人は、どんなところに
不信感を持つか解らないモノです。
そんな経験をしました。

北関東で飲食店を複数営む
経営者Dさんから
お問い合わせ頂きました。
60代男性です。

二か月ほど前に
当方のセミナーを聴講され、
その後数日経過してから
お電話下さったんです。

「たちばな先生の
ご意見やご指導を是非
頂戴したいと考えております!
妻と一緒に出向こうと思いますが
いかがでしょうか?」

随分丁寧な物言い。

必要以上に崇め奉られた気分に
多少戸惑いましたが、

「はい。承ります。
奥様と一緒にお出かけください。」

との事で、とある日に、
神田小川町の当社にお出ましを頂きました。

売上総額1億4千万円に対して、
負債総額は約1億円。

リスケは実行しておらず、
毎月元利返済が160万円ほどある状況。

「リスケを実行しようか
どうしようか迷っており、
銀行からの満足な回答が
得られるか不安が募る。」との事。

「銀行と交渉するから、
満足いく回答が得られないんです。

彼らは交渉が大嫌い。

交渉しないで、
Dさんが自分のしたい欲求を
100%満たしてみましょうよ。

どうせ銀行はもうDさんに
お金貸さないんだから、
そんな人たちにいちいち
お伺いを立てる必要は
無いんじゃないですか?

彼らからイロイロ提案が
出てくるかもしれません。

動かなければ困るのは彼らの方ですから。

我々が、Dさんのしたい欲求を
すべて満たして差し上げますよ。

セミナー聴いたでしょ?

あれをあの通りに
Dさんの会社に施して差し上げます。

無論国内法に基づいてです。

まずは、いの一番に
銀行口座にお金を残す事を止めて下さい。
全てはそこからです。」

と、お答えしました。

表情が明るくなるDさんの隣で、
引き続き不安そうな表情の奥様。

「そんな事、出来るんでしょうか?
公共料金含めた各種支払などは
どうすればいいんですか?」

いかにも帳面を預かっている
奥様からのご指摘。

ワタシから答えました。

「安心してください。
口座から引き落とし出来なければ、
ちゃんと請求書が来ます。

それから振り込んだっていいんですよ。
一か月くらい遅れたって、
なんにも起きません。

借入金の返済だって
銀行は3か月位は
待ってくれますから(笑)。」

そんなこんなをやり取りし、
Dさんからは満足そうな表情を頂き、
奥様にも一定の満足感を頂き、
翌週に資料を精査し、
本格的な救済案の提案をさせて頂く
段取りをしていたところ・・・・・・・

数日経ち、Dさんから再びメール。
内容はこういうものでした。

「たちばなさん、先日貴社を訪問し、
ビルの階ごとに表示される社名に
たちばなさんの会社の表記が
無かった事に不安感を感じました。

一応の為、貴社の謄本を取りましたら、
まだ新しい会社と知りました。

具体的な企業の救済実績を
記載願えませんか?」

数日前の別れ際に見た、
Dさんの満足そうな表情とは
裏腹の指摘でした。

「なるほどなぁ・・・
人はこういったところにも
不安感を感じるのかぁ・・・」などと、
思いつつ返信しました。

「ご指摘ありがとうございます。

ワタシが入居しているところは、
シェアオフィスであり、
そこの1室をお借りしている都合上、
エレベーターのテナント表示に
当社の名前が出ておりません。

新潟に事務員を一人雇っている以外は、
基本的に一人企業ですので、
広いオフィスや大きな会議室は
当方には必要ありません。

また新会社としては確かに
実績はまだ多くはございませんが、
その以前に前身の会社として、
横浜市内に
”合同会社エム・イー・ピー”
として、約二年間
同様の仕事をしておりました。

そちらでの実績は200社を超えております。

守秘義務の観点から、
イチイチ社名をあげて
お話しなど出来ようはずもありませんが、
実績としては手前味噌ながら
十分なものを持っていると
自負しております。

ただ、確かに疑おうと思えば、
幾らでも疑える話であったと思いますので、
キャンセルは随時お受けいたしますし、
コンサル料のお支払も、
契約前でしたら請求も致しません。

”逃げ道”はいくらでも
ご用意しております。
宜しくご検討下さい。」

その後キャンセルのお電話を
頂かなかったので、
先週再度の面談を行い、
契約に行きついたわけであります。

契約も件数をこなしますと、
どこか「流れ作業」に
陥ってしまうところがありますが、
このDさんの件は
ワタシのそういった「油断」を
戒めて下さる出来事でした。

Dさんは、借入金問題に加え、
もう一つ問題を抱えています。

Dさんがテナントとして
入居しているお店の一つに、
契約上の問題がある、との事。

その店は、毎月40万円ほどの
赤字を出し続けていました。

Dさんはすぐに撤退をしたいと
賃貸側に申し出ましたが、
「年間契約」を主張され、
仕方なく残りの10か月ほどは、
赤字を出しながら
営業しなければならない、との事。

「そんな理不尽な契約は無視しましょう!
”払わない”って言っているところから
無理やり徴収する事は不可能です。

敷金や礼金を賃貸側にくれてやりましょう。
それ以上賃貸側は何もできません。
無視。これで終わりです。

契約は大切ですが、
赤字企業が更に
赤字を広げる行為をしてまで、
契約守りますか?
優先順位を考えて下さい。

ワタシだったら賃貸側より
家族や従業員を優先します。
契約は無視します。」

近々に、勝手に退店して頂きます。
後々の対応は・・・・
モチロンこちらでご指導しますよ。

もう一つ、
契約に踊らされている企業がありました。

新潟県内のとある企業。

銀行出身の財務コンサルと、
月額35万円(!)で契約しているんだとか。

大した成果も生まず、
解約を申し出たが、
”契約書に解約事項の記載が無い”
として、そのコンサルの言いなりに、
毎月35万円を支払っているんだとか。

「そんな悪質コンサルは無視しましょう。
裁判沙汰になったら、
不利なのは先方ですよ。

無論、来月から
払わないでください。

相手方の無知を良い事に、
自分に有利な契約書を仕立てて、
いざそれが自分の思い通りに
ならないからと言って、
それで事を荒立てて、
困るのはあちら側ですよ。」

で終わり。

日本の勤勉な社会風土に潜む
弊害と言えます。

日本は異常に契約を重視する風土です。

日本の契約至上主義は異常です。

これがある以上、
日本の自殺率は下がらない。絶対に。

契約上の一方が、
契約上の義務を履行しない場合、
相手方が法律上の手続きを踏まずに
自分の力で
履行させようとすることは
”自力救済の禁止”と言って
法律で禁止されています。

契約は基本的に
双方で誠意を持って守りあう事で、
正常な経済活動が実行される事は、
百も承知ではございますが、
現在の日本経済社会においては、
”契約が絶対”と思いすぎです。

過度に契約を守ろうとしすぎです。

契約上義務を
履行できないくらいの事で、
何も死ぬことはないし、
家族を路頭に
迷わせる必要などないのです。

まして、
たかが借りた金の返済が厳しいくらいで、
身ぐるみはがされる事なんか
あり得ないんです。

だって・・・・
ワタシが身ぐるみはがされていないんですから。

「目に見えぬ”クサリ”でしばる」のが契約。

でも、目に見えないんだから、
必要以上に縛られる必要ないし、
これを守らないからと言って、
刑事上の罪は無い。

だから、優先順位を考えて
事業を遂行すればよいのですよ。

融資だって契約。

契約である以上
約束じゃあないんですよ。

裁判だけが解決手段ではない事も
付け加えます。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

<たちばなはじめセミナー音声>
たちばなはじめのセミナー
「法律家が絶対に話さない借金の真実」
が音声ファイルとして販売を
開始しました。

日程が合わない、開催場所へ行けないなど
セミナーに参加出来ない方は
ぜひこの音声を聞いて、
借金の真実を知ってください!

この事実を知っているだけで
救われる人はかなり多いはずです!

法律家が絶対に話さない借金の真実

<メルマガをご紹介下さい!>
本メルマガ「はじめちゃん通信」を
一人でも多くの方々に届けたいので
読者をご紹介下さい!

登録はコチラのページで出来ます!
https://goo.gl/0R5ryn

<たちばなはじめのセミナー情報>

たちばなはじめが講演をします
セミナー情報はコチラに
随時アップしております!

http://www.stop-jikohasan.com/seminar/index.html

<たちばなはじめへのご相談>
借金問題の相談、
セミナー講師依頼など
たちばなはじめへの相談は
こちらよりお願いします!
http://goo.gl/N1Sa3m

※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

■━━━━━━━━━━━━━━━━■
発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ