今年の3月頃、
まだ寒い東京神田の当社事務所に、
四国のとある県からの
ご相談者がお訪ね下さいました。

Yさん。50代男性。
小売業を営んでいます。

Yさんは世襲経営者。
2代目です。
亡父の後を継いで社長になり、14年目。

先代のお父様が
借金をすべて片付けた上で、
Yさんが世襲されたとの事で、
Yさんは無借金経営者として
事業家人生をスタートされたんです。

店舗や土地もすべて相続しました。

Yさんの事業家人生のスタートは
順調そのものでした。

銀行からの融資の話も
ひっきりなしに来ていたそうです。

でもYさんは、
しばらくの間は融資話を断り続けていたとの事。

自称、
「そもそも、そんなに背伸びも
無理もしない性格」との事でして、
当時の借金らしい借金と言えば、
自身の住宅ローン程度でした。

8年前に、若いころに
地元で仲良くしていた友人から
連絡があったそうです。

その友人は地元を離れ、
東京で事業を行っていた人物。

久しぶりの帰省の際にYさんに連絡をし、
25年ぶりの再会を果たし、
旧交を温めたんだそうです。

そこでその後友人は、
折に触れYさんと接触する様になり、
しばらくしてYさんに
共同事業の提案をします。

そしてYさんは、
しばらくの検討や打ち合わせを経て、
その事業話に乗りました。

代表者はYさん、
取締役として友人が置かれ、
会社を設立。

2500万円ほどの借入をし、
二人が保証人として設定され、
融資は実行されました。

初めの3年程度は、
計画はやや下回るものの、
採算を合っており、
順調といえば順調。

Yさんがメインで取り組み、
友人は東京の本業をしながら
四国と東京を行ったり来たりしながら
サポート、という状態でした。

しばらくして、
友人が持ってきた客先の
売掛金の回収についてトラブルが発生。

Yさんは事業主として、
客先の紹介者である友人に
トラブルの解消について協力を求めるが、
上手くいかず・・・・・・。

それをキッカケに、
Yさんと友人の人間関係が粗悪になり、
役員を外す外さない。
給料払う払わない。等々で
揉めに揉め・・・・・・
とうとう友人とYさんは
音信不通になってしまいました。

友人がいなくなった後、
事業は下降線をたどり、
のちに赤字に転落。

1600万円ほどの負債が
残ってしまいました。

本業の方もその後下降線。
借金を3000万円ほど
抱えるようになっていました。

合計で4600万円の負債。

友人とは音信不通。

打ちひしがれたYさんは、
事業をたたむことを決意します。

3000万円ほどの評価の資産を売却し、
残った負債については、
手元に千数百万円の資金が残せる
状況のウチに事業をたたみ弁済をして、
破産を避けようと思ったんです。

住宅を残そうと思ったんです。

ところが銀行は、弁済した金額を
すべて事業融資とその利息に充当し、
住宅ローンについては
「まるまる残っている」という見解をYさんに告げ、
Yさんは大きく狼狽します。

大阪のとある債務整理の
専門家を謳う法律家に相談したところ、
「自宅を諦め、破産をしたほうがよい。」と。

Yさんは、”破産を避けたい”という欲求と
”自宅を残したい”という欲求を持ち、
一縷の望みを持ちながら、
四国のとある街から大阪に訪ねたのですが、
その法律家は、
Yさんの2つの欲求を一切無視し、
破産を勧めたんです。

Yさんには20台前半の娘さんが二人。
お二人とも嫁入り前。

娘たちの将来の為にも、
破産をする事は娘たちが不憫だと考えていたのに。

Yさんは、その法律家に相談したその後、
別件で打ち合わせをする為に、
大阪にいる商売仲間と会い、
打ち合わせをしてから、
自嘲気味に資金難の悩みを打ち明けたところ、
その事業仲間が、
1年ほど前にワタシのセミナーを
都内で聴講しており、

「東京に、たちばなはじめとかいう
ヤツがいて、彼の話を聴いた。」

と話し・・・・・
Yさんとワタシがつながったのが
今年の2月だった、というワケです。

Yさんは精神的に参っていました。
疲れ切っていました。

子どもたちの為に、破産をしたくない。
妻の為に、家を残してやりたい。

って考えていたし、
その為の資金を用意していたはずだったのに・・・・・。

銀行は一切のYさんの主張を排除し、
自身の利益を主張したワケですから、
Yさんが参るのも無理はない。

初対面のワタシの前でも、
Yさんは涙を流し続けました。

ワタシからのアドバイスは、一つ。
《民法第488条 弁済の充当の指定》
です。

「銀行が、自らの意思や都合で
債務者の意思に反して、
債権者に優先的に弁済を充当することは
法的にできません。

ところが、債務者側が自らの権利である、
この法律を主張しないので、
債権者である銀行が、
テキトーで横暴な回収をするんです。

これも、
法律家で知っている人はいるでしょうが、
銀行に楯突くのが嫌なのか、
さっさと債務整理で終わらせたいのか、
本心は解らないが、
こういう主張をする事で、
債務者を救済出来る、
という発想にはならないようです。

我々は、弁護士ではないので
代理人行為は出来ませんから、
まずはYさんが自らこの法律を主張して
銀行の主張が間違いであることを
話されてはいかがでしょうか?

そのうえで、
銀行が強硬な立場を主張されるようなら、
舞台を法廷に移せば、
Yさんは優位に立てますよね。

ただ、弁護士さん中には、
”判例・前例がない”とか言って、
破産を勧めるケースが経験上多いので、
選定には慎重にも慎重を重ねられますように。」

こんなところでした。

Yさんは、

「そんな法律があるの知らんかった。
弁護士はこの法律を知らんの??」

とワタシに訊き、
表情は次第に紅潮していきます。

ワタシは

「それはワタシにはわかりません。
ただ、知らなかったにしても失格。

知っていて教えなかったにしても失格ですね。

相談者からお金を貰って
相談に乗っている以上は、
どちらにしても失格でしょう。

だから、ワタシは借金問題で、
そういう方々に相談してはいけない!
って言っているんです。」

もともと快活な性格のYさん。

ワタシとの140分の面談を終え、
その日のうちに四国へ
帰ろうとしていた予定を変更し、
「今日はイイ日じゃ!」と言って、
都内宿泊を決定。

ワタシと都内で夜の街に流れました(笑)

元々Yさんは、
無一文の状態ではないからね。

お酒を頂きながら、
Yさんは言いました。

「たちばなさん、
あんたワシから2000円しか取らんけど、
みんなにそんな事しとるんか?
商売大丈夫か?」と。

「契約すれば報酬は受けますけど、
Yさんは契約の必要が無いから、
頂けませんね。

払ってくれるなら、
10万でも100万でも頂きますけど?」

などと言って、二人で大笑い。

池袋へのホテルへの帰りは午前様になりました。

3か月ほど経過した先日、
久しぶりにYさんからお電話。

「弁護士を決め、裁判が始まった。」と。

「きっとうまくいくでしょう。
Yさんは法律通りの主張しているんだから。」

とワタシ。

その翌日、
Yさんからワタシに現金書留が届きました。

あわててワタシが電話すると、

「ウチの会社名で領収証を送ってくれ。
それだけ。」

と言って電話は切れました。

Yさんのご厚意に胸が熱くなり、
ありがたく頂戴する事にしました。

ワタシが東京で仕事をするようになって、
4年8か月が経過しました。

お金のトラブルで
悩みを受けているワケですが、
その全てのお金のトラブルのキッカケは、
人間のトラブルから始まっています。

ワタシの亡父も、
小売業の商売で仲の良かった親戚と
手を組んで合弁会社を
作ったことがありましたが、
数年もたずに関係が悪化。

4年半前に親父が亡くなった時に、
その相手だった親戚は、
他の親戚に香典を預け
自ら弔問には来ませんでした。

ワタシは今もその親戚が嫌いですし、
2度と顔を合わせたくありません。
先方もきっとそうでしょう。

親友や親戚、
時には親子や兄弟であっても、
お金が絡むと、
良好な関係性を維持するのは
大変に難しくなります。

商売にせよ、投資等の運用にせよ、
利回りが低下と比例するように人間関係も低下します。

【いざ、という時に。
お金に困ってしまった時に、
親戚や親友ほど当てにならないものはない!】

それを身をもって
体感した人生を送ってきた、
たちばなはじめは、
東京でもゼッタイに
合弁や合併などを考えません。

一人くらいお手伝いしてくれる
スタッフがいてもいいかなぁ・・・
と考えなくもないですが、
組織を大きくして、
大きな事務所を構えようとは思いません。

ワタシは、以前商っていた小売業で
人を使う事に疲れましたから。

基本的には、
この仕事は今後もしばらく一人で続けて参ります。

ここについては、
ワタシの主観が大きいので、
反対意見があっても良いとは思います。

しかしワタシは、
このニッチでマイナーな
ビジネスの主旨について理解し、
共感して下さった国内各地の方々と
提携することは、
今後も積極的に取り組んでまいります。

「借入金に関する法律の”ホント”の事」
の情報の拡散に向けて!

自己破産しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!

<たちばなはじめセミナー音声>
たちばなはじめのセミナー
「法律家が絶対に話さない借金の真実」
を音声ファイルとして販売中です!

日程が合わない、開催場所へ行けないなど
セミナーに参加出来ない方は
ぜひこの音声を聞いて、
借金の真実を知ってください!

この事実を知っているだけで
救われる人はかなり多いはずです!

法律家が絶対に話さない借金の真実

<メルマガをご紹介下さい!>
本メルマガ「はじめちゃん通信」を
一人でも多くの方々に届けたいので
読者をご紹介下さい!

登録はコチラのページで出来ます!
https://goo.gl/0R5ryn

<たちばなはじめのセミナー情報>

たちばなはじめが講演をします
セミナー情報はコチラに
随時アップしております!

http://www.stop-jikohasan.com/seminar/index.html

<たちばなはじめへのご相談>
借金問題の相談、
セミナー講師依頼など
たちばなはじめへの相談は
こちらよりお願いします!

http://goo.gl/N1Sa3m

※全件たちばなはじめが読みますが、
内容によっては返信をしないことも
ありますのでご容赦下さい。

■━━━━━━━━━━━━━━━━■
発行者:株式会社MEPたちばな総研
筆者:たちばなはじめ