先日名古屋で、朝から個別面談をしておりました。

三週間前に大阪で
おしゃべりをさせて頂いた時の
聴講者のお一人に、
名古屋からの聴講者が
いらっしゃいました。

Mさんです。
Mさんは保険屋さん。

「名古屋の保険のお客様で
お困りの方がいらっしゃいます。
名古屋へのご訪問予定はありますか?」

とお問い合わせを頂き、
名古屋セミナーの日程をお教えし、
翌朝一番で時間を取ったんです。

名古屋駅からタクシーで
1000円ほどのところに、
Mさんのオフィスはありました。

そこの面談ブースで
お二人にお目にかかったんです。

AさんとBさん。
お二人とも60代男性。

お二人に、
ワタシの仕事の概略を
10分ほどでお話して、

「じゃ、ご相談に乗りますんで、
おひとりずつお話伺います。

まずはAさんから。
Bさんはしばらく別室で
お待ちくださいね。」

という段取りを経て、
まずはAさんから。

Aさんの会社は、
測量や設計管理などを
生業とする会社。

数千万円の負債があり、
担保設定されているものはありません。

保証協会付きだったり、
公的金融機関の無担保融資だったり。

リスケをしてはいるものの、
利息設定が高く、
それでも毎月40万円ほどの
元利返済に苦しんでおり、
頑張って利益を出せば、
返済の増額を要請されている状況。

Aさんは自宅を保有しています。

ローンがたっぷり残っており、
毎月23万円の元利返済をあと
18年続けなければいけない状況でした。

ローンが終わるころには、
Aさんは80歳をゆうに超える状況。

「Aさん、
自宅はローンが残っている状況では
あなたの家とは言えません。

会計法で、
”無担保状態の不良債権は
期中で損金計上”が
金融機関に義務付けられているので、
家を債権者に
差し押さえさせることで、
代物弁済が成立するので、
借金問題からは解放されます。

差し押さえさせることで、
玄関前にチェーンなんか張られませんし、
赤い札も貼られません。

すべては今までの生活と同じ。

一時競売の一括競売で
スムーズに売れたとしても、
それまでは住んでいられる。

売れなきゃずっと住んでいられる。

その間に借金問題を考えずに、
本業に集中して頂き、
毎月40万円の返済は停止。

一年後には数百万円の
資金が出来るはずです。

それでその家を賃貸で
住んでも生活は同じ。

住宅ローンとして支払うより、
賃借料として支払ったほうが安いし、
固定資産税も払わなくてよい。

損はありません。

90近いお母さんにも
引っ越しを強いることもない。
生活は同じ。

失礼ながら、
お母さんが亡くなった後に、
夫婦二人で新しいマンションに
住んで心機一転スタート!
なんていう人は、
この世にゴマンといます。

不動産投資家ではないのだから、
そういうこだわりを捨てるだけで、
数千万円の負債を一掃できます。

これは法律の裏ワザではありません。
本流中の本流です。」

Aさんに対して
こんなアドバイスをしました。

事前にワタシに関する情報を
持ち合わせていなかったAさん。

「そんな事、すぐには決められない。
話の内容は解ったから、
家族で検討する。」

との事。

失礼ながら、
我々の提案は経営者や当該人の年齢が
60を超えると、
ガクリと成約率が下がります。

思考能力が硬直化するからです。

これまでの人生経験や
経営者経験の中で培った知識の外に
我々の提案があるからでしょう。

「おそらく、Aさんは動かないな・・・・」

などと、頭の片隅で思いながら、
Aさんとの面談を終えました。

続いてBさん。

Bさんは、以前まで、
不動産や投資を絡めた経営コンサルタント。

一時は相当な財を成したそうで、
その時の思い出を懐かしそうに話し始めました。

しかし、ある投資案件で、
Bさん自身が騙されたことや、
トラブルなどもあり
大損をしてしまった事で、
経営が頓挫。

現在、弁護士を絡めて破産を協議中。

家族の了解も得ており、
破産費用も弁護士に支払済み。

Bさんは、保有資産もすべて手放し、
正にいつでも破産準備OK、
という状況でした。

Bさんは、
事業を継続する意思もなく、
年金生活の準備をしているとの事で、
早く破産して
楽になることを望んでいる様子。

「ご本人が破産を望んでいるし、
ご家族もそれに同意しているのでしたら、
我々はどうこう言いません。

しかし、費用も弁護士に
支払済で資産をすべて手放し、
仕事も続けていく気が無いのに、
失礼ながら、
なんでさっさと破産しないんですか?」

とワタシがBさんに訊くと、
Bさんは意外なことを話し始めました。

「先ほど、たちばなさんが
私の前に相談を受けたAが、
私の負債の一部で保証人になっている。」

というものでした。

Bさんは、親友であるAさんに
迷惑をかけたくない、
との事で破産申請に躊躇をしていました。

Aさんには資産が、
つまり「取られるもの」があります。

ローンが残ってはいるものの、
自宅が取られるものです。

Bさんは、自身が借金苦から
逃れるためにしようとする行為によって、
Aさんの生活やAさんの家を奪ってしまうことが、
最大のネックになっている、
との事で破産を躊躇していたんです。

前段のAさんとの面談で、
事業を復活させるために、
自宅へのこだわりを捨てて頂く事を
お勧めしたワタシ。

それは、Aさんに事業を継続して頂き、
収入を確保頂きながら、
自身の会社の負債を
一掃させるための手段として
Aさんにお勧めしたんですが、
Bさんのお話を伺う事で、
Aさんには自宅へのこだわりを
捨てて頂くことで、
もう一つの目的が達成されるんです。

Bさんのスムーズな破産をサポートできる、
という事です。

繰り返しますが、
Aさんに自宅へのこだわりを
捨てて頂くことと、
自宅を出て行って頂くことは
イコールではありません。

所有していなくても、
自宅の使用は出来るからです。

「オレの家をローン払って住み続ける。」
という考え方から、
「第三者の所有者に対して
賃借料を払って住み続ける。」
という考え方にシフトして頂く、
という事。

Aさんの生活は全く変わりません。
もちろん奥さんもお母さんも。

所有と使用の違いについての詳細は、
「case293所有と使用」の件、
をお読みください。

これを決断する事で、
Aさんは自身の会社の負債を
一掃しながら事業を継続し、
Bさんのスムーズな破産を
サポートする事が出来るんです。

ワタシは個人的に、
Bさんの破産は必要はないと思いますが、
Bさんには疲労の色がありあり。
Bさんは破産を望んでいる以上、
それを否定する気にはなりませんでした。

一応、我々の仕事の内容や情報は、
一通りご説明しましたが、
Bさんの表情は変わりませんでした。

それはBさんの
意思の表れと解釈しました。

Bさんの面談を終え、
再度Aさんにお声掛けし、
三社面談。

Aさんの事業の状況や
負債からの脱却法の概要を
Bさんに対して説明しました。

Bさんの負債状況や
弁護士との破産申請の進捗状況や
長い付き合いであるAさんに
迷惑をかけたくないという思いを
Aさんに対して説明しました。

「Aさん、先ほどワタシは、
事業を継続しながら、
資金繰りを改善させるための術として、
”自宅に対するこだわり”を
捨てて頂く事を提案しましたが、
Bさんのお話を伺って、
Bさんのスムーズな破産の為にも、
その措置が重要であることがわかりました。

心情的には違うかもしれませんが、
法的にはむやみに
保証人になってしまった側に
過失があるとされます。

ですから、ここは
”ハンコを押してしまった
自分に過失がある”と考えて、
自宅のこだわりを捨てて頂くことを
更にご検討いただく必要がありますので、
念を押させていただきます。

”自分の事業と自分の家族と
Bさんの今後を守るために・・・・・”
という事です。」

すると、Aさんは深く頷き、
「家族と検討する」とおっしゃいました。

Aさんは、紹介者のMさんの
突然の提案によって、とある日の朝に、
たちばなはじめなる人物に
怪しげな提案を勧められ、
いきなりの人生の岐路に立たされてしまいました。

でも、Aさんの事業継続も苦しい状況。

Bさんはさらに苦しい状況で、
ゆっくりと熟慮を重ねている
時間はありません。

決断力が下がってしまう
60代の経営者ではありますが、
何とか、決断頂きたく思いつつ、
その面談場所を後にしました。

この段階で、AさんやBさんに対して、
ワタシが出来ることは終了しました。

紹介者のMさんの助言などによって、
Aさんが決断できれば、
我々はすぐに動きます。

Aさんからの連絡を待ちながら、
メルマガをしたためております。

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

<たちばなはじめセミナー音声>
たちばなはじめのセミナー
「法律家が絶対に話さない借金の真実」
を音声ファイルとして販売中です!

日程が合わない、開催場所へ行けないなど
セミナーに参加出来ない方は
ぜひこの音声を聞いて、
借金の真実を知ってください!

この事実を知っているだけで
救われる人はかなり多いはずです!

法律家が絶対に話さない借金の真実

<メルマガをご紹介下さい!>
本メルマガ「はじめちゃん通信」を
一人でも多くの方々に届けたいので
読者をご紹介下さい!

登録はコチラのページで出来ます!
https://goo.gl/0R5ryn

<たちばなはじめのセミナー情報>

たちばなはじめが講演をします
セミナー情報はコチラに
随時アップしております!

http://www.stop-jikohasan.com/seminar/index.html

<たちばなはじめへのご相談>
借金問題の相談、
セミナー講師依頼など
たちばなはじめへの相談は
こちらよりお願いします!

http://goo.gl/N1Sa3m

※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

■━━━━━━━━━━━━━━━━■
発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ

メルマガ解除はコチラよりお願いします。

http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail###

※ワンクリックするだけで配信解除ができます