さて先日、
新潟県内で二件のご相談依頼があり、
面談させて頂きました。

お一人目は、
個人事業主のZさんです。

奥様一緒にワタシも合わせて
三者面談させて頂きました。

お問い合わせ下さったキッカケは、
Facebook。

ワタシの地元の友人が
ワタシのブログに「イイネ」をした事に
始まったそうです。

それ以来、本人曰く、
「かれこれ、もう一年近く」
ワタシのブログを
読み続けて下さっていたとか・・・・。

「一年も?もう少し早く
連絡下さればいいのに・・・^^;。」

などという与太話から
面談は始まりました。

事業資金の借り入れは、担保設定ナシ。
ほぼ全てがマルホ。

本人名義の自宅保有があり、
ローンもまだタップリ。

奥様と共有名義になっていて
「連帯債務者」との事。

事業そのものは、
営業利益段階でマイナス。

弁護士先生からは
破産を勧められており、
所有している車や、
賃貸している事業所からの撤退を
検討していたところでの、
お問い合わせでした。

Zさんは冒頭に、
「子供たちを守りたい!」と強く宣言。

採算が合っていない事業を
辞める事を前提に、
破産させない手立てや考え方、
それにまつわる費用。

ワタシの経験談をまじえて、
約二時間お話ししました。

「我々の担ぐ神輿に
乗って頂けるのなら、
破産なんかさせません。

おそらく半信半疑とは思いますが、
ワタシのブログを
知るに至った友人の〇〇とは、
今も親しく付き合っていますし、
今後も変わりません。

ワタシはあなたを
だます事が出来ない環境にある事は
解りますよね。

ブログだって、
ウソをつけば、続けられない。

あなたはワタシのブログを
一年近く読んでいるのだから、
ワタシがウソをつけませんよね?

もし、ワタシがあなたをだませば、
友人の〇〇にワタシの自宅の場所を
問い合わせてください。

ワタシは逃げようがありませんよね?

契約するかしないかは、
Zさんのご判断におまかせします。

我々は二か月以内にZさんの負債状況に、
必ず経済貢献を果たします。

万が一、
我々のそれがウソだと分かった時に、
改めて債務整理を考えたっていいでしょう?」

こんなやり取りを経て、
次回は契約に向けて
本格的な打ち合わせに入ります。

その後、Zさんの家を出て、
そのままクルマを一時間ほど走らせ、
別のところへ移動。

その地域で「老舗」と称される、
料亭を訪ねました。

大手国内生保会社の
保険マンAさんからご紹介頂きました。

Aさんはこれまでワタシのセミナーを
二回ご聴講下さっています。

とある日の早朝にワタシにショートメール。

「緊急でご紹介したい案件あり。
本日中に電話します。」との連絡を受け、
この度Aさん立会いのもとで、
その料亭を訪ね、経営者のTさんと
お目にかかりました。

60歳を超える女性経営者でした。

負債は1億円強。

既にリスケをしており、
月額元利返済は40万円ほど。

Tさんは全経営者からの依頼を受け、
財務を良く把握しないまま
経営を引き継がれた模様。

お元気で愛想よく、
「接客の現場第一!」という雰囲気を
醸し出す方でした。

ご本人は独身。
ですから血縁関係のある後継者はいません。

心の中で
「廃業してしまえば、我々にとっては
そんなに難しい案件ではない。」
と思っていたワタシでしたが、
Tさんの思いは違いました。

「自分が元気なウチに
借金問題をどうにかして、
信頼できる方にきれいな状態で
引き渡したい。」との事でした。

「それでしたら
・・・・第二会社方式」
というやり方があります。

「基本的な考え方として・・・・・」
と詳細を説明。

Tさんは、
「本格的に指導を受けたい」
との意向を示し、
ご紹介者の保険マンAさんも満足そう。

初回の面談としては、
十分仕事は出来たかなぁ、
と思いながらの
新潟県内の二件行脚でございました。

冒頭に書いたZさんは40歳前。
お子様もいらっしゃり、
住宅もまだそれほど
古くない状況の中で、
廃業をしながら残った負債の処理を
我々に依頼しようとしています。

「まだ若いんだから、
再生を念頭に置いた方が良いのでは?」

などという意見も
聞こえて来そうですが、
ご本人は廃業を望んで
次の人生を歩む準備をしています。

二番目に書いたTさんは60歳以上。

独身で跡継ぎもおらず、
会社は債務超過。

「もうそれなりの年なんだから、
再生なんか考えない方が良いのでは?」

などという意見も
聞こえて来そうですが、
ご本人は再生を望んで
次の人生を歩む準備をしています。

同じ日に、
違う性別の
違う世代の
違う業種の経営者が、
反対の道を歩むことになりました。

当然ながら、
手法も全然違います。

でもお二人の認識が
共通していた事があります。

それは、

「借金を返済しない(出来ない)事で、
債権者(主に銀行)どんな仕打ちに
会ってしまうのか?」

という見えない恐怖感です。

お二人とも、
「身ぐるみはがされる」と
思っていた様子でしたので、
ワタシからこんな話しをしました。

「モノの価値には、
二つの基準があります。

”使用価値”と”換価価値”です。

ご自身が価値が
あると思っているものが、
実は周辺から見ると
全然価値を感じないものって
たくさんあるんですよね。

例えば、
あなたがお召しになっている服。

あなたその服を大切に来ている。
これが使用価値。

ではそのあなたが来ている服を、
他の方が欲しがるか?
答えはノーですよね。

つまり、あなたの服には
使用価値があるが換価価値はない
という事。

ワタシがはめているこの時計。

二十歳の時に
両親が買ってくれたものです。

ワタシには使用価値がありますが、
これを他の方々が欲しがるとは
思えませんし、思ったとして
売りに行っても数千円でしょう。

使用価値と換価価値がある事は、
皆さん良くご存じなのに、
自分の借金の始末に事が及ぶと、
使用価値も換価価値も、
いっしょくたになってしまって、
”身ぐるみ剥がされる”
なんて恐怖感を持ってしまう。

債権者は、
換価価値のあるものしか
興味がありません。

このcaseですと・・・・
ご自宅や、事業所等の担保物件等の
いわゆる固定資産。これのみです。

金目にならないものを回収したって、
債権者はコストがかかるばかり。

あなた方に大損を負わせられた上に、
更に余計なコストをかけて
不採算な回収を行うなど、ありえません。

ですから、事前に
”とられそうなもの”がわかっていれば、
その対策の手段を打てばよいのです。

我々には、
救済する手段がいくつもあるのです。
信じてさえいただければ・・・・。」

とこんな事。

客観的にみると、
「当たり前」と思う事が、
いざ当事者となると、
難しい決断になってしまうのです。

ワタシも経験者として強く思います。

地元新潟で、
トントンと二つお話しが進んだことで、
気をよくしているたちばなはじめですが、
思いが上手く伝わらず、
疑心暗鬼な思いをさせてしまう事もございます。

少し都内で、ワタシに対して
疑心暗鬼になっている方がいらっしゃいます。

こういう方は、もう放っておくしかありません。

ワタシにはあまり時間が無い方の様に思え、
スピーディに仕事をしたつもりだったんですが、
それがワタシが
「契約を急いでいる」と思われた様子でした。

人それぞれ、
時間軸や考え方はあります。

ワタシの考えを
強要するつもりは毛頭ありません。

ワタシの仕事で

「得るメリットと
得てしまうデメリットと
発生コスト」

債務整理で

「得るメリットと
得てしまうデメリットと
発生コスト」

これらを秤にかけ、
傾いた方をご当人が選べばよいのです。

使用価値と換価価値を踏まえてね。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

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※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ

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