神奈川県内にお住まいの40代女性、
A子さんからお電話頂きました。

「資金的に困っています。

”たちばなさんにご相談したら
どうにかしてくれる”

と伺いました。
ご相談に乗って欲しいのですが。」と。

「東京神田小川町に
お越し頂ければご相談に乗りますよ。
お金を貸す事はしませんが。」
とお返しすると、

「東京まで伺う
お金にも困っているんです。」
と答えるので、

「今夜、横浜でセミナーがあるので、
山下町マリンタワー脇の
MACでお目にかかりましょう。」
と答え、お目にかかりました。

A子さんのお悩みはこうです。

離婚経験があり、今は独身。

内縁の夫、
Bさんがいるが病床の身。

神奈川県内のグループホームで
療養生活を送っています。

BさんはWEBで
ある特殊なスキルを持っているが、
病気を理由にそのスキルを
A子さんに伝授しようと、
A子さんは横浜の自宅から
そのグループホームに通い、
勉強と看病に追われる毎日なんだとか。

A子さんは仕事をしておらず、
現在3年ほど生活保護を受けているとの事。

近々に、
そのスキルを行かして起業したいとの事。

しかしそのための資金の捻出が出来ず、
気が付いたら自分には
移動に困るくらいの
お金しか残っていなかったそうです。

そこで、
資金調達のサポートをお願いしたい、
という相談内容だったんです。

ワタシは答えました。

「生活保護を受けているか
いないかが第一の理由で、
融資の成否が決まる事は
ありませんが、
現在移動にも困っているという事は、
飲食もままならない、という事。

貸す側の心理としては、
そこで事業の融資を実行しても、
そのお金が純粋に
事業資金として使われる可能性は低いと、
考えざるを得ないでしょう。

貸す側に、
”この人になら貸しても良い!”
って思わせないと
融資は実行されません。

あなたはその真逆を行っている状況です。

どんなに腕の立つ
資金調達コンサルタントでも
難しいと思います。

また仮に借りられたとしても、
その貸し手先は、
まともではないでしょうし、
まともな金利ではないでしょう。

生活保護を
3年受け続けているとの事ですが、
私の感覚としては・・・
”3年も生活保護受けているの?”
と言う感覚です。

その間に、
何らかの生活再建策は
思い浮かばなかったのでしょうか?

ワタシが、
あなたに出来るアドバイスはただ一つ。

”仕事見つけて働いて下さい!”
って言う事です。

そこで生活保護を受けずに
生活の礎を築いて、
生活を安定させて下さい。

Bさんから勉強して、
Bさんの看病もしながら・・・・
と言う状況は、
いくらか同情の余地が
あろうかと思いますが、
日本国内でそういった状況で、
仕事を頑張って
生計を立てている方は
何人もいらっしゃると思います。

いかなる理由があるにせよ、
独立開業を志す者が、
生活資金の捻出が出来ず、
生活保護を受け続けて、
日常生活に困窮し、
融資を欲している、
と言う状況は普通ではありません。

率直に申し上げますが、
”甘ったれるな!”と申し上げたい心境です。

嫌な言い方をして申し訳ない。

でも本気でA子さんを慮ると、
その言い方しか私には思いつきません。」

たちばなはじめ、
「生活設計アドバイザー」開業です(笑)

過去のブログで書きました、
「case203遠くのマグロより近くのイワシ」
というメールマガジンです。

http://goo.gl/5CcBRU

置かれた環境は違いますが、
発想としてはこのメルマガと同じです。

A子さんは、ボロボロの船にのって
燃料が残りわずかな状態で
遠洋に出てマグロを釣りたい、
と言っています。

ワタシは燃料を十分に確保する為に、
近海でイワシを獲って、
遠洋に出られる為に
船を直しましょう、
と指導しているんですが・・・・・・

A子さんはてっとり早く
遠洋に出る為に、
人からカネを借りて、
生活保護を受けて、
いきなり遠洋に出ようとしているんです。

この発想に、
ワタシは心動かされませんし、
協力する気になりません。

A子さんと、
約80分ほどお話ししましたが、
仕事に就く、という事に対して、
ワタシに言います。

「なぜ、仕事ができないか?」
と言う理由を。

「どうすれば、仕事が出来るか?」
と言う発想に
なかなか変えられない様です。

我々としての協力は
限定的なものになり、
諦めて頂く事にしました。

その夜、A子さんの
内縁の夫のBさんから
電話を頂きました。

「A子から話しを伺いました。
ワタシの問題について
相談に乗って頂きたい。」と。

電話口で、
Bさんは現在の病床の身になる前に、
展開していた事業での借金が
数百万円ある、との事。

病気理由に、
収入がおぼつかない状況で、
返済に困っているとの事。

「別の方の
ご相談に乗っているので、手短に。

病床の身との事ですので、
私が現地に向かいます。

発生する交通費を
ご負担いただきますが、
その方が良いのでは?」と。

お目にかかる予定でしたが、
土壇場になり、
A子さんからキャンセルのお電話。

一連の、この話は終わりました。

正直言って、
この話が進まない事に、
少しホッとしました。

彼らの生活設計やビジネス設計が、
無謀過ぎるからです。

借金に困っている方の救済には
積極的に応じ、
可及的速やかに
救済の段取りを致しますが、
明らかに無謀な事業計画に融資をつけて、
あきらかに頓挫すると
分かっている内容で
それを救済する、という事には、
”大きなはばかり”を禁じ得ません。

下手をすると
詐欺行為になりかねませんしね。

「返済出来ないと
わかっている依頼人に
融資出来るように取り計らい、
それを返済しなくていいようにして、
収益を上げる。」
という事になりかねないのですから・・・・・・。

これ、ヤバいよね^^;。

少しモヤモヤした気分ですが、
明日と明後日の二日間で
9件のご相談を頂いております。

終わった話に、
いつまでも拘泥していては、
「自己破産させない屋」は務まりません。

頭を切り替えたいと思います。

自己破産しちゃいけない!
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内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ