先週上旬に
ワタシのケータイが鳴りました。

いつもの通り、
未登録の電話番号。

電話に出ると、
「〇〇さん(ワタシの本名)ですか?」と。

未登録の電話番号で、
ワタシの本名で
お問い合わせ下さる方は、
だいたい二年以上前に
ワタシのセミナーを聴講された方か、
前の小売業経営者だった時に
絡んだことがある方のいずれか。

もしくは青年会議所在籍時に
知り合っていた方。

いずれにしても
久しぶりな方である事は
間違いありません。

「まだ資金繰りの
お仕事はされていますか?」

と、問うてくるので、

「はい、現在は
東京に会社を作って
都内で仕事をしていますが
・・・・・どちらさんですか?」

と答え、会話が始まりました。

新潟県内で旅館業を営むVさん。
40代男性です。

二年半ほど前に、
新潟市内でセミナーをやった際に、
ご聴講下さった方。

確か、同業者の仲間三人程度を
連れ立ってご聴講頂いた方で、
そこにいらっしゃった事は
憶えていましたが、
お顔や年の頃までは
憶えていませんでした。

Vさん、
電話の向こうでおっしゃいました。

「新潟でセミナーを聴いていたら、
”年内でこの仕事を辞めようと思う”
って仰っていましたので、
もう資金繰り支援は
していないかと勝手に思っていました。」と。

「ワタシ、
そんな事言っていませんよ。

50までは続けるつもりでしたし、
反対に50になったら
辞めているかもしれない、

って言ったんですよ。」

と答えると・・・・・
Vさんは・・・・・

「そうでしたかぁ~・・・・
もっと早く電話すれば良かった。」と。

この二年間に、
Vさんの会社が出した損失は・・・・・
推して知るべし。

失った時間は取り戻せません。

そうは言っても、
ワタシも迷いに迷って、
4000万円の損失を計上した経験は
以前に書きましたので、
言えた義理じゃありませんがね^^;。

そんなワケで先週、
東京から新潟に帰郷した翌日に
現地を訪問しました。

県内でも結構有名な温泉宿ですので、
ワタシも随分前ではありますが、
何度か宿泊した経験はありました。

まさか、
そんな有名温泉宿から
仕事の依頼を頂こうとは・・・・・
と思わなくも無かったんですが、
でも、現在の旅館業を取り巻く
社会状況は大変に厳しいものがあります。

減価償却後で
キチンと利益が出せている
旅館経営企業なんか、
殆ど無いんじゃないでしょうか?

まぁ全部の決算書見たワケじゃ無いから、
一概には言えませんが、
ワタシの母親が言います。

「ワタシ達が、
アンタくらいの年の時分に比べると、
温泉宿の値段が
随分と安くなった・・・」って。

40年ほど前のGDP
(当時はGNPかな?)と比べれば
現在の国内GDPはしっかりと
膨れ上がっているのに、
宿泊料は「随分と安くなった」
という母親の評価ですから、
旅館業の置かれた環境と言うのは、
厳しいものだと容易に想像がつく、
という事。

それに加えて、旅館業は
”設備産業”でもありますから、
竣工や改装などでも、
当たり前に億単位の費用が掛かる。

建物が老朽化すれば、
その影響は、モロに客足に響く。

ですから、
ワタシにお問い合わせ下さる
温泉宿の社長さんから
お聞かせいただく負債額は
どこも億単位。

更には、昔と比べて
海外旅行も随分と
身近なものになりました。

いわば、
「ハイリスク・ローリターン」
を強いられている、
可哀そうな業種であるとも言えます。

お目にかかった
Vさんと11時に待ち合わせ。

10分ほどVさんが遅れるとの事で、
ラウンジでコーヒーを頂きながら、
庭を観させて頂きました。

キチンとハサミが入り、
芝生はきれいに刈られていました。

11時15分から面談開始。

金融機関からの負債総額は、
約14億円。

数年前からリスケは実行済。
月額元利返済は約40万円。

宿と社長の自宅が担保。
母親と叔父と叔母が保証人。

また親族の経営する会社からも
億単位の借入金があり、
毎月10数万円程度の返済中。

正直申し上げて、

「結構返済できているんだなぁ・・・」

って思いました。

もっと返済原資を作るのに
苦労していると思っていました。

ただ、銀行の立場からすれば、
この少額な返済では納得いかないのも頷ける。

でも、我々は
銀行からお金を頂くのではなく、
Vさんからお金を頂き
仕事をさせて頂くのですから、
Vさんが喜んで頂ける仕事を
提案するのみです(笑)。

銀行が、
「現在の返済状況では話が通らない」
との主張から、
関係が悪化している模様。

ワタシから、この様に申し上げました。

「現在の銀行と、
Vさんの会社の関係性は、
かなりVさん側が
有利な取引状態になっている事に
気づいていますか?

貸し手側が、
借り手側に対して、
返済状況に納得いかない気持ちは
理解出来ますが、
この状況で法律上、
貸し手側はVさん側に対して、
指をくわえていているしかありません。

路線価を踏まえた
担保物件の資産価値を鑑みても、
差し押さえたって、
損をするのは貸し手側。

差押えするにもコストがかかるし、
売れなければ売れない程、
時間がかかれば
コストがかかるのは銀行の方。

Vさんには一切コストがかかりません。

Vさんが、
銀行の言いなりになって
”任意売却で少しでも高く売ろう”
なんて、色気出しちゃえば、
売れる売れないのリスクや
不動産業者に支払う手数料も
全部Vさんが負担ですが、
返済を止めてしまえば
その手続きは
全部債権者がやってくれる。

手数料は債権者側。

売れなければ売れないで、
その間の商売は継続できる。

40万円の返済すら実行しなくて良い。

二次競売・三次競売・・・・・
分割競売になっていって
ドンドン値段が下がれば、
自分で買い戻せるかもしれない。

その間40万円の
返済を行わないんだから、
三年も経てば
1500万円くらいになりますよ。

それらを踏まえると、
銀行も売却するメリットが無いから、
Vさんが口座に”これだけ”と、
返済出来る分だけ
預け入れておけば、
銀行はそれを引き落とすしか
ないですよね。

貸し手側は表面上、
”そんな話しは通らない!”って
厳しい対応をするでしょうが、
あんまり厳しい過ぎると
不当回収行為になっちゃう。

法律上は、
”そんな話しが通っちゃう”
という事です。

彼らは、Vさんが
実行する返済に対して、
納得いくか行かないかは
法律上関係ありません。

40万円の返済せず、
商売は続けて頂き、
銀行と交渉する必要が無くなれば、
Vさんはもっと営業活動に
注力できるのではないですか?

ご親族から協力いただいた、
借入金を優先的に
返済できる環境も作れますよね?

後は、最後に・・・・・・・・」

こんなところで約二時間。

Vさんの表情が
大変に明るくなりました。

次回再度面談して、
Vさんの置かれた状況を踏まえ、
契約を前提に、
再度お目にかかって打ち合わせを進めます。

「二年前にセミナーを聴講した時に、
すぐに相談しておけば
よかったです。」とVさん。

「そうですね。
資金繰りは病気と一緒。

早期発見早期治療なんです。

二年前に処方しておけば、
ポリープ状態。

内視鏡で病巣をブツって切れば
入院期間も短くて済みました。

今は・・・・例えれば末期。

外科手術が必要な状況です。

我々も人員や手間を割くので、
コストは、比較的ではありますが
かかります。

尤も、債務整理するよりは・・・・
全然安いですよ。

たぶん、Vさんが破産すると
2000万円くらいかかるって
言われると思いますよ。」

と答えると、Vさんは言いました。

「恐らくそうでしょうねぇ・・・・」
と特段驚く様子ナシ。

Vさんは母親を守るために
数年前に母親を破産させています。

その時の費用を踏まえると、
そのくらいになる、
と分析していたようです。

資金繰りがキツければ、
銀行への返済は後回しでも良いんです。

交渉なんかしなくていいんです。

少しくらい遅れたって
3か月間は期限の利益なんです。

そのまま返済しなくたって、
法律上は債務者が強いんです。

担保を差し押さえられたって、
しばらくの間は
仕事も続けられるし
家にも住んでいられます。

その間に、
打つ手が山ほどあります。

心配している事の9割は起きません。
いや、もっとと言ってもいい。

1つの親族に、
10億円以上のカネを貸し込んだ、
貸した側にだって責任はある!

Vさんの会社の救済は、
まもなく始まります。

負債が大きかろうと小さかろうと、
適用される法律は同じ。

国内法は借りるまでは貸す側。

借りてからは
借りた側が絶対的に圧倒的に強い。

愚直なまでに国内法に基づき、
我々は仕事をさせて頂きます。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃけない!!

<たちばなはじめセミナー音声>
たちばなはじめのセミナー
「法律家が絶対に話さない借金の真実」
が音声ファイルとして販売を
開始しました。

日程が合わない、開催場所へ行けないなど
セミナーに参加出来ない方は
ぜひこの音声を聞いて、
借金の真実を知ってください!

この事実を知っているだけで
救われる人はかなり多いはずです!

法律家が絶対に話さない借金の真実

<メルマガをご紹介下さい!>
本メルマガ「はじめちゃん通信」を
一人でも多くの方々に届けたいので
読者をご紹介下さい!

登録はコチラのページで出来ます!

<たちばなはじめのセミナー情報>

たちばなはじめが講演をします
セミナー情報はコチラに
随時アップしております!

http://www.stop-jikohasan.com/seminar/index.html

<たちばなはじめへのご相談>
借金問題の相談、
セミナー講師依頼など
たちばなはじめへの相談は
こちらよりお願いします!

http://goo.gl/N1Sa3m

※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

■━━━━━━━━━━━━━━━━■
発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ