はじめちゃん通信
case224「保証人の責任」の件

先日、
新潟の自宅で過ごしておりましたら、
母親のお友達が
遊びにおいでになりました。

かつてウチの近所で、
とある小売業を営んでいた
50代女性のK子さんです。

ただ単に、ウチの母と
仲良くして頂いているだけで、
ワタシも母とK子さんの会話に
口を挟む事も無く、
ただ単に一緒にコーヒーを
頂いていただけ・・・・
の予定でした。

K子さんは、
旦那さんとの関係が粗悪になり、
数年前から別居。

その小売業をかつては
ご夫婦で営んでいたのですが、
K子さんのご両親が
体調を崩されたのをキッカケに
仕事から介護への変更を余儀なくされ、
そこから夫婦関係の崩壊が始まったと。

母はかねてより知っていた様子。
黙って、ウンウンと頷いていました。

K子さんは、ワタシにも
「聞いてほしい」という風情で
お話しになるので、
ワタシも途中で席を外すわけにもいかず、
一緒にお話しを聞いていました。

ザックリとK子さんのお話しを
要約するとこうです。

旦那さんは、
K子さんに離婚を迫っており、
K子さんも愛情的に
旦那さんに未練など無い、との事。

しかし、K子さんは
旦那さんが社長を務めている
小売業で追っている
借金の保証人になっている。

ご商売の状況は、
かつて帳面管理をしていた
K子さんも把握しており、
決して楽観できる状態ではないとの事。

しかし、それでもなお
離婚を迫る旦那さんに対して、
何ら落ち度のない自分。

いくらかでも慰謝料を貰いたいので、
旦那さんの言うとおりに
離婚しても保証人としての
リスクだけ負わされて、
慰謝料ももらえないのは納得できない、
との事で、何年も
離婚に応じていない・・・・・

と言う状況。

母親は友人として、
K子さんの行く末を案じつつ、
少し私に踵を返しました。

その母親がワタシを見る目はさながら・・・・・
「あんた、なんか良い方法無いの!?」
というところ。

それに続くようにK子さんから、

「息子さんが、東京で
”たちばなはじめ”として、
現在借金に関する困りごとの
救済に関する仕事をされているのは
お母さんから聞いていました。

ちょうど良い機会ですので
少し話しを聞かせて下さい」と。

なるほど・・・・・
さすが母親とK子さんは
仲良いお友達。

そういうところは
以心伝心で伝わるようです(笑)。

ワタシからいくつか
K子さんにアドバイスしました。
箇条書きにします。

・離婚しようとしなかろうと
保証債務はついて廻る。

次元が違う話なので、
愛情が無いのなら離婚した方が良い。

どっちにしろ債務はついて廻る。

・保証人は外すとか
外さないとかを決める権利は
銀行や公庫にあるのであって、
旦那さんに決定権はない。

むしろ法律の解釈としては、
簡単に捺印したK子さんに過失がある、
とされる。

・保証債務に関しての
ワタシの知っている見識。

保証債務からの立ち直り方
「case209 考察・保証人制度」を参照の事

・自分が助かりたいのか?
旦那さんを救済して
結果的に自分も助かりたいのか?
で手法やコストが変わる。

・旦那さんから慰謝料を
取れる状態にしたいのなら、
K子さんがワタシに旦那さんを紹介して、
旦那さんを当方で救済。

そこで出来たキャッシュフローの
半分程度をK子さんが
優先的に享受する事を条件にすると、
K子さんの取り計らいで
旦那さんの事業の資金繰り改善が出来、
そこで得た金銭的メリットを
優先的にK子さんが受け取る
合理的理由が出来上がる。

ザックリとこんなところを
20分ほどかけて説明しました。

母親は横で表情を変えず
黙って聞いていました。

ワタシがかつて小売業で
資金的に困窮していた時分を
思い返すようにしながら。

ワタシがかつて小売業経営者で、
資産家のボンボンだった事を
知っているK子さん。

「あぁ~、だからおタクの
前のご商売はきれいに片付いて、
現在は、このお宅に
住んでいられるんですね。納得!」と。

自宅のリビングが、
いきなり面談の場に
なってしまいました。

まぁどうぜ家で
ゴロゴロしてるだけの日だったので、
さして気にもなりませんでしたが・・・・。

K子さんは、
自分に落ち度が無いのに、
離婚を迫られている事に
理不尽さを感じています。

そして、仮に離婚に応じても
自分には金銭的メリットすらない
状況に不満足の様子。

旦那さんを当方で救済して、
そこで得た金銭的メリットによって
自分がそこの利益の一部を
受ける方が良いという意向を示しました。

ワタシから、
一番の難題をK子さんにぶつけました。

「東京でも”得体のしれない仕事”
と言う評価が大半の中、
新潟の片田舎の事業主が、
ワタシの話しをまともに聞く
用意をさせる事は、
K子さんの想像以上に
難しい事だと思います。

いきなり私が
旦那さんの所に行っても
しようがないし、
その気にさせるのは
K子さんしかいません。

ただ、K子さんと
旦那さんの関係性は
粗悪になっており、
膝を突き合わせて
話し合う環境にない。

現時点でK子さんに出来る事は、
ワタシの仕事の内容を要約して、
手紙にしたためて送付・・・・・
これしかないでしょう。

あ、そうそう。

ワタシの名刺に我々の仕事の
HPのURLが書いてありますから、
”ここを見ろ!”と書いておくのも
有効かもしれません。」

K子さんから聞いた、
旦那さんの小売業の現況は・・・・・
借入金が最大5,000万円ほどありましたが、
現在は2,000万円を
切った頃のはずとの事。

リスケを実行しておらず、
毎月の元利返済は30万円ほど。

数年前に銀行と公庫に
リスケの要請をしたことがあるが、
返答ははかばかしいものではなかった、
との事。

事業としてここ数年は
儲けが出ていない模様。

まあ儲けが出ていたら、
返済に苦しくなるはずないね。

当方に面談においでになる方の
レベルとしては・・・・
病状は軽し!
救済手段は複数あり!です。

資金調達と
返済圧縮の二つの切り口から、
救済が出来る旨をK子さんにお話しし、
”急ごしらえの面談”は終了しました。

喜んで家路につくK子さんを
見送るワタシと母。

母にすれば、
久しぶりに遊びに来た
K子さんとの話はそこそこに、
ワタシとの個別面談に
切り替わってしまった事に
「気分を害したのではないか?」
と思い、
「オフクロ。すまなかったね。」と一言。

母は、ワタシに
「仕事なんだから仕方ない。
K子さんが困っているのは
前から知っていたけど、
ワタシから息子の仕事を
おススメするなんて出来ないから、
ずっと気になっていた事。

ちょうどいいタイミングだったわ。

それより、ウチって、
そういう理屈で助かったんだね。

あんたワタシに話さないから・・・・
良く解った。

ホントに悪い事を
していない事がわかったよ。」と。

この仕事を始めてようやく母は
ワタシの仕事の透明性の高さに
気づいたようです(笑)

今後、K子さんや旦那さんから
ご連絡や面談のご要請を頂くか
どうかは解りません。

今後先方から連絡してこない限り、
こちらから連絡を入れる事はありません。

全ては先方がお決めになる事。

我々は要請を頂き次第、
粛々と仕事をさせて頂くのみ。

現時点ではただただ
次のご連絡を待つのみです。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ