さて、先週の話なんですが、
各地を廻らせて頂きました。

東京で一件
浜松で二件
羽島で一件
名古屋で一件
福山で一件
京都で一件

一泊二日でこれだけ
廻れるもんですねぇ~(笑)

これに京都で
一件打ち合わせを追加したんです。
さすがに疲れました。

普段、移動なんて
苦にならないタイプなんですが、
今回ばかりはさすがに疲れましたわ(^_^;)

さて、首都圏でもそうですが、
地方ではそのニーズが
顕著に表れる傾向があるんです。

「家を手放したくない!」
って言うニーズ。

ワタシは日頃、セミナーで・・・・・

「担保物件手放せば、
全ての人間が無借金になれる!」

って言っているんです。

担保を手放せば
無借金になれるんだから・・・・・
破産っていらないんです。

これがワタシの知識。

だから、ワタシは堂々と
「自己破産させない屋」を
名乗っているんです。

もうすぐ6年になります(笑)

なぜ、担保物件を手放せば、
全ての人間が無借金になれるのか!?

このカラクリは、
ワタシは以前にメルマガで書いています。

【case210再考察・会計法】です。

ワタシは、
新潟の資産家の元ボンボンです。

2200坪の土地と商業店舗3棟と
建坪90坪の自宅を手放しました。
売却額が1億と少々でした。

ワタシが抱えていた借金は6億円。
これは資産を手放した時点で
立派な弁済行為なんです。

ですから、ワタシはそもそも
借金を踏み倒していないんです。

それを踏まえて・・・・・・。

”家を手放したくない!”って言う
依頼人のニーズなんですが、
そもそも依頼人が間違っている事があるんです。

大半の方に言えるんですが、
「そもそも、その家、
あなたの家じゃないでしょ!?」
って言う事。

40代や50代ソコソコで、
タップリ住宅ローン残して、
「オレの家」なんて言っている。

その家って・・・・
ローン会社や銀行の家ですからぁ!って事。

ローンの支払いが数か月滞れば、
あっという間に差押え。

これを自分の家と言っている事に
間違いがあるんです。

その後、裁判所の執行官と
不動産の鑑定士が
二か月後くらいにやってきて、
資産の値踏みをして売却して
売れるまで・・・・・早くても1年。

規模がデカイと2年くらいかかっちゃう。

売れるまで住んでいられるんだから、
1年2年先の住宅の心配はしなくていい。

また、この期間・・・・・
1年も2年もあるんだから、
家を買ってくれる人を探してもいいよね。

時間はいっぱいある。
どうしようどうしようじゃなくって、
やるべき事を冷静に粛々とやる。

その家を自分の意図する人間が
買ってくれたら、
その人が10年くらいで回収できるように、
家賃払えば住んでいられるよね?

「ずぅ・・・・っと住んでいたい!」
ですって!?

あなたの命はずぅっとじゃないんですよ。

家族が増えたり減ったりすることで、
住まいのニーズは大きく変わります。

また、お金が出来たり出来なかったりすることで、
住まいのニーズは大きく変わります。

なんでもかんでも、
早く結論を出したがる・・・・・・
日本人の悪いクセ。

”うやむや”ってすごく大事なんです。

住まいの取引条件も・・・・・・
債権者と”うやむや”にする事で、
結果的に債権者が
根を上げちゃう事って、多いんです。

だって・・・・・
法的に立場が強いのは、
債務者の方なんだから。

「明確な方針」って言うと、
格好はいいんだけど、
それって結果的に
自分の首を絞める事になるんです。

”うやむや”にする事って・・・・
本当に大切なんです。

先週のご相談頂いた件、
東京の件、浜松の件、
羽島の件、福山の件・・・・・
みーんな保有している資産が
担保になっていました。

もしくは担保になっていなくても、
当事者が負債を抱えているので、
実質的な担保になっていました。

「絶対に家をてばなしたくない!」

「子供が大きくなるまでは」

「両親が存命中の間は」

こんなニーズでした。

それまでの期間を、
”うやむや”にする事で、
結果的にその家に住んでいる事を
既成事実化してしまう事で、
「家を手放さない!」という環境が作れ、
抱えている負債が一掃できるんです。

また、こんな例もあるんです。

息子が「両親の為に」なって言っていても、
両親から
「実は、出来るなら新しい生活がしたい」
なんて思わぬニーズがあったりすることで、
ぜーんぶ手放して、返済を停止して、
新たな近隣の土地借りて商売を始めて、
資金が出来て、
新しいマンションを借りた、
なんて事も少なくありません。

築年数が新しくなって、
新しい家族構成に合った
家庭環境が出来る・・・・・。

これでみんな大喜び。

【所有と使用】って明確に違うんです。

もっと言うと、
金銭的に乏しい状態では、
保有している自宅は
「家は我々の虎の子!」と
主張している人が多いんだけど、
返済を停止して、
家に住み続けて、
仕事を続けて頂く事で
一定額の含み益が出ますよね。

その含み益を実際に
一年後とか二年後に手放してみた時に・・・・・
本当にその保有している家が
「虎の子」になっているかどうか???

家を保有している意義と言うのは、
その時の経済状態によって
大きく変わってくるんですよ。

だから、”うやむや”って大事なんです。

ワタシ、今でも負債ありますよ。

「元・多重債務者」って言っていますけど、
「現役・多重債務者」でもあるんです。

債権者は終わっていないって言うでしょう。
でもワタシは終わっている認識なんです。

でも、自宅あります。
妻の名義でね。

生命保険入っています。
被保険者がワタシで
契約者と受取人が妻。

昨年、車買いました。
新会社の名義で。

モチロン新会社で稼いだお金で買っているので、
前の負債とは関係ありません。

ワタシの所有物は一切ありません。

でも家もクルマも使えている。
ワタシが死ねば
妻と子供たちに一定額の保険金が入る。

債権者は、
これを差し押さえる事は出来ません。

妻は保証人じゃないから、
債権者がワタシが死んだことを機に、
妻に請求する事は
「第三者請求」って言って
法律違反なんです。

こんな一定の作業、
なんら難しい作業じゃない。

ただ、皆さん知識が足りないから
不安なんです。

ですから、我々がサポートする事で、
生活を守り、資金(財産)を守り、
家族や従業員を守るんです。

これも付け加えなければいけません。

銀行が実行する”融資”とは、
事業主に対する投資行為なんです。

「投資の失敗責任は自己責任」

なんですから、
皆さんは銀行から投資されたんです。

融資のお願いをしに行ったときに、
1%でも皆さんに
決裁権がありましたか?

完全なる0%だったはずです。

だから、おカネと言うのは、
貸した方が悪いんです。

彼らは断れるものを断らなかったんだから。

だからと言って、
金を返さなくていい、
っていうワケじゃないんです。

優先順位を考えて欲しいって
言っているんです。

皆さんの事業が
失敗してしまう事は不幸な事ですが、
その失敗で負ってしまった
負債の責任は銀行にあるんです。

それなのに、債務整理は、
借りた側が責任を負う行為だから、
「それはオカシイ!」
って言っているだけの話なんですよ。

最近、依頼人や依頼企業から、
こんなご相談を頂く事が増えました。

「支払いが滞っていた
取引先や銀行から訴えられた!」

っていうお悩み。

「訴えられたら、もう終わり!」
なんでしょうか?

訴える事は誰でもできるよね。
民事なんだから。

民事って、
要は「カネで解決しようぜ!」っていう主張。

お金が無い人間に
カネで解決しよう!ってかなり強引。

訴える企業にも決算がありますよね。

多くの企業が3月が決算だったりします。
上場企業だったら、
株主に対して説明の義務もある。

だから、その為に裁判起こすんだよね。
株主総会があるからね。

でも、訴えられた側も、
裁判所から訴状が届いたら、
必要以上に狼狽して、
ドタバタオロオロしちゃう。

反対だよね。
成り行きに任せちゃっていい。
モチロン、
入念な準備を重ねた上でですよ。

向こうが明確な正義を持っていると
思っているんだから、訴える。

議論したらこっちが不利。
だったら議論しなきゃいい。ウヤムヤ。

「議論しなくていいの!?」
って言う質問多いんですけど、
議論したら不利になるんですよ。

議論して、何か変わるの?
変わらないでしょ?

だったら電車に乗って
車に乗ってタクシーに乗って
裁判所に行くお金だって
勿体ないじゃない!?

民事は、勝った負けたじゃなくて、
お金の問題なんです。

裁判所は、
法的な決まりをつける事なのであって、
負けたところに対して
その債権を回収するところではありません。

こんな事もありました。

「2000万円出資した企業から、
一円も回収出来ないから、
詐欺で訴えようと思っています。」

って言うお話し。

詐欺が立証出来たら、
確かにその訴えた先を、
刑務所に送る事は出来るでしょう。

でも、2000万円回収しようと思ったら、
刑務所に送っちゃダメなんじゃない!?

働かせて2000万円の一部でも
回収しようって思わないの??

目的と手段が大きく乖離していますよね。

刑事と民事の違いって重要なんです。
刑事はウヤムヤに出来ません。

民事はウヤムヤが肝要です。
「示談が成立」なんてのも、
究極のウヤムヤだよね。

”明確な指針”もいいでしょう。
”歯切れの良さ”もいいでしょう。

でも、
いざネガティブな状態に
なってしまった時に・・・・・・
”うやむや”も大事なんですよ。

それで、家族が、従業員が、
仕事が守れるんです。

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発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ