さて、ここ一か月で、
同じ様な環境で同じようなお悩み、
同じような欲求で
当方にアポイントを求めて来ました。

お一人目は、Tさん。

千葉県内の建築関連企業の3代目。
50代後半。

二億円弱の売り上げで
負債は約9000万円。

毎月200万円以上の返済実行中。
リスケなし。
自宅保有。
ローン残債なし。
会社保有の敷地内に会社あり。
借入金の9割方はマルホ。
代表者保証のみ。

お二人目は、Oさん。
栃木県内の工務店の4代目。
60代前半。

二億円弱の売り上げで
負債は約約1億円。

毎月170万円以上の返済実行中。
数年前にリスケ実行し、
現在は通常の約定。
自宅保有。
個人名義の敷地内に会社あり。
借入金の7割方がマルホ。
代表者保証のみ。

このお二人には、
もう二つ共通点がありました。

「奥様が大番頭さんである。」という事と、
「契約になった場合の
救済方法がほぼ同じである。」という事。

・無論破産なんかさせません。
・会社は続けて頂きます。
・家族に迷惑かけさせません。

返済を後回しにして、
事業としての再建を優先して
財政的に安定してから、
様子を見て返済を再開したければ
して頂くって言う事。

マルホ融資である以上、
銀行に迷惑はかけないのですから、
お二人のお悩みは
「既に解決している。」とも言えます。

我々はその後ろ盾になっているに
過ぎないんです。

でも、このお二人には
決定的な違いがありました。

Tさんは、ご契約。
救済に向けて動き出している、
という事。

Oさんは、
奥様の同意が得られなかった模様で、
現在もその後のご連絡を頂いていない、
という事。

お二人とワタシのそれぞれの
経緯をお話しします。

Tさんは、
神田小川町の当社会議室で
開催されたセミナーを聴講され、
その上で
「妻にもたちばなさんの話を聴かせたい。」
として、別の日程で
池袋で開催された当方のセミナーを
奥様と改めて聴講され、
個別面談に至りました。

奥様もセミナー前は、
ワタシに関して疑心暗鬼。

「本日は宜しくお願いします。
たちばなはじめです。」

とご挨拶申し上げても、
下を向いたまま
目を合わせてはくれませんでしたが、
セミナー終了後は、
旦那さんのTさんと揃って、
個別面談要請を頂き、
救済に向けて動いて頂く事になりました。

我々の救済手法に関して、
安全性と適法性と迅速性をご理解頂き、
ご夫婦の知識量が揃ったからだ、
と思っています。

一方でOさんは、
Tさんと同じ池袋でのセミナーに
お一人で参加され、
セミナー終了後に、
その場で

「栃木の当社に来て、
一緒に女房を説得して欲しい。」

という要請でした。

Oさんは、
ワタシのセミナーを聴いて、
すぐにでも救済を受けたい
意向である事は明らかでした。

しかし大番頭で事務長の
奥様への説明が上手く出来ません。

「自己破産させない屋?
資金繰りコンサルタント?
なに?
その怪しいコンサルタントってのは?
そんなウマい話わるわけないよ!」

と奥様に一笑に付されたとか。

要請を頂き、
栃木県内のOさんの会社に伺いました。

社長のOさんは
「遠くからありがとうございます。」
と丁寧に対応下さいますが、
奥様は出て来ません。

しばらくお話しをしていると、
奥様がコーヒーを
お持ちくださいましたが、
コーヒーを置くと、
奥様はその場を立ち去ろうとしました。

「ちょっと用事がありますので。」と。

「ちょ、ちょっと待って下さい。
ワタシもご主人の依頼を受けて
せっかく東京から来たんです。

交通費以外のお金は頂きませんし、
決して騙したりしませんから
ワタシの説明だけでも
聴いて下さいませんか?」

とお願いしました。

不承不承奥様はワタシの前に座りました。

明らかにワタシに対して
疑念を抱いているのは明らかです。

セミナーをやるわけには行かないので、
セミナーでの内容を踏まえ、
我々の手法や救済スケジュールの概略。

救済による会社の経済効果。
中期的戦略。
守るべきものの優先順位などをお話ししました。

少しばかり、
奥様のご様子が変わった様な気がしましたが、
結局奥様は最後まで
ワタシの方は見て下さいませんでした。

「ワタシは契約を急ぎません。

ただ急ぐべきはOさんご夫妻かと。

事業の再生に向けて進みだす手段が
ワタシでなくても良いです。

今、一番ご夫妻が
やってはいけない事は、
今のまま悩み続ける、
という事ですよ。」

と最後に申し上げ、
面談を終えました。

帰り際にに、
Oさんからはお見送りを受けましたが、
奥様はおいでになりませんでした。

最後までワタシは、
奥様の疑念を払拭出来ませんでした。

あれから約10日経過しました。

Oさんからはお電話がありません。
奥様への説得に失敗されたのではないかと。

Oさん自身は契約に
非常に前向きだっただけに、
我々にとっても、
先方にとっても残念な結果になりました。

ワタシの説明の仕方も
悪かったのかもしません。

実はご主人が思い直して
「たちばなはダメ!」と
思ったのかもしれない。

どんな形になったにせよ、
ワタシはOさんご夫妻の結論を尊重します。

まぁ、また時間が経過して
改めてお電話を頂く事も
結構ありますので、
他の案件を施しながら
Oさんからのお電話を待つことに致します。

似たような、
ほぼ同じような内容を
セミナーでも個別面談でも
お話ししているつもりですが、
経験上、
セミナーを聴講された後の方が、
依頼人が好意的にご相談くださいますし、
成約率も高いです。

成約になれば、
救済率は100%。

当たり前です。
返済を止めるんですから。

一方で、
個別面談が最初の面会になる方にも、
ご説明はしますが、
「改めてセミナーを聴講したい。」
と言う方も多いです。

訴求力が違う、
という事でしょうか??

この辺は、
聴講者に対してどのような作用が
生じているのかはワタシには解りません。

でも、夫唱婦随で
事業を展開している会社は、
やはり夫婦の知識量が
きちんと揃っていると、
救済についても
スムーズに進む事は経験上多いです。

今回、Tさんは夫婦の
知識量が揃ったので、
スムーズに救済は始まりました。

今回、Oさんは夫婦の
知識量が揃わなかったので、
救済開始には至りませんでした。

Tさんの会社は数か月以内に、
爆発的に資金繰りが改善され、
今年のお正月はきっとお酒が旨いはずです。

Oさんの会社は・・・・
今以上に傷口が広がらないように、
ただただお祈りするばかりです。

ワタシの名刺には、

「資金繰り改善の第一歩は
”知る”事から!」

と書いています。

5年前、
無知な小売業経営者だった
ワタシに知識と勇気を施してくれた
師匠の背中に教えられ、
現在この仕事をしていて、
強く思うからこそ
名刺に記載しているんですが、
改めてこの似たような環境の
二組のご夫婦に関わり、
改めて強くそう思った次第です。

自己破産しちゃいけない!
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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ