さて先々週の終わりごろに、
当社HPにお問い合わせを頂きました。

北関東地方で小売り店舗を展開する
会社の社長さんから。
40代後半の男性、Tさんです。

お問い合わせ頂いた
メールの文面からは、
精神的に切羽詰った
心情がつづられていました。

文章をここへ転載すると、
人物が特定されてしまう可能性を
否定できないので、主旨を記載します。

”コンビニエンスストアを経営しています。
2000万円の返済に関し、
業績悪化に伴い
銀行の態度が冷淡になりつつあり、
今後の事業に対して
希望を持ちにくくなっている。

固定費が高騰しており、
採算が非常に合わせにくくなっており、
今後事業を継続すべきか否かを
真剣に考えたい。

ご多忙を承知の上で、
たちばなさんのご指導を仰ぎたい

池袋でも小川町でも
どこでもお訪ねします。
宜しくお願いします”

との事。

”池袋”って書く時点で、
前々からのワタシの読者である事は
容易に判断できました(笑)

しかしワタシ・・・
自分を”多忙だ!”なんて言った事も
書いた事も無いんですけどね^^;。

ワタシを勝手に
忙しいって思っている人多いみたいですけど、
そうでもないですよ。

自宅でのOFFタイムも確保できているし、
食事する時間もある。
寝る時間だって確保出来ている。

こうやってメルマガを書く時間だってある。

「お問い合わせ有難うございます。
来週にでも小川町に
お出かけになりませんか?
月末で恐縮ですが。」と返信すると、

「こんなに早く
お目にかかれるなんて感激です。」
とのお応え。

ホントにワタシが
大忙しだって思っていらっしゃる。

一方で、
お心遣いを下さる方なんだなぁ・・・
って思いながら、
先週淡路町の交差点で待ち合わせして、
弊社にお越し頂きました。

「いつも欠かさず読んでいます。
かれこれ3回ほどを往復して
読み返しました。

たちばなさんのお仕事は
それなりに理解をしております。

今日は覚悟を持って、
しっかりとたちばなさんに
お世話になるスタンスで参りました!」
と、Tさん。

よほど今まで
精神的にシンドかったんだなぁ・・・・。

お気持ちお察ししながら
お悩みを伺いました。

直近の年商は約7億円。

国内大手コンビニエンスストアの
FC店を5店舗経営。

創業10年以上経過で、
今まで赤字決算は無し。

自宅を保有しており、
ローンの残債は2000万円程度。
リスケなし。延滞なし。

会社と個人を合わせて
事業の資金の借入総額は2000万円程度。
リスケなし。延滞なし。

ここ数年で光熱費が20%程度高騰し、
事業収支を大きく圧迫しており、
売り上げもやや減少傾向。

上記を踏まえ、
今後の事業展開に大きな不安を持っている、
との事でした。

しばらくお悩みを伺っていて、
ワタシの率直な感想は・・・・・
「???」でした。

売上規模に対して、
負債の規模が小さく、
まだまだ手を入れれば
我々の様な「最終手段」を使わなくても、
十分再生が可能だって思ったんです。

「このくらいの事業規模で
このくらいの負債規模なら、
銀行もまだ好意的に
相談に乗ってくれるでしょう?」
とワタシが訊くと、Tさんは答えました。

「ええ、追加の融資も
受けられると思いますし、
耳は傾けてくれるはずです。

しかし、借りたからと言って
返済が出来るかどうかは
極めて懐疑的です。

それがワタシは不安で不安で・・・・・・。

FC本部の部長にもにも言われました。

”こんなんでなんで悩んでいるの?
もっと大変なところいっぱいあるよ”
って。

本部からも応援の用意がある、
って言われましたが、
返済出来るか心配で心配で・・・・・。」

実直なTさんの人柄が伺えます。

ワタシの話す内容にも

「はい。それは書いてありまたね。
あ、それも・・・・拝読して
大いに驚いたものです。」

などとリアクション。

ワタシからアドバイスしました。

「Tさんが金融機関やFC本部に対して、
”お金を貸してほしい”と依頼して、
それを受けるか受けないかを
決済する権利はTさんにはありませんよね?

Tさんに決める権利がない事を
相手方が要請を受けて
お金を貸す事のリスクは
貸した側に問われるのです。

言い方は悪いですが、
”返したければ返せばいいし、
返せなければ返さなければいい”
という発想は、
法的には通ってしまうんです。

Tさんが、
”会社の先行きが不透明”
と思っていても、
貸す側が
”どうにか手を入れれば大丈夫”
と思うから貸すのであって、
いざ、返済が滞る環境にたったとしても、
その過失をTさん一人だけが、
一手に引き受ける必要なんかないし、
法律上でもその様に定義づけられています。

法的に誠実か不誠実かは
求められていないのですから、
Tさんが借りた金の返済の為に
全力を尽くす事は勿論大切ですが、
その成否がもし芳しいものでなくても、
過失は貸した側にも
キチンと問われるべきなんです。

だから、
客観的な今の会社の経営状況を話し、
これに関して
貸してくれる人がいれば借りればいいし、
その答えが「NO」というものだったら、
その時になってから、
返済を圧縮・停止する事を考えればいいですよ。

今、Tさんの会社の状況では、
我々が仕事をすべきではありません。

Tさんは、
コンビニエンスストアの
経営環境の情報を
自社の1つしか持っていませんが、
銀行は他のコンビニ経営者にも
融資しているでしょう?

FC本部だったらなおさら
その情報をもっているはずでしょう?

だったら、なおさら
追加融資や営業支援を
なおさら銀行やFC本部に要請すべきです。

客観的にみて、
7億円の売り上げを誇る経営者が
2000万円の借金で
経営に悩む環境は
あまり常識的とは言えません。

ただ、Tさんが非常に誠実で
生真面目な経営者である事は良く解りました。

ワタシから、
別のサービスをご紹介します。

概略は・・・・・・です。
ご検討下さい。」

文末の「・・・・・・」の所、
ある新しいサービスを始めたんです。

「小粒でも強い企業」を
目指して頂く為のサービスを。

「社長の窓口」って言います。

簡単に言うと、
【会社の顧問を請け負います。
月1万円から。】って言う事。

・起業
・資金調達
・販路売上拡大
・海外進出や海外取引
・財務強化
・M&A
・広報
・営業支援や営業代行
・Web戦略
・アフター5
・士業紹介サポート

上記にワタシのサポートを
”資金繰り支援”として盛り込み、
グループでチームとして
会社を定額でサポートしていくというもの。

メインの窓口は、
ワタシが東京で仕事をするようになってから、
ずーっと変わらず
ワタシの仕事も広報支援をして下さる、
大手金融出身の直接融資サポートの専門家。

ワタシもサブの窓口として、
「社長の窓口の窓口」を
させて頂く事になりました(笑)

上記のTさんの会社は・・・・・
資金調達サポートと
営業支援という観点で
サポートをさせて頂き、
手を尽くした後に・・・・
その時にワタシの仕事が必要になった時に
仕事をさせて頂く事に致しました。

Tさん、ワタシに仕事をしてもらう事を
心に決めておいで下さったのに、
「まだそこまでいかない。」
なんてワタシに言われたもんだから、
少々面喰っていたご様子。

熱心な読者なので、
たぶんこれも読んでいる・・・・
この場をお借りしてお詫びいたします<(_ _)>

まぁでも、別れ際に・・・
「良いお話しを頂きました。
心配していた妻も喜ぶと思います。」
と言って下さったから、
ご満足は頂いたと思っています。

そりゃ、ワタシが
この2000万円の負債を返済止めて
仕事すれば後々にお金になる事は
知っています。

でも、Tさんは返済圧縮するより、
他にやるべきことがある、って思ったんです。

会社の内容だってそんなに悪くない。
一時的に悪い方向に
向かっているだけかもしれない。

数か月後には回復するかもしれない。

まだまだTさんの会社は
自力での蘇生が可能だって
思うんだから仕方がない。

正直言って、ワタシのHPに
お問い合わせ下さる企業の中に、
「これ・・・オレが仕事していいのかなぁ?」
っていうケースは少なくないんです。

「もう少し自分で頑張ってみませんか?」
って言って、
お帰り頂いていた案件もあったんです。

いわゆる”取りこぼし”ってヤツです。

だって、
資金調達も営業代行もWEBも・・・・・
ぜーんぶワタシ専門外だから!

だからと言って、
「仲良いから・・・」って
知り合いの業者紹介して、
上手く行かなかったら、
その知り合いとの関係性だって
悪くなっちゃう。

依頼人にだって責任が取れない。

だから、キチンと組織だって、
サポートスキームを構築して、
こちらにもシバリを作ってみたら、
依頼人だって喜んでくれる・・・・・
って思って、
信頼できる方々の中から、
更に信頼できる方々を厳選して、
ワタシ含めて3名のサポートから
打ち合わせを重ねてっいってみました。

それでこの度出来たサービスが
「社長の窓口」です。

無論、たちばなはじめとしましては、
これまで通り・・・・・
「資金繰り支援コンサルタント・自己破産させない屋」
として頑張って参りますが、
ワタシのサービスよりも、
他のサービスをご利用頂く事によって、
より依頼人に利をもたらす事が
出来ると判断しましたら、
今後はバンバンと
「社長の窓口」サービスを
おススメしようと思っております。

ちなみに・・・・・
各サービス担当者の経歴、
ほんっとにスゴイですよ。

真面目のまじめ。
大マジメです!

”元多重債務者”なんて
悲しい経歴のコンサルタントは、
ワタシくらいのものです(泣)。

たちばなはじめ同様、
「社長の窓口」につきましても、
どうぞご注目を頂ければ幸いです。

コンサルティングサービスの
総合商社を目指して・・・・・・(^_^)v

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ