方でした。

ワタシは、その後
その交流会は退会しており、
その方とは音信がありませんでしたが、
Cさんは
「いつか縁があるかもしれない・・・」と、
ワタシの名刺を
大切に保管していて下さった、との事。

有り難い事です。

負債は銀行やノンバンク含め、
4社で合計1100万円。

昨年よりリスケが実行されていて、
元金返済は据え置き、
利息のみを支払っているとの事。

毎月12万円ほどの返済だとか。

5月から、
「リスケを元に戻したい。
元金もお支払いいただく。」
と金融機関から通告を受け、
原資が捻出できるメドが立たず
困っているとの事でした。

その後ワタシから
いくつか質問を重ねました。
Cさんの置かれている状況はこうです。

Cさんは奥様と二人暮らし。

お子さんはまもなく
成人を迎える息子さんお一人。

独り立ちして働いておられます。

Cさんの自宅は借家。
車は奥様の仕事用に使っている
軽自動車が1台。

ですから当然奥様名義。

Cさんには資産が無い、
という事でした。この時点では。

Cさんの負っている負債に
担保は設定されていません。
一部マルホ。

それらを踏まえ、
ワタシからCさんにアドバイスしました。

「Cさん、金融機関よりも
奥様を守りたいのですよね?

それを実行する為に、
あなたは法的に最も強い立場にあります。
返済しなくても取られるものがないのですから。

日頃、ワタシはセミナーで
”貸した側にだって責任はある!”
と言っているんですが、
まさにCさんのケースはそれです。

資産も何もないCさんに、
1100万円ものお金を
貸し付ける彼らにこそ問題がある、という事です。

借りた金を約束通りの約定で
返さない事には
道義的責任はありますが、
これによってCさんの自由が
拘束される事はありません。

融資は”商取引”ですから、民事です。

仮に金融機関が、
Cさんを訴えるにしても
民事でしか訴えようがないですし、
そもそもCさんに
押さえられる資産がないのですから、
金融機関の「訴え損」という事になります。

裁判所は法的に「決まり」を
つける機関なのであって、
それを徴収する機関ではないですから、
結果的に「何も起きない。」という事になります。

ですから、Cさんは法的に”最強”なんです。

どうせお金貸してくれないんだったら・・・・
返すのを一時的にやめればいいんですよ。

一時的と言うのは
どのくらいの期間かについても、
法的にはCさんが決められる立場にある、
という事です。

重ねて申し上げますが、
道義的責任は別の話ですけどね。」

Cさんは、
顔を紅潮させながら
タバコに火をつけました。

一安心されたのでしょう。

その後、思い出したように、
ワタシに質問。

「ワタシ名義の生命保険があります。
それはワタシの資産になりますよね?
これはどうなりますか?」と。

「被保険者と保険契約者がCさんで、
受取人は奥様ですか。

被保険者はそのままに、
契約者を変更しましょう。

契約者変更は保険のプランナーを
呼んでその意思を伝えれば、
すぐに段取りしてくれます。

自宅やその他の不動産を
意図的に名義変更して、
自身の資産を減らす事は
詐害行為になりますが、
保険の契約者を変更する事は
詐害行為になりません。

ワタシは、複数の生命保険会社で、
このセミナーを実行していますし、
その保険屋さんの
クライアントさんのご紹介を受け、
何十件も救済しています。

契約者変更をする事で、
Cさんには”秘密の貯金箱”が出来る、
という事です。

ですから、
Cさんは破産なんかしなくていいんですよ。」

Cさんは、ワタシと知り合った
異業種交流会で知り合った、
債務整理を生業にするセンセイ2名にも
ご相談しています。

一人のセンセイは
「任意整理しましょう!」と
費用は75万円。

もうお一人のセンセイは
「破産が一番良いですね。」と
費用は110万円。

そんな経緯をたどってきた
Cさんにとって、
ワタシの情報は・・・・
さぞかし気持ちが落ち着いた事でしょう。

「全然破産なんかしなくていい!」
って言ったんですから。

いつも申し上げていますが、
”優先順位”は本当に大切なんです。

貸金業者よりも
家族や従業員を優先しましょう。

Cさんも、私に会うまでは
貸金業者に毎月12万円
支払っていましたが、
家庭にお金は入れていませんでした。

それを補うカタチで、
奥様が仕事に出て家計を賄う・・・・。
これは家族を守っていないんです!

重ねて申し上げますが、
道義的責任なんかあるんです。

でもそれは債務整理をしたって
同じ事なんです。

ワタシだって、
「カネに困っている」って
言っている人からお金は貰います。

だから、
なるべく安くしたいって思っています。

失礼ながらセンセイ方には
その思いが足りないと思っています。

国内の2割程度のセンセイ方が
「生活保護受給レベル」
である事から考えると、
今後債務整理の手数料は
安くなる事は考えにくいでしょう。

債務者側にも、
適正な情報の精査が求められている、
という事。

「資金繰り改善の第一歩は”知る”事から!」

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ